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	<title>教育現場DX | 国際教育ナビ</title>
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	<title>教育現場DX | 国際教育ナビ</title>
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		<title>前編：教務の役割ってなんですか？</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/7901/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Oct 2023 00:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>より個別化された教育内容の実現と、より多様な働き方を許容する現場の実現の両立が求められています。この難しい課題への取り組みの中心にあるのは教務です。そこで教務の役割は何か（前編）、そして学校現場のホワイト化を実現するため…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>より個別化された教育内容の実現と、より多様な働き方を許容する現場の実現の両立が求められています。この難しい課題への取り組みの中心にあるのは教務です。そこで教務の役割は何か（前編）、そして学校現場のホワイト化を実現するためにどうすればよいか（後編）、立命館宇治高等学校の原先生、福島先生にお話をお伺いしました。（聞き手：コトバンク株式会社 谷口）。</p>
<h2>プロフィール</h2>
<p>原　暁彦：1980年、大阪府大阪市出身。2007年、大学院理学府博士後期課程中退後、現職。理科（化学）を主に担当。2015年度より教務部副部長、2017年度より教務部長（2018～2022年度は主幹教諭）を務める。2018年度より高校IGコース（普通科・文理融合型・提供される種々の選択授業から、生徒が希望する科目を履修する。その組み合わせは、20万通り以上）を立ち上げ、その運用の中心的役割を担っている。</p>
<p>福島　浩介：1966年丙午、岡山県倉敷市出身。1991年、大学院教育学研究科博士課程前期修了後、千里国際学園大阪国際文化中学校・高等学校（現　関西学院千里国際中等部・高等部）に採用される。最初期の数年（生徒部・広報部）を除き基本的に教務部所属、2009～17年は教務センター長。眞砂和典先生とともに学期完結制を完成させる。2012年～14年、文科省の嘱託による、一条校における国際バカロレア(IB)導入に関する研究の中心的役割を果たす。2012～16年、京都外国語大学で国語科教育法の授業を非常勤講師として担当。その後、2017年から広島英数学館高校で国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムでTheory of Knowledge (TOK)や日本語A、Bを担当したのち、2019年より立命館宇治勤務。国語科。</p>
<h2>立命館宇治の教務の特筆するべき点</h2>
<p>
（原）教務って守備範囲が広いですよね。うちの学校は特にそうです。名簿管理から始まり、時間割もそうですし、成績処理のための校務システムの運用、生徒が使っているICTのプラットフォームの設定、教材の集約……と雑用的なものも含めて多くあります。</p>
<p>逆に、一般の学校では教務部がやっている行事予定の管理を、やっていないんです。本校はコースも多いし中高にまたがっていて教務ではキャッチできないので、教頭が管理しています。</p>
<p>（福島）命令権がある管理職が行事予定をするのは良いと思います。同僚だと関係性がこじれますからね。</p>
<p>（原）僕が主幹だったときはしんどかったですよ。学校執行部の一員だったので、時間割が業務命令になっちゃうんですよね。<strong>こちらからしたら「ごめん、これしか組みようがなかった」のつもりでも、受け手には命令として受け取られてしまうのがしんどいな、と感じることはありました。</strong><br />
あと、本校の教務部では中学から高校、高校から大学への進路指導を担っているんです。進路指導部を持っていないんですよ。</p>
<p>（福島）外部進学は、評定を見て「人気学部はどうやこうや」と進路担当がフォローしています。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-7903 size-medium" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/01-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/01-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/01-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/01-768x512.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/01-1536x1025.jpg 1536w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>（谷口）「教務の役割は何ですか」と聞かれたら、何と答えますか？</p>
<p>（原）<strong>（教務の役割は）学校を円滑に回すことです。</strong>学校が当たり前に動くよう整備するのが僕らの仕事ですね。極端な話、僕らがいなかったら朝のチャイムが鳴りませんから。教育基本法に出てくるのも教務主任や生徒指導主事でそれなりに重要なのですよね。</p>
<p>（福島）それも「◯◯部を作れ」ではなく「こういう仕事をやる人が必要」と書いているだけという。通知表に法的根拠がないのと一緒で、教務部という組織は何となくやっているだけだけど、僕らがやっている学籍の管理とか指導要領の作成は法令に明記されているので。</p>
<p>（原）体育祭とか、行事で誰もいないときは電話番をしていたりしますからね。。逆に他の先生方が小休止できるときには僕らがバタバタしていたり。忙しさのスケジュールが他の先生方とズレるんですよ。</p>
<p>（福島）本校は１年単位の変形労働時間制を採用しているので、教員ごとに年間の勤務カレンダーが異なります。例えば、部活で日曜に出る人は平日に１回法定休日があるとか、いくつか勤務形態があるんですけど、僕ら教務は土日ほぼ休みの代わりに、３月末までびっちり勤務日があるんです。</p>
<p>（原）普通の先生方は、３月末とか、基本的に業務がないので休日とか半日勤務なんですが、僕らはフルタイムで３月末まで週休２日がずっと続きます。働き方改革により周囲との関わりが減り、寂しさが増した感じです。</p>
<h2>教務をするために必要なこと</h2>
<p>（谷口）教務に関する一連の業務内容や運用は、現場に入ってから学んだんですか？</p>
<p>（原）僕は部長になる前に、前の部長の下で２年間副部長を務めていました。次に部長を任されると予告されていたので、「部長は何しているのかな、この時期にこんなのしているな」というのをずっとメモしていたんです。</p>
<p><strong>教務の仕事って、学期ごとに発生するものもありますが、年間で１回しかない仕事も多いのでメモっておかないといきなりやってと言われても無理ですよ。今も、当時のメモをベースに仕事をしています。</strong></p>
<p>（福島）僕は、教員になって３年目くらいから前任校の千里国際（関西学院千里国際中等部･高等部）で教務センター長になるまで、部員を十数年やりました。センター長になってからは、前々校長がコンセプトを考え、紙ベース、手作業で行っていた学期完結制をネットワーク化して一応の完成形を作り、2012～14年は文科の委嘱で、IBの一条校への導入の研究を中心的に行いました。降ってきたものをこなす中で、知識と経験をためていきましたかね～</p>
<p>僕は国語の教師なんですけど、1997年にネットワークができ、成績入力のオンライン化・校内ネットワーク化が始まった際は、僕も、数学の先生と一緒にMicrosoft AccessとSQLサーバーでデータベースを構築しました。そうしたら「帳票も、ここへ所見も打つんやったら、ここから出せればええやんか」という話になり、調査書なども全部Microsoft Accessで出力できるようにフォーマットを完全再現しました。</p>
<p><strong>教務の人って、基本理系の人が多いですよね。</strong>原先生の前は数学、その前は理科の先生でした。千里国際でも僕の前は理科、僕の後は数学。<strong>やっぱりデータベースのプログラムが書けないとあかんのですよ。</strong>俺もよくわからないなりに書いているんですけど。</p>
<p>（原）結局、必要に迫られて勉強するところもありますよ。僕は教員になってExcelでマクロを書くとは思っていなかったです。2022年度から高校に観点別評価が導入されて、それまでの校務システムだと成績処理ができなかったので、成績の入力から通知表の発行まで１枚のExcelで全部やりました。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-7904 size-medium" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/06-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/06-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/06-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/06-768x512.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/06-1536x1025.jpg 1536w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p><strong>やっぱり単純化をしないとホワイトにはならないと思います。どこかで「ルールはこれだけ。あとやりたい人は自由にしなはれ。」という形にしていかないと。</strong>ちょっとでも先生方が楽になるように自由度を高めて行きたいんです。</p>
<p>例えば、テストの100点満点縛りをやめて、60点満点でも構わないということにしました。観点別評価になったこともあるし、成績の付け方も教科の特性に応じて教科に一任するスタイルに変えていきました。それも１つの仕事のしやすさかなと思ってです。テストの時期も教科任せで、中間・期末両方やらないといけないという縛りをつけていません。教科によっては、１学期中間の次は２学期末とかもOKです。</p>
<p>（福島）一律をやめたというのが英断ですよね。でも成績は、学校教育法で決まっていることなので、年間成績を付けないとあかんから。</p>
<p>（原）年間は付けますが、学期の成績の考え方は捨てた、という形です。IB（国際バカロレア）がもともと年間での成績の付け方だったので。うちは１学期は１学期の成績で出しますが、２学期の成績は１・２学期の合算で出しましょうという形にして、学期にも教科の判断で重みが付けられるスタイルに変えています。</p>
<p>（福島）各学期の成績を出して、学年単位でも出すと、都合４回成績を出さなあかんけど、システムの中では得点なりABCなりで都度出した評価が積み上げられて、その合計から年間評価が出るので、担当者が多少好きなようにやっても手間なく最終成績が出せます。複雑なことをやっているようで、実際はそっちの方が楽ですよね。</p>
<h2>教務のスタンスは学校で変わる</h2>
<p>（谷口）立命館宇治のIGコースとIBって教えている内容も違うし、言語も違うし、評価の仕方とか観点もだいぶ違いますよね。教務としてのアプローチもかなり難しそうだなと感じているのですが、いかがでしょうか。</p>
<p>（原）<strong>学校に義務付けられているのは、指導要録に５段階評定とABCの観点別評価を記録しましょうということだけなんです。教務はそこを死守しているだけです。</strong>コースにも特性もあるし、全部横並びで同じようにやるのは絶対無理なんですよね。本校にはもう１つ、IMコースというのがあって、これは在学中に１年間留学を挟むコースなのでもっとややこしい。</p>
<p>（福島）IMコースでは年度の途中から留学して、次の年度の途中で帰ってきます。けど、成績をどうしなきゃいけないかというと、年単位で区切んなきゃいけない。<br />
だからそれを、齟齬がないように１年単位でやっているのが本校で。千里国際は、学期ごとで切っているので、いない学期は海外での成績表を見て成績としていました。１学期で10単位認定なので、年間30単位となる。</p>
<p>逆に、千里国際で一般受験する生徒は11月末の３年２学期で履修をやめるんですよ。けど、ほとんどの生徒は11月頃に推薦で大学が決まるので。決まった生徒は、逆に３学期もびっちり授業を取ります。もう受験も済んでいるので、教員の裁量でマニアックな内容をやっていました。ボクはこの間、国語の教科書には載っていない日本語に関することをやっていて、ハードコアな連中が来ていましたよ。</p>
<p>千里国際は学年で100人やから簡単にできたけど、それを学年400人もいるここで回すのは、またちょっと難しいことがあるかもしれないですね。リソースも規模も違うからわからないけど。</p>
<p>（原）IGコースは300人規模で、選択科目をメインで作っているコースです。科目の組み合わせが３年間トータルで20万通りくらいあるのかな？それを300人ぐらいの生徒が、かいつまみながら３年のカリキュラムを組んでという形です。ここも全日制普通科の学校としては異様かも知れません。</p>
<p>（福島）だから、えらいことになっているんですよ。定員を決めずに募集するから、50人やと思ったら100人来て。</p>
<p>（原）<strong>定員オーバーした講座があれば「どうにか講座数を増やせへんか？」と教科に交渉して、増やせるとなったら全部受け入れます。それを元に、次の年度のクラス編成を考えて、時間割に落とし込むという職人芸をずっとやっています。</strong></p>
<p>内申で大学に送る制度を持っているから、希望科目以外を取って成績が取れませんでしたと言えへんのですよ。<strong>多様性による非効率の１つの表れやろうなという気はします。</strong></p>
<p>（福島）１回外れても次に何回か選ぶチャンスを与えて、選んだことにするという手もあります。今はこの方向性で行っていますが、それはこの学校的には正解だと思う。</p>
<p>（谷口）千里国際は、確か学年関係なかったですよね。</p>
<p>（福島）だから９回履修するんですよ。大学の履修登録と一緒で、定員が決まっていて、前の学期の途中くらいにWebでカチカチと登録し、その前に誰かが確定していたら「定員オーバーです」と出る。次の学期に同じ科目が開講されていたら取るし、翌年でも良いし。</p>
<p><img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-7905 size-medium" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/14-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/14-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/14-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/14-768x512.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/14-1536x1025.jpg 1536w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>（谷口）「こうした変則的な履修が可能なのは、立命館宇治が大規模校だからできること」と、あるWeb記事で拝見しました。これってどういうことですか？</p>
<p>（原）<strong>大規模校で、教員数が多いのでいろいろな科目を開講できるんです。小さい規模の学校になると、科目数を増やすと履修する生徒がそれぞれの講座で少なくなるから、経営的に非効率が出るのがしんどいんです。</strong>その点本校は一定数生徒がいるので、その点はまだどうにかなっているという、たぶんそういう意味かな。</p>
<p>（福島）千里国際ではできないこともあるでしょうね。千里国際は、バラエティを増やさず定員を設定する方法を取っていました。それでもだいぶ多いですよ、１クラス24名ぐらいだから。教員はだいぶおるので、教員生徒比は１桁だと思います。</p>
<p>（谷口）逆に千里国際はなぜ実現できたんですか？</p>
<p>（福島）大阪で一番授業料が高いから。インターナショナルスクールが併設されているんですが、インターも一条校も最大でも20〜25名しか教室に入れなくて、なんぼ頑張っても机が26個以上、物理的に入らないんです。最初から「もうちょっといけるんちゃうか」ってならへんように校舎を設計してあって。それで良かったのかなと思います。だから、大阪で１番高くて、授業料だけで124万とか。僕も息子のために６年間払いましたけど。それだけの価値はあるのかなと思います。</p><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/7901/">前編：教務の役割ってなんですか？</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>知識の限界を超える英語力向上術―AI時代の今こそ辞書の活用を！</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/16049/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 May 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ここ数年で、私たちの想像をはるかに上回ってきた生成AIの進化。教育現場でも、生成AIは積極的に活用されています。自身の英作文を添削してくれたり、AIと英会話ができたりと便利な一方で、宿題をAIに丸投げし、そのまま提出する…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ここ数年で、私たちの想像をはるかに上回ってきた生成AIの進化。教育現場でも、生成AIは積極的に活用されています。自身の英作文を添削してくれたり、AIと英会話ができたりと便利な一方で、宿題をAIに丸投げし、そのまま提出するなどの問題に頭を悩ます先生方も多いのではないでしょうか？　<strong>大阪星光学院中学校・高等学校の石原 健志先生</strong>は、そんな時代だからこそ紙の<strong>辞書の活用</strong>を勧めています。そして2026年1月<span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff;" href="https://www.taishukan.co.jp/book/b10153164.html">「辞書で身につく本当の英語力」（大修館書店）</a></span>を上梓されました。なぜ今、紙の辞書なのか？　ただ訳語を調べるためのツールではないのか？　―そこには石原先生の原体験やAIの限界、「連合学習」の理論に基づく記憶の定着向上など、さまざまな想いが込められていました。</p>
<h2>AIの落とし穴「自分が知らないことは質問できない」</h2>
<p>――AI時代である現代において、なぜ紙の辞書で本当の英語力が身につくと考えたのでしょうか？<br />
（石原）そもそも前提として、「AIが悪い、紙の辞書が正義だ」という二項対立ではなく、使う場面やレベルに応じて紙辞書、電子辞書、AIを使い分けるべきだと思っています。たとえば、その場限りで単語をさっと調べるのは、電子辞書やAIのほうが適しています。しかし、記憶の定着、その単語が持つ別の意味や品詞・用法を知るなどの「学習」という行為に対しては、絶対的に紙の辞書が適しているのです。</p>
<p>AIは博士課程並の知識で質問に対する回答をくれますが、人間側は<strong>「自分がわからない範囲」については質問できないので、結局堂々巡り</strong>になってしまいます。でも、紙の辞書は先人である英語の達人たちが「これを知っとけ！」という勘どころを凝縮してあらかじめ記してくれているため、自分の知識の限界を超え、拡張できるんです。</p>
<p>――紙の辞書の活用は授業で行われていますか？</p>
<p>（石原）そうですね、生徒が使い慣れていないうちは授業で一緒に辞書を引いていました。授業の予習として、昔ながらの<strong>「知らない単語を全部調べてきなさい」は絶対にしません</strong>。なぜなら、現代ではAIを使うでしょうし、私の中高時代は教科書ガイドの答えを写してしまう生徒が多かったからです。また、先ほどのAIの限界と同じで、生徒は教科書で使われている単語の意味だけ拾えればいいので、わざわざ調べたところで、結局目につくのは該当する語義だけなんです。それじゃ意味がない。</p>
<p>そんな経験をすると、「何で教科書に載ってる単語の意味一つ調べるのにわざわざこんなことせなあかんねん。紙の辞書ってめんどくさいなあ」となってしまいます。確かに訳語を調べるだけならかなりコスパが悪いですよね。指導者の中にも同様のことを思っている方がいると思うのですが、「それじゃあかんで」と言いたいです。先ほども言ったように、<strong>紙の辞書での学習は教科書に載っていない内容を知ることが真髄</strong>だからです。</p>
<p><img loading="lazy" class="wp-image-16173" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/c39f70fc2d05dd78bcb7efd1eed9a6cf-600x833.png" alt="" width="394" height="547" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/c39f70fc2d05dd78bcb7efd1eed9a6cf-600x833.png 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/c39f70fc2d05dd78bcb7efd1eed9a6cf.png 719w" sizes="(max-width: 394px) 100vw, 394px" /></p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-size: 10pt;">先生が制作に携わった「ベーシックジーニアス英和辞典　第3版」の</span><br />
<span style="font-size: 10pt;">「単語ボード」。ユーモアのある絵は読者にインパクトを残し記憶の定着を図るねらいがある。</span><br />
<span style="font-size: 10pt;"> 出典：ベーシックジーニアス英和辞典　第3版（大修館書店）</span></p>
<h2>「１日１単語の画面投影」でもいいから辞書を使い続ける</h2>
<p>――「紙の辞書の指導」と言うと難しいように思えてしまいますが、実際にどのような指導を行えばいいでしょうか？</p>
<p>（石原）<strong>スモールステップでいい</strong>んです。まずは、一単語でもいいので、辞書のページを毎時間黒板に投影してみてください。単語は新出単語でも、 “many” など既に知っているつもりの単語でも何でも構いません。そして、一緒に辞書の紙面を見ていき、「どう見たら良いか」「辞書の情報をどう役立てたら良いか」を解説します。生徒たちにとっては、自分の手元のものと同じページが投影されていて同じことをすればいいので、非常にわかりやすいですよね。これはスポーツと同じだと思っています。たとえばスキーなら、まず手本を見て、先生の動きを真似するうちに自然とできるようになりますよね。</p>
