プロフェッショナル
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学習院大学 文学部 英語英米文化学科 教授 冨田 祐一
プロフィール
・略歴
学歴: 早稲田大学(教育学部)卒業、上越教育大学大学院修了
職歴: 都立高校英語教師(9年)、福島大学教育学部助教授(11年)、大東文化大学環境創造学部教授(11年)、マンチェスター大学(英国)講師(2年)、ナザルバエフ大学(カザフスタン)講師(2年)、学習院大学文学部教授(7年)
・英語教育に関する取り組み
1991年: 『NHKテレビのえいごリアン』の番組編成委員として「国際理解の一環としての小学校英語活動」のための番組作りにかかわった。
1995年:福島大学にて、日本で初めて「ディスレクシアの子供たち」の英語教育相談室を開設した。
1996年日本で初めて「インターネットと英語教育」に関する論文を発表した。
2005年『NHKのラジオ基礎英語1』の講師として、日本で初めて「国際語としての英語」を導入した。
・趣味や特技
両親がアイススケートのコーチだったことがあって、小学生の頃まではスピードスケートを専門的にやっていました。中学校と高校ではバスケットボールとテニス部に所属していました。現在の趣味は水彩画で、外に出て景色を描くことが好きです。最近はケーキ作りに凝っていて、機会があれば家族や職場の同僚にケーキを楽しんでもらっています。
・最近の関心事
関心をもっていることはたくさんありますが、「英語教育に関する事」としては、2つあります。
1つ目は、英語は「勉強するもの」ではなく「使うもの」であると考える「21世紀型の英語教育」です。最近のテクノロジーの発達に強い関心をもっていて、ICTを有効活用することで、「『英語は勉強する対象ではなく使う道具なのだ』と学習者が実感できる英語教育」の方法を、日々考えています。
2つ目は「英語教育学の若い研究者を育成すること」です。ゼミでは「しっかりした調査方法を身につけ、調査結果から得られるデータに基づいて、説得力のある議論ができる学生」を育てるための様々な活動を行っています。