Smart Reader [Approach]
最終更新日:2022年2月25日
- おすすめしたプロフェッショナル
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匿名先生
Smart Reader [Approach]
いいずな書店
- おすすめのポイント
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Q.良かったところ
長文テキストは読解や単語調べに時間がかかるが、本教材は問題が短いため構文に集中できる。
すべての問題が入試問題を基にしているため、ある程度高い難易度の入試問題に慣れる効果も図れる。
Q.困ったところや改善してほしいところ
付属のCDが長文のリーディングのみなので、授業中の音読活動で利用しにくい。リピーティングや強調などの機能があるといい。
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
英語コミュニケーションの授業で利用。
語彙・文法・構文が英語の基礎力になると考えているが、高校の検定教科書は高2になると内容が難解になってくる。教科書のレベルに至らない生徒をサポートする教材を探していたところ、本教材を見つけ導入に至った。
Q.実際の使い方
全28項目が見開きになっており、2学期で全項目を学習。基礎的な構文を網羅できると感じている。使用方法としては以下の通り、反転学習のように使っている。
学習方法を指示し、自宅学習を行う
授業でグループ学習・課題を与える 。プリントに初見の問題を提示し、グループごとに解く
※プリントは教員用のセットに入っている
※グループ内で理解している生徒から学ぶ形式にしているため、読解解説は最小限にとどめる。
プリントを回収し採点。次の授業でフィードバック
一番良いグループの回答を配布することで、グループで課題に取り組むモチベーションを高める
Q.使ってみた結果
語彙・文法・構文の組み合わせが生徒に分かりやすく提示されている。構文を認識できていない生徒に、「文には形がある」ことを意識付けできる。その意識が、自分で復習する際に「単語の意味が分からなくても構文を理解すれば文章が理解できる」という発想になることを期待。
Q.利用が向いているクラスや生徒
英文法の理解が進んでない生徒がいる場合、授業の中での活用方法を変える必要があると思う。入試問題が基になっているので、大学受験の意欲はある程度必要。英検にチャレンジしたいクラスでも使えると思う。
Q.あまり合わないと思うクラスや生徒
レベルが高めの教材なので、ある程度の英語レベルが必要。一般入試で受験しない、または英検2級にチャレンジしない生徒には合わないと思う。
- 匿名先生