<p><strong>生徒に辞書を使わせ続けるポイントは、教員も一緒に使い続けること</strong>。たとえ教員も使い方がわからなくても、一緒に使い方を学んでいけばいいんです。</p>
<p>――さらに具体的な指導方法は先生のご著書で解説されているのですよね？</p>
<p>（石原）はい、おっしゃる通りです。これ宣伝になってしまいますね(笑)。投影以外の指導方法や、ワークシートもついていますので、授業のヒントを得てもらえたら嬉しいです。</p>
<p>ただ、辞書についてのセミナーなどで「他の先生から『今さら紙の辞書なんて買わせる必要はない』と否定されることがある」というご相談を受けることが多いんです。その際は、「小さい取り組みから始めてみてください」とお答えしています。生徒が紙の辞書を持っていなくても、たとえば自分の辞書を黒板に投影してみる方法があります。あるいは辞書の活用を呼びかけ、まずは購入した生徒と一緒に使ってみるのもよいでしょう。そこで多くの生徒が「使いたい」「辞書を使って英語が以前よりできるようになった」となれば他の先生を説得しやすくなります。</p>
<h2>連合学習が記憶を定着させる</h2>
<p>――自分の知識を拡張できることのほかに、紙の辞書にはどのような利点がありますか？</p>
<p>（石原）記憶の定着に効果があります。紙の辞書を引くとき、私たちはページをめくったり、指で紙面をなぞったり、辞書の厚みから単語の場所を予測したりしますよね。<strong>人間の思考や記憶は頭の中だけで完結するのではなく、こうした体の動きや感覚、つまり「身体性」と深く結びついています</strong>。さらに、紙の辞書は「〇ページの真ん中あたり」という絶対的な位置が変わることがありません。この位置情報や手触り、書き込みといった<strong>「体験」が「内容」と結びついて記憶に残る仕組みを「連合学習」</strong>と呼びます。スクロールによって表示位置が毎回変わってしまう電子媒体では、この連合学習が働きにくいのです。東京大学で言語脳科学を研究されている酒井邦嘉先生も、複数の情報を結びつけて覚えることで記憶が確かなものになるとおっしゃっています。※</p>
<p>※<a href="https://www.sakai-lab.jp/media/2021077-133623-964.pdf">「紙が育む記憶力・脳の創造性」東京大学大学院総合文化研究科教授 酒井邦嘉氏</a></p>
<h2>「シャワー浴びていいよ」って英語で何て言う？</h2>
<p>――先生が辞書の重要性に気づいたきっかけは何かありましたか？</p>
<p>（石原）中学校2年生の時の原体験が大きいです。当時、カリフォルニアから留学生がやってきて、僕が所属していた水泳部に入ってきました。プールに入る前に「シャワー浴びていいよ」と言いたかったのですが、それが英語で言えなかったんです。教科書に載っていなかったからです。「どうやって言えばいいのかな」と悩んでいた時に、英語の先生に「 “can” を辞書で引いてごらん」と言われました。教科書には、「〜することができる」しか載っていなかったのですが、辞書を引いたら「〜してよい」と許可を表す意味も載っていました。「そうか、これを使ったらいいんだ！」と感動に近いものを味わいました。</p>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-16174" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/3825021_s-600x450.jpg" alt="" width="600" height="450" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/3825021_s-600x450.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/3825021_s.jpg 640w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>―― 教科書にはない意味を、辞書を通して自ら発見されたのですね</p>
<p>（石原）中学生や高校生って、教科書の範囲をやっているに過ぎないんですよね。でも、教科書の範囲しかわからないと、「使える英語」にはたどり着かない。<strong>自分で疑問に思ったり「知りたい」と思ったりして調べることが大切だし、それこそが「学習」</strong>なんだと心底感じた出来事でした。</p>
<h2>「一生、他人から借りたおもしろフレーズだけで生きていくんか」</h2>
<p>――情報の取捨選択が必要になるので、辞書を使いこなすのはハードルが高いと思っていましたが、先生のお話を聞いているとそうではなさそうですね</p>
<p>（石原）全く逆で、辞書を使って初めてその「選び取る力」が育つんです。「正しい意味を見つけることが正解」ではなく、<strong>情報が見つからないことも、大切な体験の一つ</strong>です。</p>
<p>AIを使えば効率的に正解にはたどり着けますが、聞けば高い確率で正しい答えが返ってくるものばかりに囲まれていては、「もっと知りたい」と学習意欲が掻き立てられるはずがありません。自分が言いたいことを英語でどう言うかをAIに聞いて、どれだけ精密で美しい英文を提示してくれたとしても、それは自分の言葉ではないですよね。昔のインタビューでも言いましたが、<strong>「一生、他人から借りたおもしろフレーズだけで生きていくんか！（笑）」</strong>と聞きたくなります。</p>
<p>――単語一つひとつを、生徒自身の言葉にしてほしい、と。</p>
<p>（石原）そうなんです。紙の辞書は、継続的に使うことで、世界に一つしかないオーダーメイドの学習記録になります。単語を引くのって、一回きりのことは少ないですよね。何回も同じ単語を引いて、そのたびに線を引いたり書き込んだりする。そうやってページに残された痕跡を見ることで、「これ前も見たやん！」「ああ、またこの単語か」と<strong>過去の自分と対峙</strong>できます。自分と向き合い、その単語を自分のものにしていくことが、真の<strong>「勉強」</strong>であり、紙の辞書でしかできない体験だと思うんです。</p>
<h2>辞書の「作り手」と「現場」の架け橋になりたい</h2>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-16249" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/46d76fcedbc9947efbbd871567effa16-600x896.jpg" alt="" width="600" height="896" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/46d76fcedbc9947efbbd871567effa16-600x896.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/46d76fcedbc9947efbbd871567effa16-768x1146.jpg 768w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-size: 10pt;">辞書で身につく本当の英語力（大修館書店）</span></p>
<p>――紙の辞書に対する想いを伺ってきましたが、今回「辞書で身につく本当の英語力」を執筆されたのは、その想いを伝えたかったからでしょうか？</p>
<p>（石原）そうですね、その想いから「辞書の価値を問い直したい」と思ったのは理由の一つです。</p>
<p>実はあと一つ理由がありまして、それは「辞書の<strong>作り手とユーザーの架け橋となりたい</strong>」と思ったことです。以前、辞書を作るお手伝いをさせていただいた際、作り手たちの言葉に対する熱量に驚きました。彼らは、「『日本食』と『和食』の違いは何か」について１時間ほど平気で話していたんです。ユーザーがそこまで一つの言葉に対して深く考えることは稀ですよね。</p>
<p>逆に、作り手は辞書を完成させることに全力を注いでおり、現場で「どう使われるか」までは考えていないのもまた事実です。</p>
<p>だからこそ、辞書に対して想いを持ち、実際に現場で活用している私が、作り手とユーザーの架け橋となり、溝を少しでも埋めたいと思い、今回の執筆に至りました。「わからない単語を調べる」以外に、どのような場面で活用できるかを解説しています。ぜひ本書を手に取っていただき、できることからスモールステップで実践していただけたら嬉しいです。</p>
<h2>関連情報</h2>
<p>書籍情報：<a href="https://www.taishukan.co.jp/book/b10153164.html">辞書で身につく本当の英語力（大修館書店）　石原健志 著</a><br />
新著情報：<a href="https://www.zkai.co.jp/books/guide/id-3104/">英文法のテオリア　英文法で迫る英語の世界（Ｚ会）</a><a href="https://www.zkai.co.jp/books/guide/id-3104/">石原健志 著</a><a href="https://www.zkai.co.jp/books/guide/id-3104/">　2026/3/2発売</a><br />
<a href="https://mag.nhk-book.co.jp/article/90388">辞書を英語学習の相棒に【ラジオ英会話】｜NHK出版デジタルマガジン</a></p>
<h2>過去の石原先生の記事はこちら▼</h2>
<p><a href="https://kknavi.jp/professional/8764/">【著者インタビュー！】実践で学ぶ長文読解のための英文法！学術的観点とのバランスも取れた長文問題集</a><br />
<a href="https://kknavi.jp/feature/8553/">文法学習の伝道師 石原 健志先生の視点！文法学習の奥深さとその価値</a><br />
<a href="https://kknavi.jp/feature/15554/">これならうまくいく！？ 英語の「家庭学習」を考える【前編】～自動化を促す家庭学習の考え方と実践研究の設計～</a>　　<a href="https://kknavi.jp/feature/15567/">【後編】</a></p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/16049/">知識の限界を超える英語力向上術―AI時代の今こそ辞書の活用を！</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>ICTはあくまでツール！教員の明確なビジョンが生徒の学びを深化させる</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/10388/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Aug 2024 01:10:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>教育現場のICT活用、DX化が推進される昨今。しかし、現場では「ICT活用をしてみたいけれど、何から初めればいいのかわからない」「教室の各設備や生徒1人に1端末などのICT環境は整ったけれど、活用できていない」といった声…</p>
<p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/10388/">ICTはあくまでツール！教員の明確なビジョンが生徒の学びを深化させる</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>教育現場のICT活用、DX化が推進される昨今。しかし、現場では「ICT活用をしてみたいけれど、何から初めればいいのかわからない」「教室の各設備や生徒1人に1端末などのICT環境は整ったけれど、活用できていない」といった声が上がっています。<br />
そのような声に、<strong>日本大学櫻丘高等学校の田中 忠司先生は「先生方がどう使うかよりも、生徒にどう使わせたいかがポイント」</strong>だと言います。<br />
今回は、英語教員から情報教員に転身された田中先生に、ICT活用を進める上でのポイントや実際の活用方法を伺いました。</p>
<h2>英語教員から情報の教員へ</h2>
<p>———先生のご経歴を教えてください</p>
<p>（田中）私は元々、英語科の教員でした。2015年に日本大学高等学校・中学校に異動した際も、英語を教えていました。しかし、赴任後3か月後に教頭先生に呼ばれ、<strong>「ICTを使った教育環境の整備を<span style="color: #000000;">2学期中に行ってほしい</span>」</strong>と頼まれたのです。私自身、ICTにまったく詳しくなかったので、驚きました。</p>
<p>そこで、</p>
<p>———専門分野でない中どのように推進されたのですか</p>
<p>（田中）<span style="color: #000000;">2学期が始まった9/1から動き始め、まずは3学期の始業式時点で全教室にiPadとプロジェクタ設置した状態にしました。その後、校内で研究会を発足し、本格的な活動を開始したのです。</span>当時は今あるようなSaasのサービスは世に出回っていなかったので、情報収集に苦労しました。ICT活用を進めている先進的な学校に見学のお願いの電話をして、放課後各学校を回って徐々に情報を集めていきました。その情報収集の結果を踏まえ、<strong>校内のICT環境をすべて整備したのが<span style="color: #000000;">始動し始めてから4か月後</span></strong>のことです。</p>
<p>当時、教員免許は英語のみだったので、2016年には「情報」も取得。<span style="color: #000000;">その年からの新入生にはiPadを配布するようにしました。</span>2017年からは<strong>中学校で英語を教え、高校では情報を教える二刀流</strong>を開始<span style="color: #000000;">。2018年に入るまでに中学・高校全</span>学年にiPadを1人1台導入し、英語だけでなくすべての教科で使ってもらうよう環境整備をしたのです。学校の威信をかけたプロジェクトだったので、<strong>ドラスティックに改革</strong>していきました。</p>
<h2>自由な授業設計で生徒の顔が明るくなった</h2>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-10405" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/25543713_s-600x455.jpg" alt="" width="600" height="455" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/25543713_s-600x455.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/25543713_s.jpg 640w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>———情報の授業の教育目標について教えていただけますか</p>
<p>（田中）<span style="color: #000000;">一番重視しているのは実習です。実習を通じて</span><strong>目の前にある情報について深掘りすることと、情報の使い方を学ぶ場を作る</strong><span style="color: #000000;">ことに注力しています。</span>そして、最終的には<strong>問題解決能力の育成</strong>が目標です。</p>
<p>問題解決能力というと、大それたことをイメージするかもしれませんが、そうではありません。ここでいう能力とは、生徒の身の回りにあるちょっとした困りごとや、やり方を変えればよくなると思っていることを、どうすれば解決できるか考える力のことを指します。</p>
<p>———具体的にどのような授業内容ですか</p>
<p>（田中）<span style="color: #000000;">まず、事前学習としてGoogle クラスルーム上でオンライン授業を受講させます。教科書に準拠した内容の、1本3分以内の解説動画を私自身が制作し、それをあらかじめ生徒に渡しているのです。自宅などで観てもらい、確認テストを受ける。この確認テストはGoogleフォームで選択式として、簡単に取り組めるようにしているのがポイントです。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">そしていよいよ、実際に顔を合わせられる学校で実習を行います。</span>基本的なタイピングやメールの書き方はもちろん、ほかにもインフォグラフィックやARオブジェクトの制作など、さまざまな<strong>ICT技術を駆使して自分のアイディアを形にする授業</strong>を行っています。</p>
<p>ほかには、グループワークで作品を作り上げてもらっています。たとえば、<br />
①授業の解説動画を作ってもらい、クラウドにアップ<br />
②そのページにとぶ二次元バーコードを作成<br />
③二次元バーコードがついているポスターを作成<br />
といったことです。そして、その作品を<strong>鑑賞会と称しクラスメイトの前で披露</strong>してもらいます。</p>
<p><span style="color: #000000;">以上のような事前学習と実習の組み合わせだと、確認テストを提出しているかどうか、事前学習の内容を理解し実習で活かせているかどうかが明確にわかるのです。そのため、3観点の評価がしやすいですね。</span></p>
<p>———授業を通して生徒さんの成長や変化はありましたか</p>
<p>（田中）大きく3つあります。</p>
<p>1つ目は、<strong>生徒間での教え合いが生まれた</strong>ことです。40人の生徒に対して私1人しか教員がいないので、一人ひとりの生徒に細かく指導できないのが現実です。しかし、プログラミングが得意な生徒などは自分の課題が終わったら自然と友達のサポートに回ってくれており、嬉しく感じています。</p>
<p>2つ目は、<strong>自分の身の回りの情報に今までとは違った気づきがある</strong>ことです。たとえば、学校内の作業で今まで人力で行っていたことを、テクノロジーを使えば楽になるとひらめくようになっています。</p>
<p>3つ目は、<strong>生徒の顔が明るくなった</strong>ことです。とくに高校3年生は受験を目前に控え根を詰めて勉強する時間が増え、自然と表情も硬くなりますよね。</p>
<p>私は<strong>入試で求められる学力と、大学で求められる学力は別物</strong>だと思っています。大学では発想力や粘り強く試行錯誤する力が求められると考えているのです。ですので、そのような力を育てるために、私の授業では大枠はこちらで決め、あとはその中で自由に学んでもらうといった大学のゼミのような授業形態を取っています。すると、生徒ものびのび自由に学ぶことができ、表情が明るくなったのです。</p>
<h2>ICTを生徒にどのように使わせたいか、どのような力をつけさせたいか</h2>
<p>———ICT活用に一歩踏み出せない、踏み出してはいるけれど今一つうまく活用できていないように感じている先生方にアドバイスをお願いします</p>
<p>（田中）一番重要なことは、生徒に<strong>「ICTをどのように使わせたいか、どのような力をつけさせたいか」というビジョンを明確に持つ</strong>ことです。先ほどもお伝えした通り、私は生徒に問題解決能力をつけてほしい。そのためにICT技術を<strong>「ものづくりのツール」ととらえ、生徒がアイディアを形にする授業設計</strong>をしています。</p>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-10406" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/24301621_s-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/24301621_s-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/24301621_s.jpg 640w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>———「教育現場でのICT活用＝プレゼン」といった傾向があるように感じていますが、田中先生はどのようにお考えですか</p>
<p>（田中）私が生徒の作品発表をプレゼンではなく、鑑賞会としている理由はまさにそこです。ICTが教育現場に導入されると、まず活用法として使われるのが「プレゼン」です。わかりやすいですし、簡単ですからね。実際、私もICTを使ってプレゼンをしていましたが、「これって本当に意味があるのか？」と、あるとき気づいたのです。</p>
<p><strong>プレゼンを授業のゴールにしてしまうと、結局、生徒は「プレゼンをしたこと」に満足してしまう</strong>んですよね。発表前は自分の発表準備に注力し、発表が終われば「早く授業が終わらないかな」とそわそわ。いずれにしても他の生徒の発表を聞いていません。それでは生徒にとって何も実にならないで終わってしまいます。</p>
<p><strong>他の生徒の作品から学びや気付きを得るためには、やはり自分事にするのが大切</strong>です。他の生徒と自分の作品を見比べ、なぜ違うのか、どう違うのかを比較し、考えをアウトプットするのが最も早いのではないか。それに2018年頃に気づいて以来、鑑賞会を実施し、生徒に他の生徒の作品についてのコメントを集め、全員に共有する形にしています。</p>
<p>アンケートは単純に感想を求めるだけでは「よかったです」とか「おもしろかったです」といったものになるので、「他の生徒の作品から学んだこと」「自分の作品との違い」を書かせるようにしています。その結果、ただ<strong>他の人のプレゼンを聞くだけの状態から学びを深められるようになった</strong>と考えています。</p>
<p><img loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-10625" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/d9f5ddab805ca3e48084b1435862b58e.png" alt="" width="600" height="543" /><img loading="lazy" class="alignnone  wp-image-10626" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/8b23e172613bacdffe477dd9d6898f2c-600x784.png" alt="" width="604" height="789" />　<img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-10627" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/33df073d82aa7f210194c43266279f3c-600x815.png" alt="" width="600" height="815" /><img loading="lazy" class="alignnone  wp-image-10628" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/a73108c227f29d65889ee6d462e5f099-600x850.png" alt="" width="610" height="864" /></p>
