教育トーク : 英語学習に差がつく! フォニックスを学校教育に取り入れるには

最終更新日:2023年5月24日

プロフィール

  • 帝京大学 先端総合研究機構 特任助教 木澤利英子

    千葉県生まれ、埼玉県育ち。University of California, Los Angeles (UCLA)で心理学を専攻しながら、5年間アメリカで過ごす。帰国後は東京大学大学院教育学研究科教育心理学コースの修士課程、その後博士課程へ。小中学校の英語教育、中でもリテラシー教育のあり方について研究している。結婚、2女の出産を経て、現在は帝京大学先端総合研究機構次世代教育研究部門で助教として務めながら、その他複数の大学で心理学と英語の授業を担当。

  • こども教育宝仙大学・青山学院大学 五十嵐美加

    2007年~和歌山信愛中学校・高等学校、2012年~慶應義塾大学社会学研究科修士課程、2014年~東京大学大学院教育学研究科博士課程、2020年~東洋英和女学院大学教職・実習センターを経て、現在、こども教育宝仙大学(実践英語担当)、青山学院大学(心理学応用演習担当)兼任。 修士課程在学中、英国オックスフォード大学への留学経験有り。

フォニックスとは、発音と文字の関係性から英語の読み書きを学ぶ音声学習法です。もとは英語圏の子どもたちのために開発されたものですが、日本でも英語指導にフォニックスを取り入れている先生は少なくありません。

小中連携を中心に、英語教育のあり方について研究されている木澤利英子先生に、英語学習にフォニックスを取り入れることの価値や、その際の留意点についてお話をお伺いしました。(聞き手:五十嵐 美加)

 

松香フォニックスとジョリーフォニックスの違い

(五十嵐)フォニックスの指導法にはいくつかありますが、日本では松香フォニックスとジョリーフォニックスを参照している先生が多いと思います。松香とジョリーにはどのような違いがあるのでしょうか。

(木澤)日本のフォニックス教育が本格的に始まったのは、1979年に松香洋子先生がMPIを設立されたときからです。ちなみにフォニックスにも色々な種類があるのですが、アレン玉井先生が2013年にお書きになった論文が大変わかりやすいのでぜひ参照してみてください。松香フォニックスは、「アナリティックフォニックス」の代表的教材と言われていて、単語を分析(analyze)して個々の音を学んでいく方法です。ですから基本的には、単語を知っていることが前提になるんですね。

リンゴはapple、ありはant、だからaは/æ/という音なんだ!といった具合です。当初は101ものフォニックスルールが紹介されていたので、取り入れてみたものの指導するのが大変!と伺ったこともあるのですが、今のmpiのフォニックス一覧表を見ると、84のルールがカテゴリーに整理され、段階を追って指導ができるようになっていて、とても扱いやすくなっていると感じます。

一方、ジョリーフォニックスは、1992年にイギリスのJolly Learning社が出版し、イギリスの小学校をはじめとして、現在では世界100カ国以上の国で使用されている教材です。ジョリーは「シンセティックフォニックス」の代表的教材と言われていますが、42の音を、一つ一つアルファベットと対応づけながら指導していきます。そのときに、学んだ音をくっつけたり(blending)、分けたり( segmenting)する練習を繰り返して、パズルのように合成(synthesize)できる力をつけていくんです。

sは/s/、aは/æ/、tは/t/と習い、s、a、tをつなげてsatと読めたり、satと聞いてs、a、tに分解できたりするといった具合です。この方法では、その単語を知っているかどうかは問題ではなくて、なんなら非単語だって良いんです。ジョリーは、それぞれの音にストーリーがついていたり、五感をフル活用して学んでいくといった点でも特徴的ですね。

