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  • 文法演習不足を補って英語基礎力を固めよう!授業でも家庭学習でも使えるおススメ文法問題集
高校リード問題集英文法A

文法演習不足を補って英語基礎力を固めよう!授業でも家庭学習でも使えるおススメ文法問題集

最終更新日:2023年4月27日

おすすめしたプロフェッショナル

石井 大介 / 拓殖大学紅陵高等学校 英語科主任

目次

  • 高校リード問題集英文法A

高校リード問題集英文法A

教育開発出版

高校リード問題集英文法A
おすすめのポイント

おすすめのポイント

英語の基礎として必要な文法理解。しかし共通テストなどの影響を受け、通常授業の中で文法を取り扱う量が減ってしまった。そこで、幅広い難易度の文法問題を収録する「高校リード問題集」を使って、論理表現の授業後に文法問題の宿題を出し、この不足分を補うようにした。

Q. 対象としたクラスの特徴(学年、人数、授業目標等)

学年と人数:
進学コース40名対象。 高1〜高2で英文法A、高2〜高3で英文法Bを学ぶ。

英語能力のレベル感、動機付けの強さ:
上位は英検準1級クラス〜準2級・3級程度まで幅あり

授業目標:
英語表現/英語論理表現では、まずは英語を「読む」ためのスキルを持つことを授業目標としている。

個人的に達成したいこと・こだわりたいこと:
英語に何かしら興味を持ち、生徒に積極的に英語を使ってほしい。実際に、私も高校時代の大学受験勉強がきっかけで英語に興味を持ち、喋れるようになった。留学・海外在住経験がなくても、単語と文法の基礎がちゃんとできていれば英語を使えるようになると感じている。

Q. 課題意識、導入の経緯

大学受験における共通テストの導入、それに伴う出題形式の変更・根本の授業カリキュラムの変更が本書導入のきっかけである。
現在、共通テストの出題形式では「リスニング/リーディング」が半々であり、センター試験時代にあった「文法問題」がなくなっている。その影響を受けて高校の授業の中でも「文法」を単発で扱うことが激減した。全体の潮流としても「文法よりもリーディング」となってきているが、英語の基礎はまず単語と文法だと考えている。そこで、英語表現/英語論理表現の中で本教材を活用し、文法問題の演習不足を補っている。本書は基礎から応用まで幅広いレベルの問題を掲載していること、同じような問題が繰り返し出てくることで知識が定着するところに魅力がある。

Q. 実際の使い方

授業における展開:教員によりバランスはさまざまだが、私は、授業内と宿題のおよそ半々の割合で本書を使用している。授業内で利用する場合は、教科書(Vision Quest)の補助教材、解説教材として位置付けていることが多い。テーマによっては授業内で1時間ほど使用して解説を行うが、内容によっては簡素に対応することもあり臨機応変に対応している。
また、宿題として出すときは30分程度でこなせる量に調整している。部活動との両立をしている生徒への配慮も大切だと思う。基本的に、本書であったりプリントであったり毎授業ごとに何かしらの宿題を出しており、提出率を評価にも組み込んでいる。宿題として出した分の解説は次の授業で必ず行い、その際になるべく生徒一人ひとりを当てながら発言させるようにしている。

Q.工夫したポイント

授業準備で工夫していること(あれば):
1〜2年の間は板書をしっかり準備し、
基本スタイルとして生徒にノートを取らせるようにする。不定詞など、特に重要な項目では授業1コマ全てをノート作りの時間に使ったこともある。生徒が「自分が何がわからないのかがわからなくて学習できない」という状況になることを避けたく、板書を取りながら生徒自身に情報を整理してもらうことを大切にしている。わからないことが出てきてもノートに戻って読み返せば良いので、授業内でも家庭学習においても活用できる。

評価で工夫していること(あれば):
成績の中で観点別の評価があるため、生徒の主体的な部分を引き出すようにする。まずは英語を前向きに使うことが大事だと考えているので、生徒が授業内で使った英語は全部肯定するようにしている。
授業中に1回は発話をするタイミングを作っており、そこで積極性もチェックしている。また、宿題や授業内ノートは提出物として課し、平常点として加点対象にする。

Q. 実施した結果

生徒の成績の変化等:10年ほど前から導入し、大学合格実績などで結果が出ている。共通テストはリーディング形式での出題だが、難関私大は文法の出題がまだ多い。本書の問題は簡単なものから難しいものまで幅が広いため、実践の場での自信となっている。宿題として本書を出した際の提出率も良く、学習習慣の確立にも役立っている。英語を楽しいと話す生徒もおり、前向きに学ぶ姿勢に繋がっているようだ。

Q. 今後に向けて

私自身、「教員が好き」というよりは「知らないことを学ぶことが好き」という考えの人間なので、生徒達に多くのフィードバックできるよう、自分自身も今後色々な経験を積んでいきたい。

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石井 大介
拓殖大学紅陵高等学校 英語科主任

プロフィール

高校卒業後、浪人を経て専門学校へ入学。その後、千葉県にある神田外語大学に編入学し、教員免許を取得した。大学卒業後は香港、上海の一般企業で3年間働き、帰国後は2年間塾講師として務めた。その後「自分の経験してきたことを多くの人に伝えていきたい」と考え教員になること…

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