<p>「ICTがあるから使わなきゃ」と考えてしまっているのは、<strong>ICTというモノに踊らされている証拠</strong>です。先生方が必ずしもICTに詳しい必要はありません。使うのはあくまでも生徒なので、先生方は「ICTを使って生徒に何を学ばせたいか」という明確なビジョンを持ってさえいればいいのです。</p>
<p><strong>今まで通りの授業を続けるのであれば、正直ICTを活用する必要はない</strong>と思います。慣れない機器を操作しながら説明するよりもプリントを配ったほうが早いです。</p>
<p>「授業とは全然関係のない動画やページを見てしまうのが心配だ」と心配される先生がときどきいらっしゃいます。そのような場合は、生徒が授業に興味を持ち、関係のないものを見る暇がないくらいの授業にするよう根本的な授業設計を見直す必要があるでしょう。授業設計をしっかり行っているにもかかわらず、それでも関係のない動画などを見る生徒がいるのであれば、それは一教員の問題でなく、学校側の体制の問題になってきます。そのような場合は、学校側で制限をかけるなどの対策をすれば問題ありません。このように、<strong>ICTを進める体制が整っているかという点も重要</strong>です。</p>
<p>ICTを取り入れたはいいもののうまくいっていない場合は、<strong>問題の所在をはっきり認識できていない場合が多い</strong>です。私が考える問題はこれまでお話ししてきたことを踏まえると、下記の3点があると考えます。</p>
<p>・ICT活用における先生の明確なビジョンがない<br />
・ビジョンは明確だが授業設計方法がわからない<br />
・ビジョンも明確、授業の設計方法もわかるが、学校側の体制が整っていない</p>
<p>自分はどれに当てはまるのかをまずは考えてみてください。問題を認識したら、解決するために悩みや不明点を気軽に相談できる場がないか探してみましょう。もし学校内にそのような心理的安全性を感じられる場がないのであれば、ぜひ私の開催する勉強会にいらしてください。</p>
<p>取材・構成：小林慧子／記事作成：大久保さやか</p><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/10388/">ICTはあくまでツール！教員の明確なビジョンが生徒の学びを深化させる</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>AI時代の英語教育 &#8211; インプットの重要性と教員の新たな役割：ICTで伝統と革新を両立</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/11220/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Dec 2024 06:00:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://kknavi.jp/?p=11220</guid>

					<description><![CDATA[<p>英語教育の現場では、アウトプット重視の風潮が強まっていますが、基礎となるインプット学習の重要性を再認識する動きも見られる昨今。さらに、生成AIの登場により、英語教育は大きな転換期を迎えています。このような状況下で、英語教…</p>
<p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/11220/">AI時代の英語教育 – インプットの重要性と教員の新たな役割：ICTで伝統と革新を両立</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">英語教育の現場では、アウトプット重視の風潮が強まっていますが、基礎となるインプット学習の重要性を再認識する動きも見られる昨今。さらに、生成AIの登場により、英語教育は大きな転換期を迎えています。このような状況下で、英語教員はどのような指導を行うべきでしょうか？最新のテクノロジーを駆使しながら、従来の文法・語彙学習を重視した独自の授業を実践する村山先生に、AI時代における英語教育の在り方、そして教員の役割について伺いました。</span></p>
<h2><span style="font-weight: 400;">正確さを諦めない英語教育の重要性</span></h2>
<p><span style="font-weight: 400;">———村山先生は、現在の英語教育にどのような違和感をお持ちですか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）近年の英語教育では、「間違えてもいいからどんどん使っていこう」という風潮が強まっています。しかし、</span><b>インプットが十分でないのに軽視され、アウトプットばかりが重視される</b><span style="font-weight: 400;">状況に違和感を覚えます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ペアワークなどアクティビティ中心の授業は、50分という授業時間内においては生徒にとって充実した時間になるでしょう。しかし、表面的な楽しさだけで終わってしまい、生徒の英語力が向上しているのか疑問に感じる場面もあります。</span></p>
<p><b>語学学習において、単語や表現を覚える、いわゆる「面倒くさい作業」は避けられません。インプット量をアウトプットが超えることはない</b><span style="font-weight: 400;">ので、インプットの５分の１、10分の１しかアウトプットでは使えません。にもかかわらず、インプットが見て見ぬフリをされているように感じています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">もう一つ気になるのが、</span><b>正確さの過度な軽視</b><span style="font-weight: 400;">です。間違いを恐れずに英語を使うことは大切ですが、間違ってもいいからブロークンな英語をずっと使い続けるのはあまり意味がないと思っています。正しさを諦めないというか、「間違ってもいいよ」という言葉が過度に使われることに対して、少し疑問を抱いているのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">東北大学も、昨年度の入試後に出した受験生向けのメッセージの中で、</span><b>アカデミックな英語の重要性を強調</b><span style="font-weight: 400;">しました。中学校や高校で学んできた「多少間違っていても積極的に使う英語」だけでは、大学で求められるレベルの英語力には到達できないと明言しています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">———そのような違和感を覚えたきっかけは何かありましたか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）私自身、言語学習において辛いインプットとの戦いを経験してきました。</span><b>語学には継続と忍耐力が絶対的に必要</b><span style="font-weight: 400;">です。しかし、多くの研究発表や授業見学で目にするのは、完成形の「演奏会」ばかりです。その前に必要な地道な練習の過程が見えません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">中学１年生に突然英語で自己紹介をさせても、すぐにはできないはずです。教科書のトピックを読んだ後すぐに英語で話し合うような授業設計では、伝え合うためのカードが足りないと思うのです。結局のところ、地道なインプットの作業は、生徒たちが家庭や塾で行っているのを前提としているように見えます。しかし、</span><b>この面倒くさい作業こそ、授業でしっかりと取り組ませる必要がある</b><span style="font-weight: 400;">のです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span style="font-weight: 400;">オールドファッションな学習をICTで魅力的に</span></h2>
<p><span style="font-weight: 400;">———そのような考えのもと、先生はどのような授業を実践されていますか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）私の授業では、</span><b>語彙習得や文法事項といった、生徒にとって面倒だと感じる学習内容にも積極的に取り組ませています。その際、ICTツールを活用し、学習の負担を軽減しながら生徒が楽しく学べるよう工夫</b><span style="font-weight: 400;">しているのです。</span></p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-11221 aligncenter" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1-600x334.png" alt="" width="600" height="334" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1-600x334.png 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1-1200x667.png 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1-768x427.png 768w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span><span style="font-weight: 400;">（出典：Z会. (2024). 英語4技能育成にICTで挑戦する. 『2024年度 Ｚ会 英語教育研究会』講演資料より, https://www.zkai.co.jp/books/school/newtreasure/24englishseminar/）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">たとえば、単語テストをゲーム形式にすることで、単調になりがちな学習に楽しさという「スパイス」を効かせられます。局所的な範囲を同条件で課せば勝者を固定化しにくい。さらに、誰だか特定できないログイン名にすることで匿名性を保ち、得点や順位変動が本人にしかわからない状態なのもモチベーション維持に有効だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">解答スピードも得点化されるため、瞬発的に英語を理解する力を鍛えられることもメリットです。これは長文読解やリスニングなど、実際の英語使用場面で大いに役立つでしょう。</span></p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-11223 aligncenter" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1-600x334.png" alt="" width="600" height="334" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1-600x334.png 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1-1200x667.png 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1-768x427.png 768w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span><span style="font-weight: 400;">（出典：Z会. (2024). 英語4技能育成にICTで挑戦する. 『2024年度 Ｚ会 英語教育研究会』講演資料より, </span><a href="https://www.zkai.co.jp/books/school/newtreasure/24englishseminar/"><span style="font-weight: 400;">https://www.zkai.co.jp/books/school/newtreasure/24englishseminar/</span></a><span style="font-weight: 400;">）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">———ChatGPTなどの生成AIについては、生徒が自力で課題をしなくなるなどの懸念もありますが、どのような扱い方が理想的だと考えますか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）ChatGPTやDeepLなどは、使ってはいけない悪いものではありません。むしろ積極的な活用方法を教えるべきです。適切に活用させるには、課題の出し方や授業展開を変えていくような方向転換が必要でしょう。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">生徒がAIを利用することを前提とし、AIだけで答えが得られるような課題には、授業時間内に取り組ませることで、AIの不適切な利用を抑制できます。一方、AIを活用することで学びが深まるような課題については、授業時間外に生徒が自由にAIを活用できるよう促しているのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">たとえば、これまで予習で課していた英作文や和訳は、授業内で取り組みます。生徒が書いたものを回収し、教員がAIを使って添削して次の授業でフィードバックします。添削内容の詳細を質問できるプロンプト（指示文）も教えれば、生徒が自宅で学習を深めることにAIを活用できるのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">探究学習でも活用できるでしょう。テーマなど調べたいことを指定して、まずChatGPTで素案を作成します。その素案をもとに、検証や深掘りをしながら整理する方が、より中身の濃い発表資料が作れると思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">———ICTを活用した授業にはどのような課題がありますか？また、どのような成果を感じていますか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）最大の</span><b>課題は、生徒たちが実際に何をしているのか把握しにくい点</b><span style="font-weight: 400;">です。指定した学習コンテンツを学んでいるように見えても、実際は別のことをしているケースが、学校でも自宅でも多々あります。Chromebookなどのデバイスは多機能なため、紙の問題集と違い、意図するタスクだけに取り組ませる環境作りが難しいのが現状です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">生徒たちがICTを活用できるよう学習環境の整備をしているのに、逆に学習以外のこともできる状況を生んでしまう。皮肉なことに、自習時間のデバイス使用制限も検討されるなど、扱いが難しい側面があるのです。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">一方で、ICTの活用によって得られた成果もあります。文法や語彙の習得を重視した、従来型の「オールドファッション」な指導や「面倒くさい」学習方法は、必要なので継続していますが、否定的な意見も多いのが実情です。しかし、</span><b>ICTツールを併用することで、時代のニーズに合わせた授業だと肯定的に捉えられ、生徒や保護者から理解を得やすく</b><span style="font-weight: 400;">なりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、</span><b>生徒の心理的な負担を軽減できることも大きな成果</b><span style="font-weight: 400;">だと感じています。以前は覚えることを強制するしかありませんでしたが、今はゲーム要素で楽しさを提供することで、いわば「にんじんをぶら下げて」生徒のモチベーションを維持できるようになったのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span style="font-weight: 400;">AIと共存する英語教育：教師の役割と学ぶ意義の変化</span></h2>
<p><span style="font-weight: 400;">———AI時代における英語教師の役割についてどのようにお考えですか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（村山）</span><b>英語教員の役割は、AIが出力した答えが「なぜ」正しいのか、その背景や過程を説明すること</b><span style="font-weight: 400;">です。現在の自動翻訳システムは、ニューラルネットワークを使用しているため、なぜその出力結果になったのかを開発者も完全には把握できていません。たとえば、「Book the hotel」という文をAIが「Reserve the hotel」に修正した場合、なぜそうなったのかを説明できる力が必要です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">AIに対して適切な指示を出せる知識も求められます。AIは文法的な誤りは修正できますが、それが話し言葉か書き言葉か、どのような場面で使う表現なのかは判断できません。</span><b>教員はAIにはできない判断を行い、生徒に適切な指導を行う必要があります。</b></p>
<p><b>私は、AIを使うことでこれまで行けなかった世界に行けるようになると思っています。</b><span style="font-weight: 400;">たとえば、基本的な文法的誤りをAIが修正してくれることで、教員は論理性や文体の適切さなどに焦点を当てた、より高度な内容の指導が可能になるのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">———英語を学ぶ意義についても、変化していくと思われますか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">将来的に自動翻訳機が出来上がれば、英語を勉強すること自体にあまり意味がなくなってくるかもしれません。日本語で話したことを機械が翻訳してくれる時代が来るでしょう。そうなった時に、単語をたくさん覚えることよりも、</span><b>何を話すかというコンテンツの部分が大事</b><span style="font-weight: 400;">になってきます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ただし、</span><b>英語特有の論理展開や文章構成を学ぶことの重要性は変わりません</b><span style="font-weight: 400;">。日本語ではこういう形で話の論理展開を持っていくけれども、英語だとこういう順番で喋らないと相手に伝わりにくい、もしくは誤解されるということは勉強しておかないといけません。</span></p>
<p><b>英語のロジックや伝え方、その文章展開、構成の仕方を学ぶことで、相手に話が通じるようになってほしい</b><span style="font-weight: 400;">と考えています。</span></p>
<p>取材・構成：大久保さやか／記事作成：松本亜紀</p><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/11220/">AI時代の英語教育 – インプットの重要性と教員の新たな役割：ICTで伝統と革新を両立</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【part1】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/1959/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Dec 2021 01:00:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://kknavi.jp/?p=1959</guid>

					<description><![CDATA[<p>授業の限られた時間の中で生徒全員に音読を指導することは至難の業。また、添削においても、生徒一人一人にコメントを考えていると時間がかかってしまうという難点がありました。教員向けの音読指導アプリ「RepeaTalk」は、教材…</p>
<p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/1959/">【part1】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="block-47844c331d0741eb3989" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">授業の限られた時間の中で生徒全員に音読を指導することは至難の業。また、添削においても、生徒一人一人にコメントを考えていると時間がかかってしまうという難点がありました。教員向けの音読指導アプリ「RepeaTalk」は、教材による授業連動や50パターン以上ある練習方法のカスタマイズ、AIによる教員のフィードバック業務サポートなどを実現します。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">今回は「生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～」と題して、「RepeaTalk」を導入された3人の教員の方に以下3つの内容についてお話を伺いました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">①アプリの定着率はどう上げる？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">②保護者や教員の理解は？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">③校内での予算確保は？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">それでは、それぞれのお話について見てみましょう。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<h2> </h2>
<h2><span style="font-size: 12pt;">先生方のご紹介</span></h2>
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726286776_2957" class="sqs-block horizontalrule-block sqs-block-horizontalrule" data-block-type="47">