(五十嵐)松香フォニックスはある程度年齢がいっていないと習得が難しい、一方ジョリーは小さい子どもでも取り組みやすいということでしょうか。

(木澤)年齢や学習段階に応じて適切な教材は変わりますが、ジョリーが小さい子でも習得しやすいというのは確かだと思います。現に私自身も、娘たちが通っていた幼稚園で7年間ジョリーを使った指導をしていました。もちろん個人差はありますが、どの子も楽しみながら英語の音を学び、文字が好きな子は2音節単語を難なく読み書きできるくらいにまで力をつけます。ストーリーや多感覚を活かすことで、子どもたちの記憶に留まっている実感がありましたね。

一方、mpiは、ある程度単語を知っている子どもたちには効率が良い。ワードファミリーといって、cat, sat, mat, bat, fat・・・など、ライム(at)を共有する単語をまとめて扱ったりしながら、音のルールに気づかせていくというのは有効ですよね。実際、小学校教科書にもこういった内容が見られます。

フォニックス自体は、英語学習のどこかの段階で必ず取り入れるべきだと思いますが、先ほども言った通り、その学習者の年齢や既有知識の状態に寄り添った方法を用いることが大事です。単なるルールの暗記学習に陥ってしまうと、子どもたちにとっても、教える先生にとってもしんどいものになってしまいますから。

(五十嵐)去年、小学校英語についてのセミナーに参加したのですが、ジョリーを取り入れた発表が多かったです。私の周りでもジョリーを扱う先生が圧倒的に多くて、フォニックス=ジョリーというイメージでした。

(木澤)それは小学校英語だったからかもしれませんね。ジョリーはとにかく初学者や年少者にやさしい教材です。でも中学生にフォニックス講座をしてみると、ジョリーのストーリーやアクションはちょっと恥ずかしいと感じる子も多いんですね。それよりは、既に知っている単語を使って、分析的にルールを実感する方が良いということもあります。

実際、アナリティックとシンセティックのどちらが学習効果が高いか比較する実験をしたことがあるのですが、中学生ではほとんど差がなかったんです。唯一、英語力があまりない子においては、シンセティックフォニックスの方が自信につながるという結果ではありましたが。

いずれにしても、mpiが良いのか、ジョリーが良いのかという議論には意味はなくて、それぞれの「何」が良いのか、どんな状態の学習者に向いているのかということを見ていくべきです。そして何より、教材はあくまでも材料。指導効果の大きさを決めるのは、「扱い方」だということを忘れないようにしたいですね。

 

英語教育にフォニックスを取り入れることの価値

(五十嵐)私自身は、中学・高校のころには、学校教育でフォニックスを学んだ記憶はありません。フォニックスを取り入れる意義や価値はたくさんあると思うのですが、いくつか紹介していただけますか?

(木澤)フォニックスは音と文字の対応づけを学ぶものですが、実は対応づけ以前に、英語の音そのものや、アルファベット文字そのものについて丁寧に学べるのが良いですね。日本語と英語は、音も文字も大きく異なります。私たちが普段発することがない音を、まずはその存在から知ることが大事です。「あ」に聞こえる音に、英語では何種類もあるんだと知ることで、聞き分けようとか、書き分けよう、発音し分けよう・・・と意識することになって、正確さが増す面があるわけです。

もちろん、ネイティブのように、そんなこと意識しなくてもできたら良いですよね。あまり細かいルールを教えて変に意識させると逆によくない・・・なんて意見もよく耳にします。でも、これだけ日常に英語がないんですよ!その中で、明示的な指導を避ける、というのは非効率的です。ルールを理解し、意識的に使うことを繰り返す中で、徐々に考えなくても自然にできるように自動化されていく・・・というのが理想ではないでしょうか。

それから、フォニックスを取り入れる最大のメリットは、学習者の効力感が高まることだと思っています。フォニックスを学ぶと、Mikeがミケではなくマイクだと、理屈を理解した上で読めるんです。そのルールを知らなければ、「丸暗記」に頼るしかないわけで、覚える負担が大きくなりますよね。理屈を知り、自分自身の力で読める、書ける経験を繰り返すことで、「できる!」という感覚を高めてあげることができます。実際、これまで行った研究で、指導後に効力感が高まったり、それに伴って学習意欲も向上することがわかっています。

(五十嵐)フォニックスをやっていると、スペリングの成績が良い、ボキャブラリーの数が多い。だからライティングやリーディングを含め、できることも増えてやる気も出てくる。そうした一番基礎になる部分として、フォニックスの指導が大事だということですね。

 

フォニックスを英語学習に取り入れるのにベストな時期

(五十嵐)中学校、高校でフォニックスを取り入れても遅くはないでしょうか?

