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関関同立志望に最適! 高3生のモチベーションを高める長文教材

最終更新日:2026年4月14日

おすすめしたプロフェッショナル

崎中 颯 / 大谷中学・高等学校

目次

  • Cutting Edge Blue

Cutting Edge Blue

エミル出版

おすすめのポイント

関関同立を目指す生徒にとって適切なレベル感で、徐々に問題の難易度が上がるように設計されている。記号問題だけでなく記述問題があることで、バランスよく大学受験に向けた力をつけることができる。また、付属データも充実しており、授業プリントづくりに役立った。

Q. 対象としたクラスの特徴(学年、人数、授業目標等)

高校3年生、35名程度。希望大学別の講座展開で、関関同立合格を強く目指す生徒たちが集まったクラス。

授業目標:
①ある程度のまとまりのある長文に慣れること。
②高校1年、2年では重点的に扱ってこなかった精読ができるようになること。

あくまでも英語コミュニケーションの授業の一環なので、読ませて答え合わせと解説をするだけの授業にならないようにこだわった。

Q. 課題意識、導入の経緯

高校1年、2年では英語コミュニケーションの授業では検定教科書を使い、本文を使いこなし、リテリングなどの表現活動を目標として授業展開をしてきた。GTECなどの成績と伸び、学年全体として英語に対する自信を持った状態となっていた。

高校3年生になり、大学入試で求められる長文に慣れるとともに、読解における正確さを身に着ける必要があると考えた。そこで活用できる長文教材を探しているときに出会った教材である。

主に関関同立を目指す生徒対象だが、国公立をねらう生徒にも適した教材である。出題年度はやや古いものの、生徒が過去問演習で直接取り組むことはないため、大きな問題はない。幅広いトピックで、生徒が興味を持てる内容が多い。

Q. 実際の使い方

【授業展開例】

1年間かけて色々と進め方を試した結果、以下のような授業における展開となった:

(1)Lead-in (スモールトーク)
トピックに関連したスモールトークで導入を行った。また、必要に応じてクイズを用意し、中身を読みたいと思わせるように工夫した。

(2)Pre-Reading(語彙)
読む際にブロックとなる単語だけを抽出し、単語と定義・例文を組み合わせるタスクを準備した。

(3)While-Reading(Reading for gist)
各段落のトピックを選ばせる問題を準備し、概要理解を促すようにした。

(4)While-Reading(Reading for detail)
テキストの問題に解かせた。

(5)While-Reading(Explanation)
本文解説を行う中で、精読してほしい英文を段落につき1つ〜2つ抽出し、ペアワークなどで答えを確認した。

(6)Post-Reading
題材によって異なるが、要約や音読、トピックに関する発話などの活動を行った。

3コマで1章を終えるペースで進めた。

1コマ目で(1)Lead-inから(3)While-Reading(Reading for gist)を終え、(4)While-Reading(Reading for detail)を宿題とし、2コマ目で(5)While-Reading(Explanation)に入り、3コマ目の後半に(6)Post-Readingを行った。

【1年間】

Chapter 6から授業を始め、2学期のはじめでテキストを終えた。Chapter 1-5や、少し簡単めのChapterは夏休みの宿題とした。

Q.工夫したポイント

授業準備においては、段階的な指導を行うことで、幅広い学力層を満足させることができるように配慮した。必要に応じて、ICT(Canva, Google Slides, Document, Blooket, Kahoot!など)を活用した。

Q. 実施した結果

受験を意識した授業を行うことで、生徒たちの授業に対してのモチベーションは高いまま維持されていた。その成果が模試や受験の結果にも表れ、生徒たちは英語に対して自信を持つようになった。

Q. 今後に向けて

中学1年から同一学年を持ち上がって担当しており、ちょうど現在、中〜高の1サイクルが終了したところ。今回の様々な経験や反省を踏まえて、来年度の授業を検討していきたい。

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崎中 颯
大谷中学・高等学校

プロフィール

関西大学卒業後、大谷中学・高等学校(京都)にて英語科教諭として勤務。教員歴8年。(2026年時点) 中学1年から高校3年まで同一学年を担当し、継続的な指導を行ってきた。中学では5ラウンドシステムを用いた授業を展開し、英語の定着と運用力の向上を重視した指導に取り…

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