<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726286776_8515" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">本日は、私立学校に勤務されている3名の先生にご登壇いただきます。左から、城西川越中学校城西大学付属川越高等学校の松岡由晃先生、大妻中学校高等学校の市村麗先生、市川中学校・高等学校の梅村嘉彦先生です。</span></p>
</div>
</div>
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</div>
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726286776_15259" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">「英語教材ナビ」を運営するコトバンク株式会社では、英語教材がそのまま使える音読指導アプリ「RepeaTalk」というサービスを提供しております。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726286776_15635" class="sqs-block image-block sqs-block-image sqs-text-ready" data-block-type="5">
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</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">先生が「これを音読してきてね」と課題を設定し、その後生徒たちが音読したものを提出して先生がそれをチェックする、という一連の流れをサポートするアプリです。</span></p>
</div>
</div>
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</div>
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</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">教材はいろいろなものの中から選ぶことができるのですが、例えば、『クラウン』のレッスン1を選択するとします。録音開始を押すと、お手本の音声が流れるので、それに合わせて生徒たちが音読の練習をしていきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ここでさまざまなステップを先生方のほうで設定することが可能です。チャンクもそうですし、センテンスの設定、そしてシャドーイングの設定もできます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">最後にはチアリーディングという形で生徒たちに最終の提出をしていただきます。音読の正答率はAIが自動採点してくれますが、先生たちは実際に聞くこともできますし、生徒たちにフィードバックという形でコメントすることもできます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">このようなアプリを英語学習の一環としてご使用いただいているのですが、中には、「アプリを導入したものの、生徒たちの定着率や実施率がなかなか上がらない」という声や、「他の先生方からの理解が得られない」という声、また「導入にあたっての予算が……」といったお悩みの声も伺っております。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<h2><span style="font-size: 12pt;">城西川越中学校・城西大学付属川越高等学校/松岡先生</span></h2>
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726286776_21330" class="sqs-block image-block sqs-block-image sqs-text-ready" data-block-type="5">
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)まずお一人目は城西川越中学校、城西大学付属川越高等学校の松岡先生にお話を伺います。松岡先生、ご自身の教師歴や、今どの学年を担当されているかなど、簡単に自己紹介をお願いします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)城西川越中学校、城西大学付属川越（高校）の一貫校で英語を教えております、松岡と申します。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)先生は7年目でいらっしゃるのですよね。元々、先生は城西川越の卒業生でいらっしゃると伺いました。先生からご覧になって、城西川越はどのような学校ですか？生徒時代の印象でもいいですし、もしくは先生になってみての感想でも結構です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)男子校で、生徒たちが自分の趣味に没頭し、のびのび生活をしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)事前に打ち合わせをさせていただいたときも、たまたま近くに生徒さんがいらっしゃって、「すごくのびのびと学んでいらっしゃるんだろうな」というのは私も感じておりました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">「RepeaTalk」導入のきっかけ</span></h3>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class="" data-rte-preserve-empty="true"> </p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)アプリ・サービスに関しては、弊社の「RepeaTalk」だけでなくGoogle Classroomやロイロノートなども使用されていると思います。導入のきっかけや目的をお伺いしたいのですが、まずは「RepeaTalk」のきっかけをお聞かせください。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)私は今、中学1年生の担任であると同時に、英語も教えております。また、ICT委員会にも所属しておりますので、いろいろな営業の方から「こういうアプリはどうですか」とたくさんのご紹介をいただきました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">我々、城西川越中学校の英語の授業では、教師が教える時間よりも、生徒が英語を使う時間を重視しています。音読したり、ペアワークで日本語に対応する英語を答えてもらったり、フラッシュカードでそういった活動をしたり、日本語を見て英語を書いたり。授業の初めに10分の導入として時間を設けるのですが、10分では収まらず授業が進まないこともしばしばあり、それは悩みでもあるのですが……本校の生徒、中学生に関してはそのように英語に取り組んでいます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">授業でそういった音声活動をしている一方で、宿題では問題集の丸つけや授業の予習復習がメインでした。でも、生徒が自宅で読んだり聞いたり、そしてそれを自分で英語で話してみたりするような活動を宿題でも出したいなと思っている中、ちょうど「RepeaTalk」さんからお話をいただいたんです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">正直、我々の授業にかなりマッチしているという印象でした。授業では、教科書に載っている例文を一覧にして、日本語と英語の対訳で載せたプリントを生徒に配布しています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">音読の目標としては、「全て覚える」というところに置いています。「日本語を聞いてそれを英語で言えるようにする」というステップを踏みまして、最終的には同じ文法の単元で、グループ対抗戦を組みます。「瞬間英作文」とクラスでは呼んでいますが、教員が前で日本語を出題して、早押しで英語を答える。そこまでを授業の中でやりたいと思っていまして、授業中に練習しているものが、家でも英語で聞けて、それを繰り返し練習できる。そして提出して採点もできるというところで非常に魅力を感じて導入しました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)授業の最初に生徒たちが10分以上話していて先生が話さないというのはすごいですね。それだけ生徒たちも意欲的に、主体的に取り組むことが根付いてきているのですね。他のサービスはどういったきっかけで導入されたのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)コロナが流行して以来、おそらくどの学校も「学校で学ぶ」という点に苦慮されているかと思います。我々もかなり悩みまして、その中で始めたのが、Google Workspaceです。授業を配信したり、提出物を集めたりするのに役立ちました。ペーパーレス化しようと思って始めて、結局その後にiPadを導入したという流れで、Googleのサービスに関しては今も継続しています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">本校の中学生は、授業が終わるのがだいたい4時頃で、その後に部活動をします。部活動の後、以前は7時間目というものをやっていたのですが、コロナ禍で学校に残れなくなりました。そこで、国数英の授業をGoogle Classroomで配信したり、課題等があれば回収したりという使い方をしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">もう一つはロイロノートです。宿題が出ていたとして、当日の朝に焦って人の宿題を写すことがありますよね。私も経験があります。また、Aくんは宿題を提出したけれどもBくんは提出していないとか、時間内に出せたかどうかとか、そういった記録が残るように、ノート作りを宿題に出したり、文法問題集の解き直しを出したりしています。提出日の前にロイロノートで提出日を設定して、必ず授業に来る前に回収しきる。授業でその一覧を見て、出せているかどうか確認することもできますし、課題の管理においてはロイロノートのおかげで非常に助かっています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">自分でチャートを作ってロイロノート上でそれを先生に共有するという活動もやっていますので、かなりiPadは活用していると思います。Google Classroom、RepeaTalk、ロイロノート、この3つのサービスは、十分に使えているという印象はあります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">導入されて苦労した点とは？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)中学1年生を担当していらっしゃるということですが、中学1年生って前年まで小学生だったわけですよね。定着させるのはなかなか難しそうだと個人的には感じますが、導入したときの苦労はいかがでしたか。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)最初の授業で必ず話しているのは、「英語は喋れないと駄目だし、書けないと駄目」ということです。たくさん喋ってたくさん書く練習をしようねということから始まり、授業自体も先生が教えるのではなく、君たちが使う中で覚えていきなさいという話から始まっているので、たくさん書かされる、たくさん読まされるというのが、彼らには当然のことだったのかなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">「RepeaTalk」は、我々は夏休みなど主に長期休みの宿題として使っておりました。日常の授業の中では音声活動がほぼメインなので、家に帰って宿題となると、文法問題集や教科書の予習復習などかなり手一杯で、正直「RepeaTalk」までやりなさいとは言えない状況です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">夏休みには、我々がスケジュールを組み、一学期にやった教科書の単元から宿題を割り振りました。夏休みの何日までにこの範囲、次の提出日はこの日、最後の提出がこの日という形で、夏休みに入る前に宿題として生徒に課しました。その1ヶ月間、彼らは「RepeaTalk」のアプリで英語を勉強していきました。1ヶ月の平均学習時間が、多いクラスで1人当たり193分とか……。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)すごいですね！弊社としては、よくやっているところで1ヶ月20分というイメージなのですが、その8倍以上ですよね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)1ヶ月間だけなので。我々としては、従来の「宿題を出して、文法問題集で再チェック」という宿題に限界を感じている中で、多くの子がしっかりやっているなと感じます。最後に書き込みをやっていないから、解くだけになっていないかなというところに対して生徒の取り組みが見えて、しかもそれがiPadを使うことで、授業でやっていたような「読んで覚えて翻訳する」という活動を夏休みの宿題として取り組めたことが非常に良かったと思っています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">定着率というか、平均193分まで出せたのはおそらく、添削を早く返してあげたからだと思います。生徒から添削が上がってきたら添削バックをしてあげる。早ければ早いほど、生徒の中では「熱が冷めないうちにもう一回やろう」と、ゲーム感覚でクリアしていく意識に変わっているのかなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">夏休みに入ってしまうと、次に会うのは夏休み明けです。ですから、顔が見えない分、こういうアプリで学習の成果も見えて、かつ見えないからこそ、すぐに出てきたらすぐに添削し返してあげるというのが一番定着率を上げる大きな要因だったのかなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)毎週確認していたことで、生徒にとっても「先生が見ているから頑張ろう」というモチベーションに繋がるだろうなと想像してお話を聞いていました。毎週ちゃんとチェックするという点には松岡先生にもそれなりに負担がかかってしまう部分があったかと思いますが、そのあたりのバランスはいかがでしたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)添削の仕方は本当にシンプルで、添削にかかる労力はほとんどないですね。教員がやるのは頻繁にその画面を見て、溜まってきたら、添削ボタンを押してあげる。5、6回出し直している生徒がいれば、それこそ生徒の音読したものが文字で出るじゃないですか。文字起こしされたものを「彼はここでつまずいてるんだな」と見ることができます。部活指導の空き時間を使って見ることができたので、そこまで負担に感じることはなかったです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)先生の余裕がある時間をうまく使っていらっしゃったということですね。勉強になりました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">保護者や他の先生方の理解度は？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)いろいろなアプリを使用されていると思いますが、保護者や他の先生方の理解度はいかがですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)保護者の方からは、このアプリに関して否定的な声は聞いておりません。機械であるとか、AIが採点するという部分でのネガティブな言葉はないですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智) ロイロノートなど他のアプリを入れるときには、先生同士でどう使うか議論などはあったんですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)はい。それはもう、本当にわからない中で、いろいろな先生方と議論していました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)もう一つ気になる点だと思いますが、本来での予算確保という点ではいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)予算の確保は非常に難しいと思います。ちょうど私がICTの担当だということもあって、アプリの導入が一番しやすかったということはあると思いますが、予算を確保する上で、新しいことを始めるとか、あるいはアプリのように日々利用料がかかるものに関しては慎重な先生方もいらっしゃいますので。「RepeaTalk」に関しては、今回はEdTechの一環として使用できるということで、要はお試し版感覚で始めました。これから費用対効果を考慮に入れていこうと思っていますが、現状、生徒たちの取り組みを見ると、やっていけそうだなという印象はあります。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> (越智)夏休みという期間を利用して、毎週生徒たちがちゃんとやっているか確認しながら進めるという仕組み作りが素晴らしかったですね。また、最初に「なぜやるのか」という濃い意義づけを丁寧にお伝えしているという点が、生徒たちにとっても「そういうふうに取り組めばいいんだな」という意識に繋がるのだな、本当に素敵だなと思ってお話を伺いました。先生ありがとうございます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">では、ここで市村先生と梅村先生にも、松岡先生のお話を聞いての感想もしくは質問をお話しいただけたらと思います。市村先生、いかがでしたでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)松岡先生に質問です。添削にはあまり手間がかからなかったとおっしゃっていましたよね。また、生徒の家庭学習への負担を考えられて、「RepeaTalk」は夏休みなどの課題としてお使いになったということでしたが、文法などのエクササイズのような取り組みは、授業よりも家庭学習の方に任せているのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)文法の説明は授業で必ず行っています。新しい単元に入ったときは必ず文法を説明して、同時にキーセンテンスという形で、彼らが覚えるべき英文をまとめたものを配り、文法を教えた後にすぐ、音読して覚える作業に入っていくという感じです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)梅村先生はいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)中学1年からiPadを使ってるというのはすごいなと思いましたが、「RepeaTalk」と「ロイロノート」以外で何か使っているアプリはありますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)使っているアプリは「RepeaTalk」と「ロイロノート」、「Google Classroom」ですね。それ以外のアプリは入れていません。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)やはり中学1年生から使用しているというのはすごいですよね。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
</div>
</div>
<div> </div>
<div class="sqs-block-content">続きを読む</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726733682_14035" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1972/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part2】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1981/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part3】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1986/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part4】</a></span></p>
</div>
</div><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/1959/">【part1】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第2弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/1867/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 13 Oct 2021 01:00:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://kknavi.jp/?p=1867</guid>

					<description><![CDATA[<p>※このイベントは2021年9月に開催されたものです。   第2部（前半）｜講演「授業目的公衆送信補償金制度」について   （越智）まずは木南様にご講演いただき、補償金制度について改めて学びたいと思っております。木南さん、…</p>
<p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/1867/">【第2弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 12pt;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-1853" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/8278a41dafad1b40c89ce897e4eb8d68.png" alt="" width="576" height="323" /></span></p>
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<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><strong>※このイベントは2021年9月に開催されたものです。</strong></span></p>
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</div>
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<hr />
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</div>
