英文速読ドリル 10 minutes Level 3
最終更新日:2022年2月23日
- おすすめしたプロフェッショナル
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鮫島慶太 / ESN英語教育総合研究会・東京都内私立中高一貫校教諭
英文速読ドリル 10 minutes Level 3
Z会
- おすすめのポイント
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Q.良かったところ
上級者(CEFR B2以上)にとっては音読練習としてSWのスキルの土台として活用出来る。初級者にとっては無理のないレベルの目標として使える。
Q.困ったところや改善してほしいところ
情報処理系問題なので、スキャニングと消去法による基本的な同義文(本文と選択肢)判定に特化している点はよいが、図や資料などの要素、アウトライン作成などの要素までは網羅しても良いのではないか?
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
長文読解において、情報処理系の問題解答能力の精度UPをねらいとして高1~高3のクラス授業のウオーミングアップとして速読練習を導入している。上記の冊子は高3生で用いる学年が多い。
Q.実際の使い方
読解の授業のWarming Upとして5分~7分程度に時間を短縮して演習形式。自己採点させ答案をスキャンして成績管理している。毎回音読教材としても用いているが、音読させるのにちょうどよいレベル。
Q.使ってみた結果
英語が得意な生徒はほぼ毎回満点(旧帝大難関クラスだと全25回で間違える問題は数問)。ただ苦手な生徒はなかなか満点にならないので、GMARCHレベルを狙うなら高3前期あたりの目標設定としても適した教材と言える。
Q.利用が向いているクラスや生徒
中堅クラスまで幅広く。難関レベルの学生にとっても初期活用なら(高2くらいまで)十分に使える。
Q.あまり合わないと思うクラスや生徒
特にないが、上位校の演習としては物足りないと思われる。
- 鮫島慶太
- ESN英語教育総合研究会・東京都内私立中高一貫校教諭