NEW TREASURE ENGLISH SERIES
最終更新日:2022年5月23日
- おすすめしたプロフェッショナル
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奈良県 私立 中高一貫校 H先生
NEW TREASURE ENGLISH SERIES
Z会
- おすすめのポイント
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Q. 良かったところ
・進学を目標にしている6年一貫校の生徒を対象として、文法確認や読解のレベル感が扱うのにちょうどよい難易度となっていると思います。
・生徒たちが音声に触れるツールがCDのみであったが、今回の3rd editionからQRコードで読み取り、音声を聞くことができるようになりました。生徒たちにとって手軽に音声に触れることができるようになり、大変良いと感じています。
・今回の3rd editionでは、New Treasureの単語帳もできたので、生徒たちにとっては便利になると思います。これまでは教員側がプリントなどで単語表を作成するなどにしてきていたので、その手間も省くことができる点は利点であると思います。Q. 困ったところや改善してほしいところ
3rd editionになっても全ての音声が聞けるわけではないので、QRコードを読み取ったら全ての音声確認ができるようになればより良いと思います。
Q. 導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
New Treasureをしっかり利用していけば力がつくかなという思いで、少なくとも10年以上は選定しています。
Q. 実際の使い方 (どこを、どの程度のペースで等)
CDは生徒たちも基本的には全員購入していますが、利用は自主性に任せています。CDというのも時代に合わなくなりつつある流れの中で、今年度からはQRコードを読み取らせて音源確保できるようになりました。CDよりもう少し手軽に音声を確認させられるようになる点はメリットと感じています。今後はQRコードでの音声確認が主体になるかと思います。
授業の流れは、生徒の実態に合わせたり、担当者によって異なります。ただ、現行の入試では、スピーキングがなく、リスニングも配点が極めて少ないことを考慮して、スピーキングよりも、単語や文法、本文読解に時間をかけています。
スピーキングについては、本文の音読、セリフや定型文を読み合うなどの取り組みを行っています。自分の考えを述べるための自由度の高いスピーキングに対する指導は、限られた時間・限られた教員数の中で十分に実施するのは極めて難しいと感じています。一方、「英作文」については、座学でできるものであるので、中学では「文法確認」のために「和文英訳」をさせ、指導しています。「読んで理解できる」、「正しく書くことができる」といった学習を通じて、文法を定着させるようにしています。ただ、「自由英作」(パラグラフライティング)は、中学では難しいので、高校3年間をかけて、書けるように指導しています。
Q. 使ってみた結果
テーマなどについては、生徒にとって特に比べるものもないので、当たり前として受け止めている。
Q. 利用が向いていると思われる学校・クラス・生徒
特になし
Q. 個人的にあまり合わないと思う学校・クラス・生徒
特になし
- 奈良県 私立 中高一貫校 H先生