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<div class="sqs-block-content">
<h2><span style="font-size: 12pt;">第2部（前半）｜講演「授業目的公衆送信補償金制度」について</span></h2>
</div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1633683754607_119100" class="sqs-block horizontalrule-block sqs-block-horizontalrule" data-block-type="47">
<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）まずは木南様にご講演いただき、補償金制度について改めて学びたいと思っております。木南さん、よろしくお願いいたします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （木南さん）文化庁の著作権課の木南と申します。私のほうで少々お時間を頂き、この授業目的公衆送信補償金制度についてお話をさせていただきたいと思います。</span></p>
</div>
</div>
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<hr />
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<h3><span style="font-size: 12pt;">●「授業目的公衆送信補償金制度」の仕組み</span></h3>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （木南さん）「授業目的公衆送信補償金制度」とは著作権法に定められた制度です。ICTを活用した教育を推進するために、著作物の利用円滑化と、権利者の利益保護とのバランスを取る制度となっております。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">学校の先生や教育関係者の中には、著作権を守らなければならないと意識しつつも、「公的な使命のある教育活動を行うためになぜ補償金の支払いが必要なのか」という考えや、「多様なコンテンツを無料で自由に使えるようにすべきではないか」と疑問を持たれている方がいらっしゃるかもしれません。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">一方で、他人の著作物を利用することで便益を受けるわけですが、それは当然無料で使えるわけではございません。買い物をするときに、お金を支払って物を買うのと同じように、著作物の利用にあたっては、著作権者への対価が発生し、これを誰かが負担をすることによって、対価が還元され権利者の利益保護が図られるということになります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">著作物の利用の円滑化という観点も非常に重要です。授業目的公衆送信補償金制度は、著作権者と著作物を利用される教育現場の方々がWin-Winとなるように、著作物の利用のしやすさと対価還元のバランスを取った仕組みとなっております。</span></p>
</div>
</div>
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<div id="block-3cacb3d799ffdc18b8bf" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">●そもそも…「著作権」とは？</span></h3>
</div>
</div>
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</div>
<div id="block-5be9ebb0f22d4102c32a" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）ここで皆様方に、そもそも「著作権」とはということで、簡単にお話をさせていただきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">著作物を創作し流通させ、そして利用してもらうという流れを円滑に回すことで、優れたコンテンツが広く利用される社会にし、文化の発展に寄与するという大きな目的のもと、著作権の仕組みがございます。これを回すためには、権利者の利益を保護することと、著作物の公正な利用を確保することとのバランスを図ることが重要になってきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">権利保護が強すぎると流通や利用がしにくくなる一方で、権利の制限が強すぎると、逆に創作者に適切な対価が還元されず、次の創作活動に支障をきたしてしまいます。著作権制度というものは、常に権利保護と利用円滑化の良いバランスに留意して作られているわけです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">著作権の権利者、著作権を持っているとはどういうことなのでしょうか。著作権を持つ権利者は、その著作物を誰にいくらでどういう条件で利用させるか決めることができます。また、他人が無計画で著作物を利用することを禁止できます。よって、他人の著作物をコピーしたりネット配信したりする際には、原則として、著作物ごとに権利者に「使っていいですか」と許諾を得ることが必要となります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">では、どうして学校では許諾を得ずにコピーを配ることができるのでしょうか。著作権の制度は、公益性の高い利用や、権利者の利益に与える影響が小さい場合など、一定の条件を満たすと著作権を持っている人の権利が制限されて、著作権者が駄目と言えない場合がございます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">著作権法第35条「学校その他の教育機関における複製など」という規定があり、学校の先生が教室で授業を行う際にいろいろな資料をコピーして配るケースはこれにあたります。したがって一定の条件を満たせば、権利者の方に無許諾でもコピーを配るなど著作物の利用が可能となります。</span></p>
</div>
</div>
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<hr />
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</div>
<div id="block-debc3d2e9ad61d15fa20" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;"> ●著作権法　第35条の規定</span></h3>
</div>
</div>
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</div>
<div id="block-96a2cd136e8cb97f6d6a" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）授業目的公衆送信補償金の制度と密接に関係するのが、著作権法第35条の規定です。先生方も日常的に使われている規定ですので、長いですが、条文を読み上げたいと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">『学校その他の教育機関において、教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信を行い、又は公表された著作物であって公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる』。この公衆送信というのは、いわゆるメールやインターネットで送ることです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">この後がまた重要でして、『ただし、当該著作物の種類および用途並びに当該著作物の部数及び当該複製、公衆送信又は伝達の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りではない』。条文では但し書きに注意とよく言われますが、この規定にも、原則の話に対して「ただし」ということで、注意すべき点が掲げられております。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">第二項では、『前項の規定により公衆送信を行う場合には、同項の教育機関を設置する者は相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。』とあり、ここで支払うべき補償金が授業目的公衆送信補償金ということになります。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-b745cec6748a8833c973" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
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</div>
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<div class="sqs-block-content">
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</div>
</div>
<div id="block-f2a545e9a4c0ecb9568d" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;"> ●第35条を満たす条件</span></h3>
</div>
</div>
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</div>
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</div>
<div id="block-f529b52b447466f62ca0" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）どういう場合に著作権法35条の条件が満たされるのかということで、5点挙げております。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">まず、対象施設。「学校その他の教育機関、営利を目的としないもの」とされておりまして、営利を目的とする塾や予備校などは対象外となります。つまり幼稚園や保育所、小中高校、それから大学、専門学校、公民館、図書館、美術館。こういった場所は対象施設としてマルということになります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">次に、対象の主体。これは、「教育を担任する者」ということで主に学校の先生、それから「授業を受ける者」ということで児童、生徒、学生が対象の主体となります。教員等の指示のもとに事務職員などの補助者が行うことも可能ですが、教育委員会などの組織が主体となるものはこの制度の対象外となります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">3点目に、利用の目的限度。目的は「授業の過程」における利用に必要と認められる限度ということになっています。この「授業の過程」については、教育課程外の教育活動、部活動などは含まれますが、職員会議などは対象外です。また、その授業と関係のない他の教員・教育機関と著作物を共有する場合も対象外です。それから、授業で取り扱う範囲を超えてのコピーや送信についても対象外ということで、送信をする対象も限定するという考え方です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">4番目、対象行為。これは複製、つまりコピーと公衆送信です。メール送信ですとか、インターネットを使って流すこと。それからメールやインターネットで流したものをモニターに映して見せるといった使い方です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">それから5点目は、権利者利益への影響です。先ほどの但し書きの内容に当たりますが、その著作物の種類や用途を複製の部数などから判断して、著作権者の利益を不当に害しないという条件を満たす必要がございます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">履修者が購入済みの書籍の、履修期間におけるコピーや送信は対象として認められるでしょうが、履修者が通常購入して利用する教科書（これは小中学校の教科書ではなく、大学などで先生が講義の中で使うために大学生が購入するような教科書を指します）、各人が直接記入する問題集などのコピー送信は対象外と考えられております。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-1b96bfce558ec980bd13" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-55a5392a881ade82bcdb" class="sqs-block horizontalrule-block sqs-block-horizontalrule" data-block-type="47">
<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
<div id="block-ed0c42cd160bad02053e" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">●「授業目的公衆送信補償金制度」で何が変わったのか？</span></h3>
</div>
</div>
<div id="block-8a3a2ac95bd9a12ffe25" class="sqs-block image-block sqs-block-image sqs-text-ready" data-block-type="5">
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</div>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-cda108bfab4a88790c90" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）制度自体は2020年4月から開始されております。ただ2020年度はコロナの影響もあって、権利者の方の格段の配慮ということから、補償金としては無償、0円ということで運用されてきました。それが2021年度、今年度からは有償の補償金ということで制度が本格運用されております。この制度がスタートする前は、著作物の利用について利用者は「複製」と「一部の公衆送信」のみ無許諾・無償で行えました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">制度の開始後も無許諾・無償で利用できる場合の一つは「複製」です。先生方にはおなじみかと思いますが、学校の対面授業で使用する資料として印刷コピーしたものを配布できるという、従来からあった仕組みです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">そして、「遠隔合同授業等のための公衆送信」。著作物を送るという行為について、対面授業で使用した資料や講義映像を遠隔合同授業などにより同時中継で他の会場に送信することについては、無許諾・無償でできます。Aという教室で先生が生徒に教えていて、同時にBという教室でも生徒が授業を受けている場合、A教室で使用されている資料をB教室に送るということについては、従来どおり無許諾・無償で利用できるということです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">授業目的公衆送信補償金制度によって、補償金を支払えば無許諾で著作物を利用できるということの範囲が広がりました。それが「その他の公衆送信すべて」ということです。対面授業の予習復習用の資料をメールで送信したり、対面授業で使用する資料を外部サーバー経由で送信したり、あるいはオンデマンド授業での講義映像や資料の送信、それからスタジオ型のリアルタイム配信授業も該当します。これは先ほどの例とどこが違うかというと、「遠隔合同授業等のための公衆送信」の場合、A教室には先生も生徒もいなければなりませんが、スタジオ型の場合は、そこに生徒がおらず、ビデオの前で先生が講義しているものを別の会場にいる生徒へ送るパターンについても、この制度の条件を満たすということで利用可能になります。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-6969b56d85ef2bfd53cf" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-1445d6b578f751b03023" class="sqs-block horizontalrule-block sqs-block-horizontalrule" data-block-type="47">
<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
<div id="block-b6f8c2aab80d79d8ed03" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">●「授業目的公衆送信補償金制度」の意義</span></h3>
</div>
</div>
<div id="block-c9582b2a82ebb55f9400" class="sqs-block image-block sqs-block-image sqs-text-ready" data-block-type="5">
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</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）この制度には大きく2つの意義があると言えます。1つ目は著作物等の教育利用におけるクリエイションエコシステムということです。非営利の教育活動であっても、コンテンツのコピーや送信をされれば書籍や論文などの売り上げに影響が出てきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">作家や作曲家などのクリエイターは創作時に汗をかいて、創作物の対価により次の創作を行います。このエコシステムを教育現場の教材等にも導入することで、適切な対価還元によって創作が活性化され、質の高いコンテンツが生み出されますし、教育の質についても向上が図られるという好循環に繋げることが可能となります。</span></p>
</div>
</div>
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<div id="block-55f9ea551b2477ebe83a" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）もう1つの意義として挙げられるのは、教育向けコンテンツのサブスクリプションサービスという見方です。ワンストップの指定管理団体を通じて、あらゆる種類の著作物利用について権利の一括処理が可能になりました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">先述の通り、著作物を利用する際には原則として権利者に許諾を得る必要があります。従来は、著作物を利用するたびに一件一件権利者に許諾を得て使うという仕組みでした。それを、SARTRASという指定管理団体に補償金を支払うことで、一件一件許諾を取るという手続きが必要なくなりました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">さらに、無断利用を止められる許諾権を制限することによって、遠隔教育での著作物の利用を促進し、教育などの未来への投資に活かすことができます。従来は、その権利者の方に「使っていいですか」と尋ねても「駄目です」と言われてしまうケースがありました。この制度では、補償金を支払うことで「使っては駄目」という回答がなくなり、条件に当てはまれば誰でも止められることなく活用できるようになっています。</span></p>
</div>
</div>
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<hr />
</div>
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<div id="block-9ea392903979b114127f" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">●指定管理団体SARTRAS（サートラス）とフォーラム</span></h3>
</div>
</div>
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<div id="block-9f097c62f24adbb92db7" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）ここで指定管理団体「SARTRAS（サートラス）」について簡単にご紹介いたします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">この授業目的公衆送信補償金は、文化庁長官が指定する指定管理団体のみが権利行使できることになっています。その全国で一つだけの団体が「授業目的公衆送信補償金等管理協会」で、通称SARTRAS（サートラス）と呼ばれています。このSARTRASを指定管理団体として、今年度から制度の本格運用がなされているところです。SARTRASには、それぞれの著作物の分野ごとに関係団体が入っており、そういった団体の集合によって作られています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">それから次にご紹介したいのが、著作物の教育利用に関する関係者フォーラムです。これは権利者団体と教育関係者が共同してフォーラムを設置し、改正法に基づく制度の構築など環境整備に取り組んでいるものです。例えば、「著作権法の解釈に関するガイドライン」として、この35条の運用にあたりどういう条件であればこの制度の対象となって、どういう条件であると対象外となるのか、というガイドラインを定めています。このガイドラインは、改正著作権法第35条の運用指針として2020年12月に公表されました。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
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<div id="block-6e432a2849798dd194e9" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;"> ●著作権法35条運用指針の主な内容と補償金額の概要</span></h3>
</div>
</div>
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</div>
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</div>
