Field Report

エイゴラボ

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この実践レポートを書いた先生

匿名先生

中国地方 私立中学校

中学1年生担任

Q. 良かったところ

文法をしっかり押さえて、英文を組み立てる力を付けるよう、基礎から発展問題まで扱われている。文法が教科書で習った順に出てくる部分もあれば、ランダムに出てくる部分もあり、反復練習が何度もできる。内容はいっぱい詰まっているが、字も大きく、絵もたくさん入っていて、レイアウトが見やすいので、生徒にとって取り組みやすい。教員が見て「字が多いな」と感じる教材は、生徒にとってはもっと抵抗感があると思うので、教員自身も見やすい教材を選ぶようにしている。

Q. 困ったところや改善してほしいところ

付属の回答集「ミニラボ」の音声用QRコードが、小さいせいか、リーダーで読み取るときに反応が悪い。
HPから単語テストをダウンロードできるようになっているが、現状はそのまま使うデータしかないため、クラスのレベルに合わせて作り直しが必要なときもある。教員がアレンジできるようなテスト問題のデータがあると助かる。

Q. 導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

本校中学には、「特別進学コース・選抜プログラム(最難関国公立大・医歯学系)」・「特別進学コース・標準プログラム(国公立・難関私大)」・「進学コース(本校系列大学・その他私大)」の3つのクラスがある。これまでも副教材として各コースのレベルに合った問題集を活用していたが、今年度(令和3年度)から中学の教科書が改訂になったため、ワークも変更した。私は今年度から中学担当になったため、選考の場には立ち会っていないが、長年教えている教員の勧めで本教材に決定した。
本教材は、基本的な内容から発展的な内容まで幅広く扱われており、すべてのコースで共通して使える。また、各コースで併用している他の問題集との難易度のバランスも良い。
例えば、特進コースでは、すべてのコースで使用している検定教科書「Sunshine」に加え、「New Treasure」の教科書を副読本として扱い、付属の「New Treasure」問題集と本教材を併用している。本教材は「New Treasure」より少し難易度が低いので、生徒が自力で演習問題をある程度こなせる達成感がある。

Q. 実際の使い方 (どこを、どの程度のペースで等)

各ユニットの構成は見開き4ページで、まず最初に文法の解説があり、その後Step1~Step3の3つのセクションで構成されている。Step1「イメージする」は、その文法表現が使われている文章と挿絵を見て、文法の使われ方をイメージするためのセクション。Step2「練習する」というセクションには1ページ分の練習問題が載せられている。Step3「使ってみる」は、実際に文法表現を使って英作文を作ってみるセクションとなっている。
本教材は、基本的には自学用に用いている。ただ、進学コースには、中1で初めて英語に触れる生徒もおり、英検5級を受ける前のレベルなので、自力ではできない生徒も多い。そのため、「練習する」の部分は復習のために宿題で行わせるが、「使ってみる」の部分は、できるところはひとまず宿題でやって来るよう指導し、分からないところは次の授業で解説しながら扱う。特進コースでは、完全に自宅学習用に用いており、宿題として提出させ、チェックを行う。
付属の回答集「ミニラボ」には、単語帳も付いているので、それを活用して、いずれのコースでも単語テストを行っている。教科書の1レッスンにつき大体2回、対応する範囲を指定して、単語15個くらいずつ覚えさせ、そのうち10問をテストに出す。問題形式は、文科省の規定に沿って、書かせる単語は英語で書かせ、読ませる単語は日本語の意味を書かせる形式で出題する。

Q. 使ってみた結果

まだ1学期間しか使っていないので、明らかな成果は分からない。しかし、単語だけを覚えても実践では使えないので、例文の中での使われ方と一緒に覚えられる点は良い。
反復練習的な内容が多いので、教科書で先取りして習った文法項目を、後で自分のペースで学習できる。特進コースで併用しているもう一つのワーク「New Treasure」の問題集は、レベルがもう少し難しく、自力だけではなかなかできない。それに対し、本教材は特進コースのレベルなら自学で十分行える。生徒からも「New Treasureとは違って、自力ですらすらできる」という声がある。

Q. 利用が向いていると思われる学校・クラス・生徒

基礎から発展まで含まれているので、どのレベルでも使い勝手は良い。

Q. 個人的にあまり合わないと思う学校・クラス・生徒

かなり発展的な内容を学びたいクラスには物足りないと思う。
また逆に、すべて自学で行える達成感を持たせたい、というクラスには合わないかも。本教材は、生徒のレベルによっては教員が解説しながら扱う必要がある。

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