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Uncover

最終更新日:2022年2月23日

おすすめしたプロフェッショナル

原田 貴之 / 留学フェローシップ ・ クレイン英学校 代表

目次

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Uncover

ケンブリッジ大学出版

おすすめのポイント

Q.良かったところ

【教材のビジュアル】

フルカラーで、大きく、鮮明に載っている写真が魅力的。生徒たちの興味をひきつけ飽きさせない。また、多くの写真が使われていることで、わからない単語が出てきても、その意味や使われている状況を自然と推測することができ、文脈の理解に繋がっている。

【動画】

各ユニットに1~3つの動画が組み込まれており、リアリティー溢れる動画が大変面白い。例えば、ユニット1の一番初めの動画は「インド人男子の初登校日」に密着したもので、インドの学校文化に触れられる。同時に、その内容が新学期を迎えた本学の生徒たちの気持ちにもリンクしていて、彼らを惹きつけていた。動画パートの時間になると、生徒の目が特に輝いている。世界に対する興味が高まり、「海外に行きたい!」という声も上がっている。

Q.困ったところや改善してほしいところ

特にないが、日本の検定教科書と比べると文法問題のボリュームは少ないため、同じように使うことは難しいと感じる。

Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

本学(クレイン英学校)の、World Englishコースにて使用。全て英語で書かれており、「英語で世界を学ぶ」という本学の特徴に合致した教材だったため採用した。例えば【Family】がテーマのユニットにて、リーディングパートではインドのお祭りについての話、動画パートではロシア シベリアでの暮らしについての話が出てくる。広い世界を、多角的に見る視点が養われると感じる。

 

・問題/課題:

本学には英語が得意な生徒ばかりではなく、英語に苦手意識を持った生徒も入学してきてくれる。彼らの多くが、単語のスペリングや文法の細かいミスで自信をなくした生徒たちだった。かねてより、この状況を打破する必要性を感じていた。

 

・状況(クラスの人数やレベル):

最大5名までの少人数クラス。現在は中1~高1が在籍。

 

・他の類似教材ではなくなぜこれか:

教材内の写真や動画が魅力的で、他の教材よりも視覚的に優れていると感じるため。また、語彙、リスニング、スピーキング、文法問題、英作文といった内容がバランスよく網羅されている。このテキスト1冊で十分に指導が完結できるため、プラスアルファで教材を用意する必要がない。また、購入時には本教材の「オンライン教材」の有り無しが選べるのもよい。オンライン教材を購入すると、講師用のLMS(Learning Management System)を使うことができる。LMS上では、生徒の学習進捗状況の確認や、動画視聴、追加の問題の使用などもでき、教室内で生徒と画面を共有できる。ICTの活用として、指導に役立っている。

Q.実際の使い方

本教材は10のユニットで構成されており、1ユニットにつき10ページ前後。また、Uncoverシリーズはレベル1~3まであり、年齢や学年に囚われず、生徒一人ひとりのレベルで教材を選定している。

【ユニット内の構成】

英語四技能をバランスよく習得できるような構成になっている。例えばユニット1では、Vocabulary(単語問題)→Listening(リスニング問題)→Speaking(ペアワーク)→Reading(音読、問題演習)→Grammar(文法問題、英作文)→Discovery Education(動画視聴)の流れで進む。興味深いのは、この一連の流れが、1つのユニットの中で2回~3回繰り返されることである。生徒たちは1つのユニット内で、何度も同じ単語に触れ、知識や自分の考えを深めることができる。同じユニット内で、少しずつ問題やワークのレベルが上がっていくため、自然にレベルアップができる。

【授業の進め方】

本教材を使用しているWorld Englishコースは、1授業60分で、1回の授業で1つのユニットの1/3程度(3、4ページほど)を進める。流れは次の通りである。

①1回目~3回目の授業で1つのユニットのページを全て完了 ②4回目の授業ではユニットの集大成として、生徒たちによるプレゼンテーション(1分~5分)を実施。生徒自身がPPTを作成し、皆の前で発表する。

・指導する上での工夫:

特に、英語が苦手な生徒に対しての指導の工夫の1つとして、英語での「問いかけ」を多くするように心がけている。問いかけは非常に重要で、生徒が自分の言葉で英語を話せるきっかけ作りになっている。授業では、Visualization(視覚的に捉える)やPersonalization(自分のこととして捉える)させる指導を大切にしており、本教材で使われている大きなカラー写真や、動画はとても役立っている。また、ユニットの終わりにプレゼンテーションを実施することで、生徒は自分の体験として深く記憶に残すことができていると感じる。

Q.使ってみた結果

Uncover3を半年間使用し、中3で英検2級に合格した生徒もいた。特に英検対策をしていたわけではなかったため、彼女の英語力が全体的に上がったことの現れだと感じる。また、英語が苦手な生徒も「楽しい」と言ってくれるようになった。本テキストでは、語彙や文法問題のパートも選択式などが多く、英語を完璧主義に学ばせるのではなく、繰り返し学ぶことで自然とわかる状態を作れるように工夫されている。

Q.利用が向いているクラスや生徒

国際クラスがある学校、英語指導に特に力を入れている学校など。

Q.あまり合わないと思うクラスや生徒

日本人向けに作られた教材ではないため、教師用の指導マニュアル(LMSについて)も英語で書かれている。また、英語での授業進行が必要な教材のため、難易度はやや高め。

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原田 貴之
留学フェローシップ ・ クレイン英学校 代表

プロフィール

英語というツールを通じてボーダレスに活躍する人材育成を目指し 2020年愛知県名古屋市に、英語塾クレイン英学校を設立。代表を務める。 ・同志社大学 文学部 英文学科卒業後、大阪府の私立高校で教師としてのキャリアをスタートさせたが、自らの英語力を向上させ、視野を…

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