<div id="block-0d0c4e54bcfd4a8ff9fb" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）次に、著作権法35条運用指針の主な内容をご紹介します。特に、表の下から2段目にある「必要と認められる限度」、また最下段の「権利者・著作権者の利益を不当に害する場合」についてはいろいろと問題になることもあると思います。ガイドラインが示されているURLなども情報として提供しますので、ご確認いただきながらこの制度を使っていただければと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://forum.sartras.or.jp/wp-content/uploads/unyoshishin_20201221.pdf">[PDF] 改正著作権法第35条運用指針（令和3（2021）年度版）</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">今年度から本格的に有償の補償金額を定めて制度が運用されておりますが、この補償金額は大学・高校・中学・小学校と学校種別に年間の料金が定められており、「生徒1人当たりこの額を支払うと、年間いくらでもこの制度の中で利用することができる」ということになっています。この金額については3年経過ごとに検討を加えて必要な措置を講じるということになっています。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
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</div>
</div>
<div id="block-bb81766567ad311a24fa" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">●事例紹介</span></h3>
</div>
</div>
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</div>
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<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-d1fb248a0dabfceb038c" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）ここからは、いくつかQ&amp;A形式で皆様に具体的な事例をご紹介させていただきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">まず、教科書や指導用教材を用いた授業を撮影し、その動画をYouTube等で配信する場合についてです。授業動画を配信するにあたっては、教科書が映ったり指導用教材の音声や映像が入ったりしても、設置者がこの補償金を支払っていれば許諾は不要となります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ただし、これは必要と認められる限度において行うことが求められます。さらに、権利者の利益を不当に害することとなる場合は、別途著作権者の許諾が必要となります。したがって、一般公開ではなく、パスワードや限定公開などの機能を用いて授業を受ける学生に限定配信するといった対応が必要と考えられます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">次に、学校のホームページで、著作物を使用した授業の動画を配信したいというケースです。本制度の対象範囲内で考えられるのは、教員が担当または担任する授業の生徒に限り、閲覧権限をID・パスワード管理によって付与するなど、公開先を限定することです。このような方法をとらず、学校のホームページに単にアップロードし誰でも視聴やダウンロードができる場合は補償金制度の対象外となり、権利者の許諾が必要と考えられます。</span></p>
</div>
</div>
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</div>
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</div>
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<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-2cfb3e1cf4ece26a527b" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">次に、教育委員会が主体となってこの制度を利用し、著作物を公衆送信することは可能かというお尋ねについてです。この制度の対象となる主体は「教育を担任する者および授業を受ける者」と規定されています。教育委員会の組織はこれには該当しませんので、教育委員会が主体となる場合は制度の対象外となり、権利者の許諾を得る必要があります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">YouTubeの限定公開で生徒が演奏した合唱の動画をアップして、当該学校の生徒のみが閲覧可能なパスワードをかけたページにURLのリンクを貼る場合、権利者の許諾が必要かという事例については、「必要となると考える」と回答いたします。本制度は、学校その他の教育機関が授業の過程での著作物利用を対象としたものです。全校の生徒を対象に、いつでも自由に著作物が利用されるような画面は対象外と考えられます。よって、権利者に許諾を得て著作物を利用する必要があると考えます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">本制度に基づいて、海外の通信社が配信した写真が使われている新聞記事を利用する場合、補償金をSARTRASに支払う他に、通信社の許諾を得る必要があるかというお尋ねです。本制度は国内外全ての著作物が対象となるため、海外の通信社の許諾を得る必要はなく、SARTRASへの補償金の支払いによって当該著作物を利用することができます。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-d97f91270860cb16e62e" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
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</div>
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<div id="block-17178ab578a73707ab11" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-fe58a23ca2a4adad5114" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">最後ですが、以下の著作物利用は本制度の適用となるかということで2点回答いたします。1点目は、そのものは授業の中で扱わないが、読んでおいた方が参考になると思われる文献を生徒宛に送信する場合、もう1点は、授業の中で回ごとに同じ著作物の異なる部分を利用し、結果としてその授業での利用が小部分でなくなる場合です。回答としましては、いずれも権利者の利益を不当に害する可能性が高いケースであり、本制度の対象外として、権利者に許諾を得て著作物を利用する必要があるケースとなるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">本制度に関する説明の最後として、補償金の分配についてご紹介させていただきます。SARTRASに集まった補償金については、原則としてできる限り権利者の方への分配がなされますが、一定の割合で、著作権の保護や著作物の創作の振興・普及に資する事業など、共通的な事業の基金として利用されることとなっています。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-f8a321067345a4537216" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-610c77b142947fc7bd45" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1633685938311_36763" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<ul data-rte-list="default">
<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">特集記事を読む</span></p>
<ul data-rte-list="default">
<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1849/" target="" rel="noopener">【第1弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
</li>
<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1867/" target="" rel="noopener">【第2弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
</li>
<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1883/" target="" rel="noopener">【第3弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
</li>
</ul>
</li>
</ul>
</div>
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		<item>
		<title>【part2】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/1972/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Dec 2021 01:00:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>大妻中学校高等学校/市村先生 (越智)では続きまして、大妻中学校高等学校の市村先生です。定期試験前というお忙しい中、本当にありがとうございます。ぜひ自己紹介をお願いいたします。 (市村)私は大妻中学高等学校の英語科の教員…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<h2><span style="font-size: 12pt;">大妻中学校高等学校/市村先生</span></h2>
<div id="block-yui_3_17_2_1_1639726818606_2585" class="sqs-block image-block sqs-block-image sqs-text-ready" data-block-type="5">
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)では続きまして、大妻中学校高等学校の市村先生です。定期試験前というお忙しい中、本当にありがとうございます。ぜひ自己紹介をお願いいたします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)私は大妻中学高等学校の英語科の教員で、市村麗と申します。大妻に勤めて約20年です。大妻は中高一貫校で、ひと学年7クラス、ひとクラスが40人前後なので、ひと学年280人～300人ぐらいという、結構規模の大きい学校だと思います。担任に入ると、中学3年間、高校3年間は基本的には持ち上がりです。特に中学所属、高校所属と決められているわけではないのですが、私はたまたま高校の担任をすることが多くて、現在は高校3年生の担任をしています。中学の担任は一回りしかしたことがないです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)ありがとうございます。実は私も中高6年間女子校に通っていて、大妻にも入りたいと思っていたことがあるので、違った形でご一緒できて、すごく嬉しいです。よろしくお願いします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">導入のきっかけとは？</span></h3>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)まず、現在使用されているアプリが「RepeaTalk」に加えて、オンライン英会話の「Weblio」を使用されているということですが、それぞれの導入のきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)「RepeaTalk」は、一つ上の学年の教員が使っていました。私はもともと「RepeaTalk」についての知識が全くなくて、自分が高校1年生の担任に配属されると決まったときに、中高一貫校なので、中三が終わった春休み中に予習をさせたいと思っていました。予習でCDや音声教材を使うことは必須だと思っていたのですが、そのCDが生徒の自宅に届くタイミングが予習できるタイミングとなかなか合わなかったので、デジタルで配信できたらな、と思っていました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ちょうどその頃に、Google Classroomを試験的に使ってみないかという教員研修があったので、今思えばGoogle Classroomで配信することもできたのですが、生徒が取り組むと「このステップをクリアした」などの反応が返ってきて、それを教員が確認できるようなものが欲しいと考えていたときに、たまたま上の学年を担当していた教員が「RepeaTalk」を使っていて、わけがわからないままコトバンクに繋いでいただいて、価格もそんなにびっくりするような値段ではなかったので、使うことにしました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)もう一つ、オンライン英会話のWeblioさんはいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)こちらも英語科の中のある教員が研修会に行ってアプリの存在を知ったのですが、スピーキングの訓練は授業でもやりにくいので、数が限られている学校内のネイティブ講師に頼るよりも、全員一斉にオンライン英会話でフィリピンの講師に教わった方がいいなあと思い、学校全体で導入することにしました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)完全に1対1ということですよね。どのように実施されているのですか？週1回なのか、月1回なのか。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)授業の中では、オンライン英会話をやりたい日にレッスンの予約をしなければなりません。契約によって回数が決まっているので、年間10回ですと、1学期、2学期に4回ずつ、3学期に2回、などと割り振ると、1ヶ月に一度できれば良いほうかなと思います。でも、実際には1学期は4、5、6月で7月はテストだけで終わってしまうので、4回消化するのは難しいかなとか、じゃあその分3学期に回そうとか、そういうやりくりをし、レッスン計画を立てた上で、一つの学年の中でもレッスン時間が固まらないように調整をし、なおかつ全校でもレッスン日やレッスン時間の調整をします。レッスン日の予定に関しては、Google Classroomの中に英語科の共有ドライブを作り情報共有をして、重ならないようにしています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">導入にあたって苦労した点は？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智) 今は高校3年生を担当されていますが、新高1を担当された際、「RepeaTalk」を導入するにあたって苦労した点はございましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)端末のトラブルですね。生徒が自宅のパソコンでやってみたけれど、フリーズして動かないとか、録音の途中で止まってしまったとか。でも、端末の問題は私には解決できないので、「パソコンで駄目だったらスマホでやってみて」などと返していました。意外とそれで何とかなったので、スマホの方が相性は良いのかもしれませんね。そんな感じで解決していました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)どなたかに頼りましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)ICTのアドバイザーのような立場の教員に。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)そういう先生に協力、サポートしていただきながら、ハード面もクリアしていったということですね。実際にアプリを使用する中で、定着させるためにどういう工夫をされていたのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)他校の先生のアドバイスですが、まず定期考査の成績に含めました。100点満点のテストの中に、必ず「RepeaTalk」の提出を含めるというふうにしていました。たしか記憶では、高校1年生1学期の中間テストはまだ「RepeaTalk」を導入して生徒も慣れ始めたばかりの頃だったので、点数には入れなかったか、あるいは期限をかなり緩くして、テストが終わった後でも5月いっぱいに出せば2点だよというように、ゆるい縛りから始めました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">期末テストは、だいたいレッスンを2つずつというのが定期テストの範囲です。各レッスンに4つずつセクションがあるから8つになりますね。その8つを全部出して3点にしていました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">2学期は、各定期考査の得点に含めるということを早めに連絡しました。2学期の中間テスト、期末テストに関しては9月6日、7日頃には提出期限を全部知らせて、1つのレッスンにつき4点分としていましたね。だから2つ合わせると8点分。8点って結構大きいじゃないですか？それでかなり定着率が上がったかなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)たしかに、本気で満点や高得点を狙っている子にとっての8点は非常に大きいと思います。「やらなきゃ」という動機付けを定期テストで作っていったということですね。授業中はどのように使われているのでしょうか？</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)「RepeaTalk」は基本的に自習・家庭学習用として位置づけていたので、授業中に「RepeaTalk」を使うことはないです。もちろん、授業の中で音声活動を軽視していたわけではありません。元々大妻では、こういうアプリを導入する前からどの教員も音読を盛んにやっていたのですが、私の場合は「RepeaTalk」を家庭でやってもらった結果、そこまで授業の時間を音読に割かなくてよくなったということです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">昔は教員がお手本を示したり、教員の後に続けさせたり、コーラスリーディングをやったりと、かなり授業内の時間を取っていましたが、今は「みんな『RepeaTalk』でやってきてるよね、じゃあ一気に生徒だけでやってみようか」ということもしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)先生の設定されているステップを見ると、「RepeaTalkをかなり使い込んでいるな」という印象を受けるのですが、それは「きちっと予習でやってきてね」という意図なのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)この設定は、導入時に作っていただいたものです。当時はわけがわからなかったので、作っていただくままに「いいです」と言ってしまいました（笑）。特に気に入っているのは、飛ばせないという仕様です。必ずセクション1の全プロセスを終えないと次に進めないということになっていて強制的にやらざるをえないので、良かったなと思っています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)これをクリアしなければ先に進めない状況があり、「RepeaTalk」を通して予習をしつつ、授業中に先生が「もうやってきてるよね」という前提で授業を進められていて、ペアワークなど生徒同士で発音の練習をさせると「RepeaTalk」をやって話せるようになっている生徒もいるし、話せないと悔しいから「RepeaTalk」に取り組む、という仕組みを先生がつくられているのですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)もちろん「RepeaTalk」は予習だけでなく復習にも薦めていましたが、地道にやっている生徒は上達度が素晴らしいので、そういう生徒を授業の中で褒めてみたり、その子に読んでもらったり、ちょっとヤラセっぽいですが「上手だよね」と褒めて、その子の気持ちややる気を高めたりということもしていました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)松岡先生のお話にもあったようにフィードバックすることも大切かと思うのですが、市村先生がフィードバックに関して工夫された点はありますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)松岡先生もおっしゃっていたように、添削の早さというのはすごく重要だと思いました。溜めると大変なので、早く提出されたものに関してはマメにチェックし、かなり丁寧に添削をしました。ただ、最初の頃は添削に慣れていなかったので、全部聞いて、褒めるところと注意するところの両方にコメントを返していました。一つ一つに添削コメントを考えるのはものすごく大変でしたし、私はその時3クラス持っていたので、約120人、それをレッスン1つにつきセクションが4つあるとなるとすごい数になってしまいます。でも、真面目にやる生徒であればあるほど早く提出してくるので、「先生はこんなところを聞いているんだ、甘く見られないな」「やっぱりやらなきゃ」と思わせるような添削を返すことが大事だったと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">一学年7クラスを複数の教員で持つのですが、できる・できないとか、後回しにしちゃうとか、教員それぞれに差があるので、全部統一するのは難しいと思います。ただ、全員一括添削で「コメントなし、合格」で返すだけだと、生徒もだんだん「先生聞いてないかも」と思ってズルをするようになってしまいます。「音読の音声を入れないでずっと空のまんま」「1単語だけ発音して提出」とか、そういうずるい方法を思いつく子もいるので、そうさせないためにも、真剣勝負で聞いていると伝わるようにコメントを返していました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)本当に先生の本気度・真剣度が伝わってきました。ありがとうございます。