夢をかなえる英単語 新ユメタン　シリーズ

アルク

おすすめのポイント

Q.良かったところ

・ユメタンシリーズは、英語教育で有名な木村達也先生監修の下に作成された単語帳で、この単語帳の使用用途と使用方法がしっかりと解説されています。「難関国公立程度」などの難易度も書かれているので中高一貫教育では良いと思います（レベルは中学修了～高校基礎レベルの「ユメタン０」からあるので、中学生もとっつきやすいです）。

・音声教材がしっかりとしており、CDでもアプリでも無料で聞くことができます。反復練習をすることで生徒の語彙力向上を図りたいと考えております。

・本校で推奨しているCASIOの電子辞書にユメタンのデータが入っており、自主学習にも向いています。

・CDデッキを持っていない生徒もいる中、アプリが手軽に利用できることで、生徒たちは手軽に単語学習に取り組むことができ、親しみやすくなるのは大きな利点です。英単語に触れるの多く機会を作れるというのは、魅力的でした。

Q.困ったところや改善してほしいところ

特にありません。

Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

単語帳は個人的に何を使っていても１冊を完璧にすることが何よりも大切であると考えています。一方で、単語帳には音声は必須だと思います。ユメタンを導入した理由は、音声を聞く多種類の媒体があり、音声データが充実している点が大きいです。

Q.実際の使い方

・ユメタンは高校１年次から3年次まで使っています。現在は、「ユメタン1」を電子辞書と一緒に活用しています。

・コースごとに、週50個から100個程度の単語を継続して覚える指導をしています。１日20個などではなく、１週間単位で範囲の単語を発音した後に記憶させ、反復練習を行います。ユメタンを１周したら、また何周もすることで語彙力の定着を図ります。

・単語テストは、１週間に何回も同じ範囲の100個から小テストを行っているクラスもあれば、授業ごとに20個ずつのところもあります。先生の色が単語の指導には出ると思いますが、私はユメタンの研修で教えてもらったやり方で単語のテストを行っています。

・ユメタンは単語テスト等の方法が記載されています。また、アルクの商品ということで、アルク主催の研修会に参加し、単語の覚え方や指導法などを学習しております。とりわけ、単語は月曜日から金曜日まで各20個覚えるのよりも、週に100個なら100個を毎日音読をして覚える方が何倍も効果があると学び、実感もしています。そういった学習ができるように授業や課題を展開しています。

Q.使ってみた結果

・単語を覚えるのは生徒にとって一番大変でしんどい作業であると思います。いろいろな生徒の知識や知っている単語とつなげて覚えていくことが大切です。本書は例文が身近なもので作成されているので読む力も付くと考えています。

・アプリによって生徒たちは手軽に単語学習に取り組むことができ、生徒たちの満足度も高く、満足しています。

Q.利用が向いているクラスや生徒

高校１年生～全学年対象だと思います。

Q.あまり合わないと思うクラスや生徒

特にありません。