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たて横ドリル

最終更新日:2022年6月29日

おすすめしたプロフェッショナル

私立中学校 タラちゃん先生 / 私立中学校

目次

  • たて横ドリル

たて横ドリル

正進社

おすすめのポイント

Q. 良かったところ

基礎的な文法事項を簡単な穴埋め問題によって、何度も繰り返し確認できるドリルで、生徒たちにとってもハードルが低く、取り組みやすい。「文法確認」「音読」「穴埋め」「記述」の繰り返し学習にゲーム性を加えて実施すると、生徒たちは夢中になって、取り組むことができる。
また、このドリル1回の活動を通して、学習範囲のターゲットグラマーを通算で100回以上書いたり読んだりしている計算になる。これを3年間続けると、定型文の記憶が定着していき、応用できるようになる。
生徒たち自身が、実力として力が付いていることを実感できるので、さらなるモチベーションにつながっている。その点にも、とても満足している。

Q. 困ったところや改善してほしいところ

特にないが、要望があるとしたら、例文が少し硬い。印象に残るような文章を入れて、エピソード記憶に残りそうな、くすりと笑える文章があると、より楽しめると思う。

Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

問題/課題:

授業で大事にしているのが、「繰り返し」の機会の確保。例えば、1時間の授業の中で、「新しい文法、アクティビティー、そして次の文法」というような形式ではなく、「短時間で同じ文型の英文を素早く読んだり書いたりする」ことによって、基本的な文型を集中的にマスターするために、短期間にスパイラル的に同じ文法に出会える機会を確保したいと考え、この教材を導入した。
この教材は、視覚的な面からも理解しやすいように工夫されているため、学力差のあるクラスでも全員で最後まで取り組むことができる点が魅力的であった。

 

状況(クラスの人数やレベル):

1クラス25~30名程度で現在は実施しているが、このドリルは、人数やレベルに関係なく利用できる。

Q.実際の使い方

本教材の構成:

1つの文法項目に対して、1ページで構成されており、その中で、例文による文法の確認と、例文と同じような形で穴埋めできるような問題が並んでいる。上に挙げられている例文を参考にして穴埋めすればよいので、埋める内容も視覚的に分かりやすくなっており、生徒も容易に埋められるものとなっている。
問題数はまちまち(おおよそ10題前後)であるが、1単元7分~10分の活動時間がドリルでは設定されている。

 

授業の進め方:

週4、5回の英語の授業の中で、最初の15分~20分程度、帯活動として取り組んでいる。授業の本筋とは離して、会話をしたり、書いたり、ドリルをしたり、といった導入として実施してから、教科書本文に入っていくようにしている。
こちらのドリルは、短時間(各単元7~10分程度)でできるので、同じドリルのページであっても、アクティビティーにバリエーションをつけて、生徒たちが何度も問題に取り組める工夫をしている。例えば、
①ドリルの上段で簡単に文法確認・復習
②ドリルの下段で穴埋め問題を皆で確認していく。(まだ記入はさせない)
③ドリルの下段を、(  )空欄のまま音読させていく。
④時間内に読めたら、ポイントアップ。
(「〇秒で読めたら2か国進める」「〇秒であったら1か国進めるよ」というような形にして、生徒たちが意欲的にスムーズに音読できるよう、すごろくのような「世界地図ポイント」制度を授業内工夫として導入している。他の学習においても、この「世界地図ポイント」制度は利用している。)
⑤空欄を記入。音読しながら記入。
 (こちらもポイント制度を導入している)
⑥裏面の同じような問題の英作文は宿題。

というような流れで実施している。文法項目や、問題数によっては、10分以上かけて実施する場合もあり、生徒の実態に合わせた時間設定をしている。
また、生徒たちも、世界地図ポイント制度で、自分のがんばりが可視化されているため、モチベーションが高く、いつも楽しんで、取り組むことができている。
たまには、「バトルデー」といって、ペアに勝ったら、2ポイント。クラス全体でトップ8なら、10ポイント、などと、競わせるようなこともしながら、夢中になって取り組むことができる工夫をしている。
もちろん、個人差もあるため、ハンデをつけるなどの工夫もしながらであるが、生徒たちも、自分の発音を聞くだけでなく、他者の発音を聞くことのできる機会も増え、競い合いながら高め合うことができている。
ペアワークにしたり、全体での音読としたり、クラス全体の中で指名して実施するなど、バリエーションも、実態に合わせて実施し、生徒たちが飽きずに熱中できるシチュエーションにするよう心がけている。
また、生徒によって理解のスピードも違うため、個々で目標を立てて取り組むように声掛けしている。「今は時間制限内に5問しか書けなくても、次は6問を目標にやったらいいんだ」という、各自で自分のハードルを越えていく意識を大事にしている。

Q.使ってみた結果

生徒たちは、ポイント制度でアクティビティーをしていることによって、ドリル学習に対してもとても燃えるし、飽きずに全員が取り組むことができる。
また、早く読もうとするので、自然とリーディング力やスピーキングの強弱も身につくようになっている。
さらには、英語検定や模試や学力テストなどの結果を比較してみると、リスニング力もついていることが分かる。何度も何度も繰り返し音読しているため、定型文が耳に馴染み、定型表現が記憶として引き出しやすくなっている実感がある。
ドリルの取り組ませ方法に工夫をすることで、楽しみながら、実力を身につけることができ、満足している。

Q. 利用が向いていると思われる学校・クラス・生徒

どのレベルのクラスでも、ハードル調整を全員にできるため、十分取り組むことができるテキスト。

Q. 個人的にあまり合わないと思う学校・クラス・生徒

なし。

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私立中学校 タラちゃん先生
私立中学校

プロフィール

http://coconala.com/services/1118513?ref=talkrooms

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