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啓明学園中学校高等学校 関根 真理

プロフィール
1988年から啓明学園に勤務。現在は中学・高校で英語を教え、高校では英語コミュニケーションと論理表現、選択授業「国際理解」を担当する。
中学・高校時代を台湾で過ごし、高校からはアメリカンスクールに通う。帰国子女として上智大学比較文化学科に進学。美術史を専攻後、美術館に勤務するも「人が好き」という自身の本質に気づき、教育の道へ転身。
最初は啓明学園の国際センターで、留学や体験学習、帰国子女受け入れのケアを担当。自身の経験を活かし、日本でのカルチャーショックに悩む生徒たちのサポートに従事。その後、「国際理解」の授業補佐をするようになり、校長の要請で子育てをしながら通信制で英語教員免許を取得。
現在はiEARNの “Girl Rising Project” のファシリテーターも務め、キリスト教徒として通訳活動も行う。NPO法人ASAPと連携し、カンボジア裁縫プロジェクト「Stitches for Riches」を生徒たちと共に運営している。
プライベートでは、海外旅行や「アーミッシュ・フレンドシップ・ブレッド」作りが趣味。このブレッドは、イースト菌をもとに発酵させて作るパン。発酵種(スターター)を友人や家族に分けて作り方を共有することで、パン作りが循環する仕組みになっている。アメリカのアーミッシュから譲り受けて以来、30年以上続けている。カンボジア裁縫プロジェクトの活動時に配布することもあり、卒業生の中にはこのブレッドを通じて自身のことを覚えていて、「また食べたい」と言ってくれる教え子もいる。