基本文マスター32
最終更新日:2022年2月23日
- おすすめしたプロフェッショナル
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匿名先生
基本文マスター32
浜島書店
- おすすめのポイント
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Q.良かったところ
解答に、間違えたところを解くときに参考できる「手引き」が載っているところ。解答は生徒に渡してあり、定期テスト終了後に間違えたところを中心にもう一度解くようにという指示をしている。直したところは次の定期テストの時に再提出させてチェックしている。また、テキストを最初に解いた後に自分で答え合わせと直しをさせているが、間違えたところを家庭学習で解くようにさせている。教員が解説できないので、そのときに活用させるようにしている。
Q.困ったところや改善してほしいところ
Step1,2の選択問題・穴埋め問題を減らして、少し難易度の上がるStep3,4(並べ替え問題や自由英作文)の問題をもう少し増やしてほしい。
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
副教材購入予算が少ないので、なるべく安く、その中でも基本事項の定着に有効そうなものを選定。(教員が管理するリスニングテスト用CD付きのものを約530円で導入)
Q.実際の使い方
新しい単元に入った時、初めに文法項目の導入部分を説明した後、使い方の確認・定着のために全員でワークに取り組む(基本的には授業内で扱う)。
およそ1週間で1ユニットのペースで進めている。定期テスト前には、テスト勉強としてそのテスト範囲の全てのページを解かせ、ワークの提出をもって成績に含むようにしている。
リスニング用CDはひとつの単元が終わった際に行う単元末小テストで使用。テキストとは別にリスニングテスト用のプリントがバラで届いているのでそれを生徒に配り、教員用のCDをかけ、授業内で小テストを行う際に活用している。
Q.使ってみた結果
量を解かせるという意味では有効だと思われる。新しい単元に入ると習う文法が3~4つある。テキストの構成として、1ユニットが4つのパートから構成されており、1,2~3択の選択問題 2,穴埋め問題 3,並べ替え問題 4,自由英作文 となっているので、これらの問題を解く中で新しい文法を定着させていく。問題量としては、穴埋め問題が約20問、並べ替え問題が8問あり、4パート併せてA4オモテウラというボリューム。これだけ多くの問題数があるので、基礎基本の定着には十分な分量だと思われる。
Q.利用が向いているクラスや生徒
基礎基本の定着を重要視している学校、予算の少ない学校。
Q.あまり合わないと思うクラスや生徒
進学校には簡単すぎると思う。
- 匿名先生