NEW TREASURE ENGLISH SERIES

Z会

おすすめのポイント

Q.良かったところ

情報量・問題量ともに、本校の目標レベル（国公立「京阪神」や関東方面の難関国公立・医学部）に適しているため、長年利用しています。頻出イディオムや、関連文法事項、応用問題なども掲載されており、発展的な授業展開ができる点が大変良いです。本文内容も「国公立」進学を目標にしている生徒に向けて、ちょうどよい内容になっています。

Q.困ったところや改善してほしいところ

情報量が多い点が非常に良いが、教科書の問題と付属の問題集に重複した問題があったり、あちこちに情報が散らばってしまったりしていることがあります。スマートにできるところはスマートに凝縮していただけたらと思っています。

Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

掲示されている情報量（文法などの説明）などが多くてよい、という点が導入の理由です。また、授業中に演習したり、家庭学習の課題にしたりする教科書や付属の問題集の問題量と難易度が、本校の生徒の目標レベル（国公立「京阪神」や関東方面の難関国公立・医学部）に合っているため、継続して利用しています。以上の理由から、この10年くらいは教科書は「New Treasure」を導入しています。

Q.実際の使い方

中学校は週５時間の英語の時間があり、この教科書は７～８カ月で完了するイメージで利用しています。単元が終わればすぐに次の単元に入るという形で用いているので、３年生次には中学校で学習する全ての単元を完了しています。授業内では、CDを使った音読を通して発音を確認し、単語や文法チェック、全訳と本文内容の確認、応用問題に取り組ませて単語・文法事項を押さえるといった流れで授業しています。

内容のテーマは、深く突き詰めていくようなものとも言えませんが、生徒は前向きに取り組んでいると捉えています。

Q.使ってみた結果

ペースとしてはスピーディーに利用しているため、生徒たちは大変そうではあるものの、一生懸命にしっかり取り組めていると思います。

単語イディオムや、関連する文法事項、新しい文法事項に対する適当な応用問題や、本文中の文法表現などを使った応用的な長文、アクティビティなど、掲載されている情報が多いです。全体的な文量も多く、手ごたえがあるものだと思います。

Q.利用が向いているクラスや生徒

国公立大学受験を目標としている生徒さんたち。

Q.あまり合わないと思うクラスや生徒

特にありません。