(木澤)もちろんです。ただ、先ほども言ったように、既にもっている単語力を活かせる方法で導入すべきです。例えば、音素(p / e / n)の学習よりも、音節レベル(pen / cil)や、オンセットライムのレベル(p / en)で音を捉えて仲間探しなんかをさせたらどうでしょう(pencil / council / stencilや、pen / ten / thenなど)。長文読解などもしていく学年ですから、一つ一つの音素を読み上げていくのではなく、音節やライムといったまとまりでスピーディーに語を捉える力を育てたいですよね。

(五十嵐)オンセットライムとは具体的にどのような指導なのでしょうか。

(木澤)オンセット=最初の子音(群)、ライム=母音から後ろです。例えば、mpiの説明で出したcat、sat、matなんかは、共通したライム(at)のワードファミリーなんですね。例えば、同じライムをもつ単語をグルーピングさせたり、頭子音を変えて言葉作りをしたり、早口言葉なんかもよく見られる活動例です。実際、中学生を対象に実験をしたのですが、音素を教えていくよりも、知っている単語を使ってオンセットライムについて指導した生徒たちの方が、初見の単語を正確に読み書きする力が伸びました。

(五十嵐)音節の指導というのは、例えば長めの単語を音節で区切るというようなことですか?

(木澤)そうですね。音韻認識力を向上させる取り組みについては、アレン玉井先生の2010年のご著書や、村上加代子先生の実践論文などに大変興味深い取り組みが載っていますので、ぜひ読んでみてください。音節の指導に関して言えば、手を叩かせたりしながら、音節の数を認識させるといった指導例が挙げられています。

3、4年生の外国語活動は音声中心ですから、そこでこういった音遊びをたくさんした上で、5年生から始まる読み書き指導の中にフォニックスが入ってくると、中学校に向けた確かな「素地」と呼べるものができるんじゃないかと思っています。

 

日本語の音韻認識能力が英語学習に与える影響

(五十嵐)「日本語の音韻認識を先に習得する」という考えについてはどうでしょう。

私は、ローマ字とも直結するのではないかと思っています。姪がローマ字の習得に苦戦していて、”カ”がどうして”k”と”a”になるのか分からないんですよね。これは英語を学び始めたらどうにかなるのかな、音素単位に分けられないとしんどいんじゃないかなと思って、五十音図を見ながら勉強しているんですが、頭の中では分かってもやっぱり言えないようです。

(木澤)それはそもそも”k”という音の存在を意識したことがないからですね。

(五十嵐)そう、だから日本語でやっても面白いんじゃないかなと思っています。

(木澤)そうですね。母語と第二言語の音韻認識は互いに転移すると言われています。日本語の音韻認識を高めておくと、英語のそれも高まりやすいということなら、前者を高めていくような活動も面白いですよね。

そういう意味で、我が子が通っていた幼稚園では、日本語の音韻認識を高める活動が豊富に行われていました。例えば、わらべうたやカルタ、そしてハンコ作文。ハンコ作文では、一つの文字が一つのハンコになっていて、子どもはそれを押しながら作文するんですね。ゆっくり話しながらペタペタ押していくので、手で文字を書く以上に、一文字一音の対応を意識することになる。もちろん間違いはたくさん起きるけど、そういうプロセスを通してだんだん自分で書くことができるようになっていくのを目の当たりにしました。

私はそこで英語を教えていたのですが、園児たちの感覚は驚くほど良くて、英語の音素に対しても、抵抗なく文字との対応を覚えきりました。そして、アルファベットを一つずつ書いたカードを使って、並べて言葉を作ったり、一枚だけ変えて読んでみたり、色んな遊びができたのが印象的でした。そう考えると、確かに母語の音の操作能力との関係も見ていくと面白いかも知れないですね。

