Textbook Review

英語総合問題集 TREASURE HUNT

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この教材のスペック(要点)

採択・併用を検討する前に押さえたい基本情報です。各値は付与済みのタグ(出版社・学年・技能・レベル等)に基づきます。

英語総合問題集 TREASURE HUNT

出版社 いいずな書店
学年 高校
対象 高校生
種別 問題集
  • 対象: 高校生
  • 技能: 長文読解・文法・英作文・語彙・イディオム・リスニング(スピーキング以外の3技能を1ユニットで扱う)
  • 種別: 総合問題集(出版社: いいずな書店)
  • 向く狙い: 習熟度に幅のあるクラスで3技能をバランスよく演習する。実践レポートでは英検3級〜2級程度の生徒が中心の選択科目で使用

英語総合問題集 TREASURE HUNTとはどんな教材か

出版社の紹介文によると、長文読解・文法・英作文・語い・イディオム・リスニングの5分野に加え、英語で考える力を磨く総合的な設問「VARIOUS QUESTIONS」を用意した総合問題集です。提出用ノートには各課READINGの英文を読み解くコツを解説する「読解のポイント」があり、応用読解問題「Try」ではそのコツを意識して英文を読む練習ができます。

付属品は、解答解説書(冊子/バラ)、音声再生アプリ「いいずなボイス」、提出用ノート、指導用CD-ROMです。

1ユニットの構成(実践レポートより)

実践レポートを寄せた都内私立高校のY先生によると、1ユニットは見開き2ページ×2(全4ページ)で、次の順に並んでいます。

  1. 本文と、その反対側のページに本文に対する読解問題
  2. 文法問題を中心に、簡単な解説とその文法を用いたライティング問題
  3. Various Questions: イディオムやクロスワード形式のクイズ。その下にリスニング学習用のQRコードがあり、音声を使った学習ができる

Y先生は、提出用ノートは本文の内容を復習する追加問題集で、ブックレット形式なのでテキストに直接書き込まずに学習でき、テキストを繰り返し使いたい場合に便利だと述べています。提出用ノートにはディクテーションの練習・テストに使える音声テキストや、読解のポイントの解説とそれを意識して読む実践問題もあります。本テキストは15ユニット構成です。

現場で迷うポイント——どんなクラスに向き、どんな場合は別の選択か

向いているクラス: Y先生は、幅広い学力層に対応したシリーズだが、グレード3であれば英語に苦手意識を持っている生徒に向いていると述べています。総合的な問題集なので、どこから勉強に手を付けていいかわからないと感じている生徒にも適切ではないか、とのことです。

別の選択になる場合: 英検準1級などに挑戦できるハイレベルな学習を期待する生徒は、さらにレベルの高い教材を選択した方がいいかもしれない、と述べています。

困ったところ: 本文でグラフや特定の広告を扱うユニットがあるため、差し替えしやすい資料(グラフや広告のダミー)や別問題があるとさらに使い勝手が上がる、という要望が挙がっています。

分量: ボリュームのあるテキストなので、選択授業で時間数が少ない場合は全ユニットを扱えません。後述のように授業と宿題に振り分ける前提で計画する必要があります。

授業での使い方——導入・展開・宿題への組み込み

導入の経緯

Y先生の学校では、高校2年生の選択科目「英語演習」で使用しています。選択者は全体で25名程度で、さらに習熟度でクラスを分けて授業を行っています。生徒の学力は英検でいうと3級〜2級程度、関東圏の私立大学の受験を目標とする生徒が中心です。学力にばらつきがあるため、同シリーズで難易度が分かれている教材を探していたことが背景にあります。選定の最大の理由は、リーディング・グラマー・ライティング・リスニング・クイズ形式の問題をバランスよく1ユニットに収めた構成です。本文のテーマが生徒の興味を引き、考えるきっかけになる内容が多い点も挙げています。

進め方

  • 奇数ユニットを授業で扱い、偶数ユニットを宿題として取り組ませる。他の教材と並行して半期で終えるイメージ。
  • ユニットの構成が統一されているため、慣れれば生徒が自習する際にも、どのように調べ、どのように学習を進めるのかわかりやすい。
  • 授業では生徒が自分で問題を解いた後、グループワークで学び合いをさせて定着率を高める。
  • 本文の新出単語をピックアップして単語の小テストを行い、付属の教員用データから文法や読解の小テストも行う。頻度は週1回を目安、内容は授業の進度や生徒の様子を見ながら臨機応変に決める。

使ってみた結果

生徒からは本文の内容が面白いという反応が多数あり、クロスワードなどクイズ形式の問題が出題されたときは特に反応が良く、英語の苦手な生徒も楽しんで取り組めたとのことです。「この単語、『TREASURE HUNT』で見たことある」という生徒の反応も見られ、真面目に取り組んでいる生徒には学習内容の定着向上に一定の効果があるかもしれない、とY先生は述べています。詳細は先生の実践レポートをご覧ください。

編集部からひとこと

英語を読み解く力をつける,ベストセラー総合問題集

この教材の先生の実践レポート(全 1 件)

都内私立高校 Y先生

スピーキングを除く3技能を網羅的かつ前向きに学習できるカバー範囲の広さが最大の魅力。生徒が取り組みやすい、総合的な問題集

やはり生徒たちが前向きに取り組みやすい工夫がされている点です。 クロスワードなどのクイズ形式の問題が出題された時は特に反応が良かったです。 英語の苦手な生徒も楽しんで取り組むことができる点は非常に大きなメリットだと感じます。

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