また、保護者や他の先生方の理解を他学年から共有していただいたと思いますが、保護者の皆さんからはいかがだったでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)反対とか、導入した後で「理由を説明してください」みたいな反応は全くなかったです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)そこは皆さん理解があるといいますか、生徒たちにとっても効果があることであれば構わないという考えでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)はい、そうです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">校内での予算確保は？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)校内での予算という部分ではいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)予算に関しても全く問題がなかったです。本校では、教材費については学年費に当たる積立金があります。それは学校に納める学費や設備費とは別のものなので、副教材などはその積立金から引き落としで支払いをしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">「RepeaTalk」を導入する際、学年主任に「いいですか？」とあらかじめ確認はとりましたが、「こういう教材です」と説明したら特に質問されることも全くなかったですし、金額も合理的というか、とても良心的なお値段なので、全く問題がなかったです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)ありがとうございます。積立金は、後から「お願いします」というより既にあるお金なので、保護者にとっても先生方にとっても負担がなく利用できるという状況がありますね。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)定期試験の成績にカウントされたのもすごく大きな点だったと思いますし、「一人一人に真剣勝負」というところがすごく印象的でした。だからこそ、生徒からしたら「ちゃんと先生が見てくれているから頑張らなきゃ」というモチベーションに繋がっているのだろうなとお話を伺いました。市村先生、ありがとうございました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)市村先生、高校3年生でも「RepeaTalk」を継続されているということですよね？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)はい。ただ、継続使用はしていますが、実際生徒の利用率はものすごく低いです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)私が担当しているのは高2で、高3で使うかどうかは今検討中なので、その状況を聞かせていただいてありがたかったです。成績に入れていらっしゃるということですが、評価は「提出したか・していないか」だけですか？それとも、例えば一致率なども見ているのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)そこまでは見なかったです。とにかく提出すれば4点とか8点、というゆるい評価だったので、だからこそ「取り組めば絶対点がもらえる」という感じで引っ張り上げてきました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)ステップは先ほど画面に出たものをお使いになっているのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)はい。そうです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)8ステップありますよね。すごい量だと思います(笑)。生徒が出してくるときは、1回の学習時間は平均でどのくらいなのですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)正しくは記憶していませんが、10～15分とか、それぐらいでやっている子が多かった気がします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)ボイス再生必須ではないということですね。わかりました、ありがとうございます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)私も、添削が非常に大変だというお話を聞いて、すごく真剣に、時間をかけてやっていらして、我々も参考にしないといけないなと感じました。ちょっとアプリとは離れてしまうのですが、私が個人的に気になったところで、学年間での取り組みである程度統一されているのか、受け持ちの教員に一任されているというか、自由度が高いのか。それを教えていただきたいなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)本校では担任が3年間持ち上がりで7クラス、7人担任がいる中で、教科のバランスを考えて、教員を配置します。英語科は必ず学年に1人はいますよね。英語は大変なので2人いると理想的なのですが、現在はほとんどひと学年に1人です。その学年に入った英語科の教員が学習計画や、3年間どういう方針でどういう教材を使ってどのように進めていくか、という責任を全て任されますので、学年ごとに違うということは結構あります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">例えば文法書や単語帳、選択必修科目などはやる内容の自由度が高いですね。そのときに、リーディング中心の教材を使うのか、文法中心にするのかなども全てその学年で受け持つ教員によるので、自由度が高いといえば高いですね。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1959/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part1】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1981/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part3】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1986/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part4】</a></span></p>
</div>
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		<title>【part3】生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/1981/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Dec 2021 01:00:59 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>市川中学校・高等学校/梅村先生 (越智)最後の3人目の先生は、市川中学校・高等学校の梅村先生です。 (梅村)市川中学校・高等学校の梅村と申します。私は今高校2年の担任と英語を見ています。 (越智)過去にどれくらい先生をさ…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<h2><span style="font-size: 12pt;">市川中学校・高等学校/梅村先生</span></h2>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)最後の3人目の先生は、市川中学校・高等学校の梅村先生です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)市川中学校・高等学校の梅村と申します。私は今高校2年の担任と英語を見ています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)過去にどれくらい先生をされているのですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)2014年からなので今8年目ですね。中学1年から同じ学年で一緒に上がってきている状況です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)梅村先生から見て、市川中学校・高等学校はどんな学校ですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)実は私も市川中学に通っていました。中学2年の夏休みから家庭の事情で大学卒業までアメリカにいたので卒業はしていないのですが。当時は男子校で、まあまあできる生徒が何人かいる程度でしたが、共学になった今は本当にみんな優秀で、男子校のときとは全然別の学校という印象があります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)なるほど。ガラッと雰囲気も変わりましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)校舎も変わったので、全く母校という感じがしないですよね(笑)。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)なんかちょっと変な感じがしますね(笑)。ありがとうございます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">「RepeaTalk」、「Libry」を導入したきっかけとは</span></h3>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)現在使用されているアプリが「RepeaTalk」と「Libry」ということですが、それぞれの導入きっかけをお話しいただいてもよろしいでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)中学1年、2年のときは、英語についてなら何でもいいのでノート1ページに自習自学をして毎日提出させる「自学ノート」という取り組みをしていました。自学帳のチェックは、当日預かったノートを空き時間に教員が見て当日返していたのですが、生徒がいる間に添削をして帰る前に返さなくてはならないので大変でしたが、それを空きコマではなく放課後の時間でもチェックできるという利点が「RepeaTalk」にはあります。iPadでも学習ができて、効果も高いということで、当時中3担当だった同僚がたまたまインターネットで見つけて導入した、というのがきっかけです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)「Libry」の方はいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)「Libry」はiPad制度を導入した初めの頃からですね。実は「Libry」の社長がうちの卒業生で縁があって、うちの学習スタイルやニーズに応えてくれるということで、学習記録も取れるので、当時のiPad担当の教員が自学用のアプリとして導入したというのがきっかけです。ただ英語科としてはさほど利用率が高いアプリではありません。数学や理科の教材として使っています。英語で「Libry」に入れているのは文法書だけなので、文法を確認するときに、分厚い本を持ち歩かなくてもすぐに見れるという点で「Libry」を使っています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)「Libry」みたいにiPadで全部集約されていたらすごく楽ですよね。</span></p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">「RepeaTalk」を導入した際の苦労点とは？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)「RepeaTalk」を導入したとき、苦労した点というのはありましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)我々が初めて導入した学年だったので、試行錯誤はありました。最初にご提案していただいたステップの構成でやってみたのですが、やはり生徒から「難しい」という声があり、導入初期に、今やっているウェビナーのような座談会、当時はコロナの前だったので対面で座談会に参加させていただきました。そのときにご登壇された先生が今のステップを提案してくださったので、それを使ってからの効果はすごく良いです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">定着率については、授業では使っていませんが、課題に利用しています。市村先生と同様に、提出したら点数を上げる、成績に入れるというふうにしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)定着させるまでに、どのような工夫をされましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)「やらなきゃいけない」というところが生徒にはあまりモチベーションが上がらないというか、やらされてる感があるというか。なので社長の小泉様にいろいろと相談させていただいて、それまで教員の添削画面にしか出なかった一致率を、どうにか生徒にも見えるようにできませんかとお願いしました。そうすればやる気が出るというか、生徒にとってはカラオケ感覚で、自分の発音が何点なのか見えて、良くなっていくのもわかるし、発音が悪かったら「なぜ発音が悪かったんだろう」と考えるきっかけになるので。我々が添削する時間があまりないときでも、生徒自身がその一致率の数字を見るだけで、そのときのパフォーマンスが良かったか悪かったかわかるのですごく助かっていますし、先ほどお話させていただいたようにカラオケ感覚で生徒が気楽にできるので、そこからは定着率が上がりました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)なるほど。「なぜこんなに点数が低いんだ」「何を間違ったんだろう」という気づきのきっかけにはなると思うのですが、おそらく何かそれだけではなく、先生なりの工夫が他にもあったのかなと。他に思いつくことはございますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)他の学校の先生方がどうされているかわからないのですが、最初は添削画面にコメントをただ入れるだけだったのが、一致率の数字が入って、また生徒が読み上げた声を自動文字化してそのコメントに入るので、生徒も「自分の発音ってこう聞こえるんだな」とわかるようになったのが、定着率が上がったきっかけじゃないかと思いますね。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)授業でも使用されていますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)授業内では使っていませんが、授業の教科書を入れていただいています。我々は『NEW TREASURE』を使っていたのですが、学校が終わってすぐに家で音読をさせたいわけです。ただ、「RepeaTalk」は日本語が見えてしまうので、授業で使う前にはレッスンを配信しなかったですね。授業が終わったらクラスに配信して、レッスンができるようにする。授業が終わったらだいたい3日程度以内に提出しなさいと指示を出したり、ちょっと軽くして、例えば今画面上に出ているようにレッスン9が終わったとしたら、レッスン9か、1個前のレッスンを提出して成績に入れるということにしていました。レッスン10をやっているときに8の練習をずっとやっていてもあまり効果がないというか、授業で学習した直後に音読をしたいので、そんな感じでやっています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)今お話されたように、梅村先生の場合は授業の進捗に合わせて生徒たちが見れる・見れない、とかなり設定にこだわっていらっしゃる印象を受けました。梅村先生の方で試行錯誤されて、この設定にしていこうと決められたのですか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)そうですね。レッスンが授業で終わった後、セクション単位ですぐにやりたかったので細かくしています。レッスン8-1が終わったらすぐそこだけ練習させて、8-2をまだやっていないときは日本語を見られると困るので伏せておいて、という流れでやっていました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">あとは、長く読むところは生徒が読める時間を1秒、2秒単位で伸ばしたりしていましたね。「時間が足りない」と文句があったので(笑)。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)文句が来るのはちゃんと取り組んでいるからですよね(笑)。実際2年半ぐらい使用していらっしゃると思いますが、導入する前と後の変化は、梅村先生はどのように感じていらっしゃいますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)導入前も、授業内でペアワークや音読、あとは中学の場合は学期ごとにスピーチを発表させたり、話す方に力を入れていました。「RepeaTalk」を使うと、自分の発音が良いかどうかという評価があるので、非常勤の講師の先生や複数学年出ている先生からは「『RepeaTalk』をやってる学年は発音がいい」というのも聞きました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">生徒に私が言っているのは、「RepeaTalk」を使うときには絶対にヘッドホンをしないようにと言っています。イヤホンをしてしまうと、ボイス再生するときにお手本の声が録音されないんです。イヤホンでお手本の声がここに流れていて、iPadのマイクにはお手本の声が録音されない。生徒が喋った後にボイス再生すると、自分の声だけが聞こえる。そうすると、交互にお手本の声を聞いて、自分の声を聞いて、自分の声とお手本の声がどう違うのかという比較ができなくなってしまうと本当にもったいないので、「RepeaTalk」をするときはヘッドホンを外すよう生徒に伝えるのをおすすめします。スピーカーからお手本が出るのをそのまま録音にも入れるのが一番いいですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)大事な例を伝えていただいてありがとうございます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 12pt;">保護者や他の教員からの理解は？</span></h3>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)保護者や他の教員の皆さんからのご理解という点はいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)保護者からは特にマイナスのご指摘もないですし、逆にプラスのフィードバックを何件かいただいていてます。タブレットを中3から使っていると、保護者としては遊びとか、ゲームや漫画を心配してしまうのですが、自宅で「RepeaTalk」を使う時は、自分の部屋やリビングでブツブツと英語を言っている姿を見て「あぁ、やってるんだな」というのが保護者にも見えて「良かったです」という声も聞いています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">教員の理解も、先ほどお伝えしたように、発音がプラスになっているというところもあるので、理解は得られています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)では、校内での予算という部分はいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)うちの学校もまとめて積み立てというか、学年費で計上しているので、その都度、事後で集めるわけではないので特に問題はないです。年度末に、新年度に使う教材を選んで、その金額も年度ごとに保護者に通知しています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)「次はこれぐらいかかるのね」というところが事前にわかる状況を学校としても作り上げていらっしゃるのですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ということで、梅村先生のお話でした。先生の「RepeaTalk」に対する熱い思いもありつつ、授業に合わせたスタイルや、復習としての機能を充実させていらっしゃるなという印象を受けました。本当にありがとうございます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">松岡先生、いかがでしょうか？もしご質問とかご感想があればぜひ共有お願いいたします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(松岡)我々も「Libry」をちょうど入れようとしていたところで、そういった成功事例をお聞きできて嬉しかったです。また、ヘッドホンをしないようにというお話は、私も徹底しようと思いました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">質問ですが、判定の設定を教えていただきたいと思います。また一致率など、どのぐらい縛りを設けているか教えてください。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)最初は厳しめに判定をつけていました。だいたい5ステップぐらいで、全ステップで録音1回とボイス再生1回が必須。で、提出ステップまでやって提出です。なので1回、15～20分は最低でもかかりますね。どうしても間違えたまま出したくないとこだわる生徒は40〜50分かけて出しますが、ただ全部のレッスンを録音して、ボイス再生して、一通りやると20〜30分はかかるので、出さない生徒は出さないです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">成績に加えていますが平常点なので、それを捨ててしまうともったいないので、少しハードルを下げて、今は全ステップ必須ではなく、提出ステップだけを、録音とボイス再生品質にして提出すればOKということにしています。ただ、自分が喋ってる録音時間は最低10分はやってくれと言っています。10分未満の場合は不備として減点扱いにしています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">私のほうでもまだシステムが詳しくわからないのですが、「最低10分」という判定をしても、11分でも「もう一度」となることがあるので、右側に出る録音時間を全部目視で確認しています。あとは、9分40秒で減点するのもかわいそうなので、そこはもうOKにしていますね。というのも、生徒側にはどのくらい録音したか見えないんです。自分で時間を見て、自分で測らなくてはならないので、そこは多少ゆるく判定しています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)ありがとうございます。市村先生、お願いいたします。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)ヘッドフォンについてのアドバイス、大変参考になりました。実は以前、「RepeaTalk」を使用されている先生方の座談会に私も参加したことがあるのですが、その時には「イヤホンやヘッドホンを使うことをおすすめします」と言われたんです。その理由というのが、生徒が取り組んでいる背後で家庭の音が全部聞こえてしまう、という。お母さんが兄弟を怒っている声とか、プライバシーが漏れてしまうので、ぜひ使わせた方がいいという話でした。