(五十嵐)それと関係するかもしれないですが、一つ実施した実験があるんです。

3年生の1学期、学校では英語を学んでいない状態の子どもたちのうち、外部の塾などに通っている子たちとそうではない子たちで、例えば「カメ」という単語を”k”、”a”、”m”、”e”に分けることができるか試したんですね。そうしたら、塾に通っていない子も通っている子もレベルが高くて、74名中46人が満点。自然な発達に任せていてもセンスは磨かれるというのが分かりました。

ただ、塾に通っている子と通っていない子とで大きく違ったのは、成績の分布です。平均点に大きな差はありませんでしたが、通っていない子の中には極端にできない子もちらほらいました。

平均点を上げるまでには至らなくても、極端にできない子を救済するという観点で、塾で実践しているようなフォニックスの指導が役に立つかもしれないですね。

(木澤)教わっていなくても感覚やセンスでできてしまう子がいて、もちろんそうじゃない子もいる。そういうところに母語の音を操作する力が関わっている気がしますね。

もう一つ、kameのお話に関連して気になるのは、ローマ字学習との兼ね合いです。ローマ字は、アルファベットが日本語の音と対応づいてますよね。これが、外国語授業では英語の音と結びつくわけです。同じアルファベットなのに!ということで、多くの子が混乱して間違いに繋がります。一番多いのは、母音が入ってしまうことですね。例えば、本はbookだけど、bukkuとか、bookuと書く子どもはとても多いです。無理もありません、日本語でブックと言えば母音を伴っているんですから。

でも実は、逆のつまずきもあるんです。最近では、ローマ字学習開始前に、かなり英語を学習してきている子も多い。そうすると、ローマ字の学習をするときに、音素そのものを理解することは難なくできるんですが、書く時になると英語のフォニックスルールに引っ張られてしまうことがあります。

いずれの場合も、ローマ字学習と英語のフォニックス学習は、互いに干渉し合うのではなく、理解を促進し合うような関係でないといけませんよね。そのためには、日本語と英語の何が違うのか、それぞれの音の構造や特徴だけでなく、別のルールでアルファベットと対応づいているのだということを、しっかり理解させる必要があります。

現状、小学校3年生でローマ字学習と外国語学習が同時に始まります。私自身は、外来語など、子どもたちが慣れ親しんだ言葉を題材にして、日本語と英語の違いを明示的に指導するのが良いだろうと思っています。実際、教科書にもそういった内容が入っていますから、その効果的な扱い方なんかを検証していけたら良いですね。

いずれにしても、アルファベットと初めて出会うこの大切な時期に、混乱して苦手意識をもつことが決してないように、ローマ字とフォニックスの両者をどう扱っていくべきか、国語と外国語の連携も含めて議論していく必要がありますね。

 

フォニックスを取り入れた授業における評価の方法

(五十嵐)中学校の英語の先生とフォニックスの導入について話をした際に挙がったのは、定着度を授業の中でどう評価するか、現場の教員がよく理解できていないために評価がしづらいということでした。その点を木澤先生はどう感じられますか。

(木澤)フォニックス学習の成果はいわゆる4技能のあらゆる側面に表れるものなので、色々な評価の仕方があると思いますよ。例えば、単語を書かせたときのスペルミスが減るとか、未習の単語を読める、あるいは単語を聞き取って書ける、なんていうのは、フォニックスの学習後に顕著に伸びるところです。これまでのテストにちょっとそんな内容を加えるだけで、習得の度合いを測ることができると思います。

(五十嵐)直接的に測る必要はなくて、間接的になら評価する方法はたくさんあるのではないか、ということですね。

(木澤)はい。私はどちらかというと、音韻認識力を測って評価することに関心があります。例えば、読まれた単語の一番最初の子音は何ですかとか、その最初の子音を抜いて言うと何が残りますか、とか。こういう音韻認識の課題は、高橋登先生(大阪教育大学)が1998年にお書きになった論文の中に一覧でまとめられていますが、例えばそうしたものをベースに簡易バージョンを作って実施することは現場でも可能なのではないかと思っています。

