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夢をかなえるリスニング ユメリス2 CEFR B1レベル

最終更新日:2022年2月23日

おすすめしたプロフェッショナル

曽我 亮太 / 鵬学園高等学校 英語科 主任

目次

  • 夢をかなえるリスニング ユメリス2 CEFR B1レベル

夢をかなえるリスニング ユメリス2 CEFR B1レベル

アルク

おすすめのポイント

Q.良かったところ

ユメリスは【①音声CDを聞き、問題を解く→②ディクテーション→③音読→④英作文】の4つのステップで構成されており、何をすべきかが分かりやすく取り組みやすい。英語教員にとって、授業の進行がしやすい教材だと感じる。

Q.困ったところや改善してほしいところ

おおむね満足しているが、強いて挙げるとすれば、

「ステップ④ 英作文」の出題が2題のみであるところ

もう少し問題数が多くあれば、よりアウトプットの機会が増えると感じる一方で、1授業50分の授業時間を考えると全体のバランスとしてはちょうど良い分量なのかとも思う。足りないときは自作プリントで補強したい。

付属の音声音源CDにややゆっくりのスピードのバージョンも入っていると「ステップ② ディクテーション」の指導がしやすいだろうなと感じる。現状はナチュラルスピードとやや速いスピードの2つが入っている。ディクテーションは生徒たちにとって難易度が高めなので、現在は指導の際に何度か音声を流すことで対応している。

Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

CROWNやPROMINENCEなどコミュニケーション英語の伝統的な教科書をメイン教材として使用している一方で、

「毎年、なるべく時代に沿った新しい教材を生徒に届けたい」

その想いから、リスニング教材としてユメリスを令和2年度から導入。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランス良く習得できることが決め手であった。

冊子を導入することで、プリントのようにバラバラになったり紛失することもなく、生徒の使いやすさも重視した。リスニングは普段の演習量が結果に比例していくと考えているので、共通テストの対策としても授業で積極的に取り入れていく必要性を感じている。

●問題/課題

コミュニケーション英語、英語表現、総合英語という3つの授業で指導を行っているが、グラマーやリーディングが中心でアウトプットの機会が少ないことを懸念していた。令和2年度より週2コマある総合英語の授業内で「ユメリス」を使い始め、英語アウトプットの時間を増やした。

●状況(クラスの人数やレベル)

進学コースの高3生向けに導入。1クラス20名ほど。偏差値55前後ほどの生徒たちにとって少し負荷はかかるがちょうど良く進めていけると感じる。

●他の類似教材ではなくなぜこれか

教材の使い方の流れが明確で、かつバランスよくアウトプットができる。

導入にあたり他教材ともかなり比較検討したが、最も使いやすそうだと感じた。

Q.実際の使い方

テキストは20ほどのユニットで構成されており、1ユニットにつき2ページ。表に問題文が掲載されており、裏にディクテーション用の回答欄、音読チェックボックス、英作文用の回答欄が順にまとまっている。ユニットのテーマは、実践的なものが中心

(例)注文・待ち合わせ場所を聞き取る、人物の行動を聞き取る、など。会話文やアナウンス、モノローグなどが音声CDで収録されている。

週2回、総合英語の授業内(50分)で使用

①音声CDを聞き、問題を解く→②ディクテーション→③音読→④英作文の流れで指導する。①②まででおおよそ授業時間の半分ほどになり、後半の③④を丁寧にやると授業時間の50分ほどかかることが多い。

③音読のステップでは1人ずつ読むだけでなく、会話文の際はペアやチームでの音読をなるべく取り入れ、音読を主体的に行えるようにしている。音読のチェックボックスが20個付いており、ペアワークの際は1人10回は音読をさせ、その場でチェックボックスにマークするよう指導するなど、授業内での音読回数を増やすよう努めている。

生徒には、「音読は自分のためにやるもの。もし恥ずかしければ、周りの人に聞こえないような小さい声でいいよ。自分にさえ聞こえていたらそれで大丈夫!十分トレーニングになる」と日々、伝えている。

テキストには20ほどのユニットがあるため、1周するだけであれば1年かからずに終了できる。実際に、昨年度は残った授業時間を使って、日本のニュースに関する英字新聞を使ったリーディング演習などを実施した。

Q.使ってみた結果

1年間使用してみて最も使って良かった感じる点は、「音読」の習慣化ができたことである。ユメリスには20回分もの音読のチェックボックスがあり、1ユニットを20周音読できるようになっている。授業内での音読回数が増加した結果、生徒たちは音読に慣れ、自然と声が出るようになった様子。皆の前で音読をする恥ずかしさも無くなってきており、当たり前に音読ができるようになったのは大きな変化だと感じる。英語力向上の具体的な数値などはこれからだが、音読に対する姿勢の面が向上したことは明らかである。

Q.利用が向いているクラスや生徒

どのクラスでも有効に活用できると感じる。ユメリスではレベルが0~3まで分かれているため、学習の習熟度合を考えて選定することが可能。

また、他教材と比べてもアウトプットの機会が多く作られているため、アウトプットの機会を増やしたいと考える先生方にもおススメしたい。

教材には、20回分もの音読のチェックボックスがあり、このチェックボックスが大変便利だと感じている。

Q.あまり合わないと思うクラスや生徒

レベル別になっているため、選定レベルさえ気を付ければ問題ないと感じる。

音読に対して消極的な生徒やアウトプットが苦手な生徒にとっては、やや難しく感じるかもしれないが、ぜひトライしてみてほしい。

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曽我 亮太
鵬学園高等学校 英語科 主任

プロフィール

自らの母校でもある鵬学園高校に勤めて今年で5年目。 高校時代は部活に夢中で英語が得意だったわけではなかったが、今はこうして英語の先生をやれている。英語は工夫次第で、きっとできるようになる!できなかった英語ができるようになっていく感覚を味わってほしい。いつか、「…

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