書いて身につくパターンプラクティス 英文法教室 2nd Edition
最終更新日:2022年2月24日
- おすすめしたプロフェッショナル
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匿名先生
書いて身につくパターンプラクティス 英文法教室 2nd Edition
桐原書店
- おすすめのポイント
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Q.良かったところ
もう一度、中学英語の単語や文法から学び直し、英語の基礎力の定着ができる教材であることが本校の生徒に合っている
「パターンプラクティス」という名の通り、問題をこなしながら、基礎を固め、応用に発展させられる点が良い
見開き2ページでとにかく解いて書いて覚えるというスタイルが取り組みやすい
多くの生徒たち(約7割)の英語の基礎力定着を実感している。1割は既に理解できており、2割はそれでも定着には及ばないが、諦めてしまう生徒がおらず、難しすぎず、問題量も多すぎず、やりきることができる適量だと感じている
Q.困ったところや改善してほしいところ
満足しており特にない。
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
基礎力定着に良い教材のため。中学校からの単語・文法についての復習を目的に利用できる点が良い。高校向けの冊子ではあるものの、中学校英語の文法の復習(具体的には、Be動詞から一般動詞といった基礎的な内容からスタート)が十分にできる内容となっている。本校生徒に定着させたい内容が多く掲載されているため。
「パターンプラクティス」の冊子なので、演習できる問題量が多く、実際に英語を書いてみて、覚えていくというスタイルの学習形式が可能で、使いやすく感じたため。
Q.実際の使い方
週4回の英語授業のうち2回で利用(他の2回はコミュニケーション英語を実施している。コミュニケーション英語では総合的な英語の学習を進めている)。基礎力の定着はなかなか難しいので、1~2年次の期間中、何度も何度も繰り返し学習させ、3年次までの定着を目標としている。
見開き2ページで文法の学習内容がひとまとまりになっており、シンプルな構成で使いやすく学習できている。
内容としては、「日本語を英訳せよ」「動詞を活用させよ」「適切な形に変えよ」や、並び換え問題もあり、さまざまな問題で英語の使い方を練習することで、基礎的な文法の定着に結び付けることができていると感じる。
Q.使ってみた結果
生徒たちの感触としては100%が定着できているという感覚ではなく、約10%の生徒は既に理解できており少し時間を持て余すような様子。2割程度は何度も学習してもなかなか定着には及んではいない。7割の生徒はちょうど問題演習で十分復習できて基礎定着につなげられている、という実感がある。
2割程度のなかなか定着しない生徒たちには、ALTの先生(2週に1回来てくださっている)とコミュニケーションを取ったり、音楽を用いて学習を展開させたりなどと、興味関心が持てるよう工夫して授業を展開している。
Q.利用が向いているクラスや生徒
基礎力定着を目的にしている学習者
- 匿名先生