【part4】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ!~英語の音読アプリを例に知る最新事例~

最終更新日:2021年12月17日

添削を早くするための工夫とは?

(越智)どの先生も授業のスタイルや生徒の状態に合わせて工夫されている点が印象的で、特にフィードバックや声かけを大切にしていらっしゃるという印象を受けました。生徒がいかにスムーズにアプリに取り組めるかという設計や、モチベーションを維持するための声かけの工夫が大きなポイントだと感じました。

それでは、質疑応答の時間に入りたいと思います。一点目からです。

「“定着率を上げるには早く添削するのが大事”というのはそのとおりだと思いました。ただ、時間が限られ、生徒数も多い中、添削を早くするための工夫を教えていただきたいです」。何かございますか?梅村先生。

(梅村)中1、中2でやっていた自学帳の添削時間が大変だったのに対し、「RepeaTalk」はデジタルでぱっと返せる、生徒がいなくてもできるという意見がありますが、一つ一つ聞いていると添削する時間はどうしてもかかってしまいます。生徒全員分の録音を最初から最後まで聞いていては埒が明かないので、最初の10〜15秒だけをピックアップして、バーッと聞いていくようにしています。

コメントも、良かった点・悪かった点を全員に書きたいところですが、やはり時間がないので、全員にコメントするのではなく、本当に目立ったミスだけにコメントしています。全員聞くと、みんな似たような発音や似たようなミスがあったので、その場合は「今回の提出はこういうミスが多かったよ」と授業でコメントしました。全部丁寧にやった方が良いとは思いますが、ちょっと現実的にならないといけないと思います。

(越智)授業中に伝わるというのもいいですよね。ありがとうございます。

市村先生は、かつては一人一人フィードバックして手が腱鞘炎になってしまったというお話もございましたが、その後何か工夫されたことはございますか?

(市村)だんだん生徒が上達してくると、「絶対に指摘しなければならないミス」も減ってきます。高校2年生になったときには、コトバンクの小泉様にコメントの定型文を増やしていただいて、それでずいぶん救われました。あと梅村先生がおっしゃったように、生徒が間違える苦手な部分も共通しているので、飛ばしてその部分だけを聞いて、コメントを返していました。そうするとコメントのコピペもできるので、割と添削のスピードは上がったかなと思います。

我々も人間なので時間や体力も限られていると断った上で、「締め切りの5分前にやっつけ仕事で出したような不誠実なものは丁寧に見ることはできないよ」と伝えていました。毎回定期的にやって、真面目に取り組んでくれたものに対しては、こちらも誠実にちゃんと聞いてコメントを返すけれど、そうでないものは時間的な都合でできないから勘弁してね、ということです。

(松岡)梅村先生が長く使われている中で、判定率を見えるようにしてくださったということはすごくありがたいです。その後から我々が使い始めたので。

我々は、そこまで一個一個聞いて添削を返すことはあまりないですね。本当に回数勝負です。中学生ですから、何回もやっていく中で覚えていこう、という。先ほどありましたが、カラオケ的な感覚でゲームっぽくやっているところもあるので、出てきたものはバーッと大雑把に見ます。ただ、同じレッスンで3回4回、5回も提出し直しているものはやはり問題があるので、それに関しては聞いたり、テキストで上がっているものを見てコメントをしています。

(越智)一番気になる質問だったと思うので、3人の担任の先生方にご回答いただけて非常に嬉しいです。最後に、ぜひ本日の感想を一言ずついただけますでしょうか。松岡先生からお願いいたします。

(松岡)こういう機会を設けていただきましてありがとうございます。いろいろ他校の取り組みも伺えて、非常にタメになる時間でした。また何かあれば参加させていただければと思います。

(越智)ありがとうございました。では、市村先生よろしくお願いいたします。

(市村)不慣れですが、こういう機会でお話しさせていただけてとても貴重な経験になりました。私はITスキルが高いわけでもないので、そんな私でも取り組んできたことが先生方の参考になれば幸いです。ありがとうございました。

(越智)貴重なお話をありがとうございました。最後に梅村先生、よろしくお願いいたします。

(梅村)今日は皆さんありがとうございました。小泉様にもいろいろと支えていただき、今すごく使いやすくなっていると感じています。以前も良かったのですが、さらに良くなったと思っております。まだ採用されていない学校がいらっしゃいましたら、ぜひ使ってください。

(越智)松岡先生・市村先生・梅村先生にご登壇いただきました。本日はどうもありがとうございました。

 
 

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