 

フォニックスを効果的に英語学習に取り入れる為の留意点

(五十嵐)フォニックスを小学校で取り入れるにあたり、留意点や大事なことは何でしょうか。

(木澤)2020年に教科化された外国語ですが、主要な検定教科書を14冊見てみるとですね、A says a, a, appleという、いわゆる「フォニックスジングル」と呼ばれるものが、ほとんどどの教科書に載っているんです。これは、”a”という文字が”æ”という音に対応づいているということを学ぶには良いのですが、その知識が、apple以外の単語になったときにも使えるかというと怪しい。「appleの最初の文字はaだと分かった、それで?」という話になってしまってはもったいないわけです。

しつこくて申し訳ないですが、大事なのは、学習した音を「合成」させることです。ジョリーでは「blending」、mpiでは「音の足し算」と呼ばれているものですね。pとaとtを学習したら、合わせてpatを読んでみる。並べ替えてtapとかaptまで読ませてみるのも良いですね。汎用性が高いなと思うんです。

ジョリーではさらに、冒頭でもご紹介した「segmenting」もやります。もっと言えば、音韻認識力を伸ばすこともやるんですよ。例えば、sが/s/という音をもつと学んだあと、sun、stick、grass、nestなどと聞かせて行って、どこに/s/の音が聞こえるか答えさせるんです。これがものすごい効果的で、単語の中の音を個々に捉える力を鍛えてくれます。

いずれにしても、文字と音の対応を教えるだけに留めたらもったいないということです!ぜひそこに「合成」や「分解」の練習を加えて、「音がくっついて単語になるんだ」とか、「単語は分解すると細かい音になるんだ」という意識が高まるように導いてほしいと思います。

(五十嵐)ブレンディングとセグメンテーションと双方向でやっていくということですね。

(木澤)そうじゃないとせっかく学んだ音素が活きないんです。学んだことがどう活かせるのかが分からないと、やる気って出ないですよね。

segmenting(分解)できるというのはつまり書けるということ、blending(合成)できるというのはつまり読めるということにつながります。「こういうふうに活きるんだ」と実感させることで、子どもが自分で読んでみよう、書いてみようとなっていく姿をこれまでたくさん見てきました。

ちなみに、ジョリーの大きな課題は、日本人向けの単語リストがないことです。扱われている単語が易しくないので、日本人にはちょっとしんどい。本当は、読めたらイメージと直結するような単語を扱った方が、より理解しやすくなるんじゃないかなと思っています。

(五十嵐)英語を母語としている子たちにとっては難しくないかもしれないけれど、英語を外国語として学んでいく子たちの語彙の中にはまだ入ってこないような単語が結構あるということですよね。

(木澤)読めただけじゃ何の感動もないわけです。読めて、「あ、あれのことだ」と分かったときに子どもは初めて感動しますよね。

(五十嵐)私も、意味も分からず知っていた言葉が、英語を学ぶことで「あれってこういう意味だったんだ」と気付いたときは面白いなと思いましたね。

(木澤)そういう意味では、ジョリーのような外国の教材をそのまま使う時には少し注意が必要だと思います。私自身もそうしていましたが、先生方の方で、子どもたちに馴染みのある単語を選定して扱っても良いかもしれませんね。

 

いずれにしても、子どもたちには英語の学習を好きでいてほしいです。読み書きで早期につまずいて嫌いになってしまったら本当にもったいない。好きでいるには、「できる!」という感覚を保つことが重要。できない、わからない、丸暗記しなきゃが続くとしんどいですよね。

フォニックス学習を通して、「自分で読める」、「自分で書ける」を積み重ね、自信を持って英語学習を楽しんでいける子が増えることを願っています。

(五十嵐)ありがとうございます。たくさん貴重なお話をいただいて大変勉強になりました。

 

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この記事を書いた人

国際教育ナビ編集部

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