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シンプルで分かりやすい文法解説。英語の基礎を身に付けて、発言する力につなげる文法書

最終更新日:2023年2月3日

おすすめしたプロフェッショナル

静岡県内私立高等学校 H先生 / 静岡県内私立高等学校

目次

  • Vision Quest English Expression StandardⅠ,Ⅱ

Vision Quest English Expression StandardⅠ,Ⅱ

啓林館

おすすめのポイント

Q. 良かったところ

文法の教科書ではあるが、構成がシンプルでとにかく見やすく、ポイントを絞ってスッキリ説明していて分かりやすい。準拠の文法書「総合英語」やワークブックもあり、分からない点を補強することができる。教員用に音声やテスト作成ツールなどのデータもあり、生徒にとっても、教員にとっても使いやすい。

ただ、新課程になって、新しい「論理表現」の教科書は、活動が全面に出ていて、文法がオマケのように付いているものが多い。本教材も新課程のものはだいぶ構成が変わってしまった。やはり文法は英語の基礎となるので、できるだけ文法を多く含んだ教科書が良く、新課程では、比較的文法重視の「APPLAUSE」を採用した。

なお、準拠のワークブックは、新課程でもこれまでの構成と変わらず文法中心なので、新課程の教科書をワークブックと併用すれば良いのかもしれない。

Q. 困ったところや改善してほしいところ

本教科書に関しては特になし。

Q. 導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

問題/課題:

同じ英語表現の授業でも、生徒のレベル(コース)が異なるため、使い分ける必要がある。本教科書は、普通科の3つのコースの中で中間層コースで、少なくとも5年以上前から使用している。(上位クラスでは「UNICORN」・下位クラスでは「Grobe」を使用)この中間層コースの生徒のレベルによく合っていて使いやすいため、導入を決めた。

 

状況(クラスの人数やレベル):

本コースの生徒のレベルは、3年生で英検準2級に受かる程度。約30人×2クラス。Vision QuestⅠを2年で、Vision QuestⅡを3年で扱う。Ⅰで文法項目はひととおり学習し、ⅡはⅠの復習も多く含まれるが、さらに発展的な内容が扱われている。

 

他の類似教材ではなくなぜこれか:

難しい文法書はいろいろあるが、本教科書はとにかく見やすく、ポイントを絞ってスッキリ説明している。左側に説明、右側に練習問題があり、図がたくさん入っていて分かりやすい。それに加えて、巻末には会話をしたり自分の意見を発表したりできる部分も入っている。教員用のデータも、音声やテスト作成ツールなどがあって助かる。教科書に準拠した文法書「Vision Quest 総合英語」や「Vision Quest WORKBOOK」もあり、併用することで、解説や練習問題量を補強できる。

Q. 教材の構成(全体構成、単元ごとページ構成)

文法項目ごとに分けられ、全部でLesson12まである。1レッスンは6ページくらい。

最初の1ページは「Model Conversation」というセクションで、そのレッスンで出てくる言い回しを使った会話例が載せられている。この部分は、会話例のCDを流して全員で音読活動を行い、True/Falseの問題(3問くらい)を解く。2~3ページ目は、見開きの左側に文法の基礎を解説した「Build Up 1」、右側に練習問題「Practice 1」、4~5ページ目は、同じ構成で左側に「Build Up 2」、右側に「Practice 2」で、少し発展した問題を扱っている。最後に、プレゼンなどで活用できる「Show&Tell」というアクティビティのページが付いている。なお、併用している文法書「Vision Quest 総合英語」の基本例文は、教科書に完全準拠している。

Q. 実際の使い方 (どこを、どの程度のペースで等)

進め方(年/学期単位、授業単位):

英語表現は週3単位。1回の授業で1つの「Build Up」と「Practice」を扱う。最初に「Build Up」の解説を説明する。生徒が分かりにくい点、解説の補足が必要な点があれば、準拠の文法書『総合英語』を用いて補足する。その後「Practice」の問題を解く。Practiceには大問が4つ、各大問ごとに3問程度の練習問題が載せられている。問題を解いたら、全員で答え合わせをし、間違えた箇所は解説を加える。

レッスンが終わったら、ワークブックの対応するレッスンを宿題にして、演習問題を解き、集めて採点し返却する。ワークブックも教科書準拠で各レッスン6ページくらい。教科書の問題数は少ないので、ワークブックである程度問題数を確保できる。

また、各レッスンの最後に「Use it」という小さな囲みがあり、そのレッスンで学んだ文法事項を使って自分の事を文章に書いてみようというアクティビティがある。(例:助動詞のレッスンでは「小学校の頃のあなたの習慣について3つの文を書いてみよう」)「Show&Tell」のアクティビティをすべてのレッスンで扱う時間はないので、代わりに、各レッスンの終わりにこの「Use it」を書かせて、1人ずつ発表してもらっている。

 

指導する上での工夫:

なるべくグループワークにして、分かる生徒が分からない生徒を助けてあげるようにしている。このコースはスポーツをやっている生徒が多いので、個人作業だと眠くなってしまうが、グループワークにすると、みんなで取り組むのでモチベーションが上がる。また分かる生徒は、他の生徒に教えることでさらにやる気アップにつながる。

Q. 使ってみた結果

表現の教科書なので、アクティビティが多い。巻末には、各レッスンに沿ったアクティビティのセクションがある。受け身の授業ではない部分が多いので、自分から発言する練習になる。発言するのが苦手な生徒も、徐々に慣れてきて、できるようになっている。文法力が伸びているかどうかは、テストの結果だけでは分からないが、グループワークでみんなで考えてみるという時間があるので、記憶には残りやすいのかなと感じている。

Q. 利用が向いていると思われる学校・クラス・生徒

英検準2級程度の中間レベルの生徒。大学進学を視野に入れている生徒。

Q. 個人的にあまり合わないと思う学校・クラス・生徒

難関大学を目指すにはもの足りない。また逆に、英語の基礎も分かっていない生徒には難しいと思う。

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静岡県内私立高等学校 H先生
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