でもやはりヘッドホンを使わない方が、モデルの音声と本人の音声を比べられるので良いというのは、お話を伺って納得できました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">梅村先生は今高校2年生をご担当と伺いましたが、高校2年生の取り組み状況はいかがですか？定着率は学年が上がるごとに低下していくと思うのですが、とはいえ高校2年生は頑張りどころの学年ですよね。定着率が下がるのをどう防いでいらっしゃるのか、もし何か工夫があれば教えてください。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)出さない生徒はどんなに言っても出さないですね。ここは私も他の先生方に意見を伺いたいですが。「RepeaTalk」も、中3から高1まで出さないのが癖になっている子たちは、高2になっても出さないです。ただ、成績に入れる判定を、本当は20分、30分かかるものを10分にしたので、少し気楽に取り組んでくれています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">あとは一致率で自分の点数が見えることで、今まで全然出さなかった生徒も、毎回出すわけではありませんが、たまに出すようになってきています。「気楽にちょっとやってみるか」という気になってくれたのかな、と思っていますね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(市村)あまり出さない生徒にも、「やったらちょっと上達したからまたやってみよう」というような気持ちの変化は見られましたか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(梅村)多分そこまで感じていないと思います。少し感じていればもう少し出してくれると思うのですが。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">また、定期考査を「RepeaTalk」をやっていたら完全有利になる問題にしています。本文の文章をそのまま使う問題では、その場で読んでいては絶対に終わらないぐらいの問題数を出すんです。「RepeaTalk」は、覚えてしまうぐらい読むレッスンが多いので、「本文を音読して、口で覚えていればすぐに解けるよね」という問題を定期考査に入れています。前置詞の空欄補充や並べ替え問題は「RepeaTalk」をやっていれば絶対にすぐ解ける問題なので。まず暗記して、その後に暗記した文章の一部を他の単語に自分で変えられるとか、文法構造がわかるというところが最終目標ですが、ただ「RepeaTalk」をやれば定期考査にも有利だということが高2になってわかり始めて、「昔は出していなかったけれど今は出している」という生徒は何人か、本人から聞いています。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">(越智)やっていない、または出さない生徒もいらっしゃるというお話がありましたが、市川中学校・高等学校の平均学習時間は、高校1年生で48.7分、高校2年生で58.3分なので、ほとんどの生徒が取り組んでいらっしゃるのかなと思っています。ありがとうございます。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1959/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part1】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1972/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part2】</a></span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1986/">生徒のアプリ利用率を高めるノウハウ！～英語の音読アプリを例に知る最新事例～【part4】</a></span></p>
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			</item>
		<item>
		<title>未来を担う子どもたちのために。ICT活用+STEAM教育で「柔軟な対応力」を育む</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/11004/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 12 Dec 2024 22:00:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>グローバル化やAI技術の進化が加速する中、子どもたちに必要な力は「自ら考え、行動する力」だと言われています。従来の知識偏重型教育からの脱却が叫ばれる中、注目を集めているのがSTEAM教育です。今回は、長年にわたり教育現場…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">グローバル化やAI技術の進化が加速する中、子どもたちに必要な力は「自ら考え、行動する力」だと言われています。従来の知識偏重型教育からの脱却が叫ばれる中、注目を集めているのがSTEAM教育です。今回は、長年にわたり教育現場の第一線でICT/AI活用やSTEAM教育を実践してきた<strong>早稲田摂陵高等学校の米田 謙三先生</strong>に、その展望や課題を伺いました。</span></p>
<h2>教育現場におけるICT/AI活用の変遷と、STEAM教育の可能性</h2>
<p>――米田先生、まずはICT/AI活用教育に携わるようになったきっかけを教えていただけますか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：私がICT活用教育に携わり始めたのは、2000年頃からです。当時はインターネットが普及し始めた頃で、ISDNでさえもなかなかつながらない時代でしたが、ICTには今までにない可能性があると考え、海外とのテレビ会議や国際交流に取り入れ始めました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-11008" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2-600x338.jpg" alt="" width="600" height="338" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2-600x338.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2-1200x676.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2-768x433.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2-1536x865.jpg 1536w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image2.jpg 1999w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私は「リアル」を常に大切にしています。今後ますます加速するであろうグローバル社会において、<strong>リアルな出会いのきっかけとなり、交流を補完するものとしてICTが有効になる</strong>と考え、推進に取り組むようになりました。</span></p>
<p>――グローバル社会を生き抜く子どもたちには、どのような力が必要だとお考えですか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：<strong>グローバル社会で最も重要なのは、変化に柔軟に対応する力</strong>です。技術革新やグローバル化により、社会は急速に変化しています。そのような中で、固定観念にとらわれず、新しい状況に適応し、創造的に問題を解決する能力が求められます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「コミュニケーション能力」も欠かせません。グローバル社会では、異なる文化背景を持つ人々と協働する機会が増えます。言語能力はもちろん、<strong>相手の文化や価値観を理解し、尊重しながら意思疎通を図る力が必要</strong>です。</span></p>
<p>――STEAM教育が注目される背景や必要性について、どのようにお考えですか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：STEAM教育の特徴は、Science（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、Art（芸術）、Mathematics（数学）を横断的に学ぶことです。これにより、子どもたちは複合的な視点で問題を捉え、創造的に解決する力を身につけることができます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">特に<strong>私がSTEAM教育や探究学習で大切にしているのは、ワクワクしながら学ぶこと</strong>です。単なる理系的な知識やスキルだけでなく、創造性やデザイン思考を育むことが重要だと考えています。たとえば、ゲーム開発やSEの仕事では、プログラミングスキルだけでなく、クリエイティビティが不可欠です。</span></p>
<p>――STEAM教育を通して、子どもたちにどのような力を身につけてほしいとお考えですか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：アクティブラーナーとして自立し、かつ社会に貢献できる人材。それが私たちの目指す生徒像です。そのために、STEAM教育を通じて、知識・技能はもちろん、思考力・判断力・表現力をバランスよく育成していきたいと考えています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">具体的には、自分で考え、それを適切に表現し、様々な情報を判断して行動に移せる力を身につけてほしいと考えます。さらに、その先には地域や社会にいかに貢献できるかという視点も持ってほしいですね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-11010" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4-600x338.jpg" alt="" width="600" height="338" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4-600x338.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4-1200x676.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4-768x433.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4-1536x865.jpg 1536w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image4.jpg 1999w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span></p>
<h2>STEAM教育実践校の取り組み事例：地域連携を通して社会貢献を育む</h2>
<p>――具体的に、早稲田摂陵高校Wコースでは、どのようなSTEAM教育を実践されているのでしょうか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：早稲田摂陵高校Wコースでは、STEAM教育の理念を取り入れた独自のカリキュラムを展開しています。特徴的なのは、2年生から始まる「ラボ」という授業です。ここでは、生徒たちが専門的な探求活動を行い、最終的には卒業論文を書き上げます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、<strong>教科横断型の学習を重視しています。</strong>たとえば、STEAMライブラリーを活用し金融教育と英語学習を組み合わせることで、「経済を英語で学ぶ」という、より実践的な学びを提供しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">STEAMライブラリーは、未来の教室構想におけるEdTechの取り組みの一つです。豊富な教材や動画、教案が用意されており、さまざまな教科、キーワードからテーマを探究することができます。ICTツールを活用することで、今までにない学びの場を創出することが可能になります。</span></p>
<p>――地域連携の重要性についてお聞かせください。具体的にどのような取り組みをされていますか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：地域連携は非常に重要だと考えています。なぜなら、<strong>生徒たちが自分たちの地域や国のことを知り、そこにどう貢献できるかを考えることは、将来の社会人としての基礎となる</strong>からです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">具体的な取り組みとしては、たとえば茨木市議会と連携して、地域の課題解決に向けた提案を行ったり、地元警察と協力して安全啓発活動を行ったりしています。また、ボランティア部の活動を通じて、少し離れた地域の自然環境問題に取り組むこともあります。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-11007" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-768x513.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1-1536x1025.jpg 1536w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image1.jpg 1999w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span></p>
<p>――そのような活動を通じて、生徒たちにはどのような変化が見られますか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：最も顕著な変化は、<strong>生徒たちのコミュニケーション能力の向上</strong>です。特に、見知らぬ人や異なる年代の人とコミュニケーションを取る機会が増えることで、相手に応じた適切な伝え方を学んでいきます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">たとえば、同じ内容を小学生に伝えるのか、同年代に伝えるのか、年配の方に伝えるのかによって、使う言葉や表現方法が変わってきます。そういった経験を通じて、真の意味でのコミュニケーション能力が育っていくのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、地域の課題に取り組むことで、<strong>社会への関心が高まり、自分たちにも何かできるという自信にもつながっています。</strong>これは自己肯定感の向上にも大きく寄与していますね。</span></p>
<p>――地域連携の活動は、大学入試にも影響するのでしょうか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：<strong>最近の大学入試では、単なる知識だけでなく、高校時代の活動実績や探究活動の成果を重視する傾向が強まっています。</strong>特に総合型選抜や学校推薦型選抜では、こういった活動が高く評価されます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ただし、従来型の一般入試も依然として重要です。そのため、地域連携活動と従来の学習のバランスを取ることが課題となっています。私たちは、生徒が自己管理能力を身につけ、限られた時間の中で効率的に学習し、活動できるよう指導しています。</span></p>
<h2>STEAM教育実践のためのヒント</h2>
<p>――STEAM教育を実践しようとする教員が直面する課題には、どのようなものがありますか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：多くの教員が直面する最大の課題は、時間の確保と従来の教育内容とのバランスだと思います。STEAM教育は横断的で探究的な学びを重視しますが、一方で教科書の内容や受験対策も疎かにはできません。この両立が難しいと感じる教員は多いですね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、STEAM教育に不可欠なICTやAIの活用に不安を感じる教員も少なくありません。特に、経験豊富なベテラン教員の中には、新しい技術への適応に戸惑う方もいらっしゃいます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-11011" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5-768x513.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5-1536x1025.jpg 1536w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image5.jpg 1999w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span></p>
<p>――教員同士のコラボレーションについては、どのようにお考えですか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：STEAM教育は本質的に教科横断的なので、<strong>異なる専門分野を持つ教員が協力することで、より充実した授業が可能になります。</strong></span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">たとえば本校では、英語科と社会科の教員が協力して、グローバルイシューについて英語で議論する授業を行ったり、情報科の教員が中心となって、プログラミングや地域創生のプログラムを通じて教科横断型の授業</span><span style="font-weight: 400;">を実施しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、教員間で経験や知識を共有することで、ICTやAIの活用に不安を感じている教員もスキルアップできます。<strong>校内での研修会や勉強会を定期的に開催するのも良い</strong>でしょう。</span></p>
<p>――STEAM教育を始めようとする教員にアドバイスをお願いします。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">米田：無理のない形でSTEAM教育を導入することが大切です。<strong>まずは自分の専門分野や得意な領域から始める</strong>ことをお勧めします。いきなり大規模な改革を行うのではなく、STEAMライブラリーのような既存の教材やツールを活用しながら、少しずつ始めていくことをお勧めします。そして、生徒の反応を見ながら、徐々に他の要素も取り入れていくのが良いでしょう。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、最近では生成AIを活用して、既存の教材をアレンジしたり、新しい教材を作成したりすることも可能になってきました。これらのツールを上手に活用することで、教員の負担を減らしつつ、創造的な授業づくりができるようになると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-medium wp-image-11009" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-600x400.jpg" alt="" width="600" height="400" srcset="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-600x400.jpg 600w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1200x801.jpg 1200w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-768x513.jpg 768w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3-1536x1025.jpg 1536w, https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/image3.jpg 1999w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></span></p>
<div class="body">
<div class="wysiwyg">
<p>取材・構成：小林慧子／記事作成：吉澤瑠美</p>
</div>
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			</item>
		<item>
		<title>【第3弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</title>
		<link>https://kknavi.jp/dx/1883/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[国際教育ナビ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 13 Oct 2021 01:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[教育現場DX]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>※このイベントは2021年9月に開催されたものです。   ◆第2部（後半）｜パネルディスカッション   （越智）ここからは高瀬先生にもご登場いただき、3人でパネルディスカッションを始めていきたいと思います。ここまでお話を…</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 12pt;"><img loading="lazy" class="aligncenter size-full wp-image-1853" src="https://kknavi.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/8278a41dafad1b40c89ce897e4eb8d68.png" alt="" width="576" height="323" /></span></p>
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<p class=""><span style="font-size: 12pt;">※このイベントは2021年9月に開催されたものです。</span></p>
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<div class="sqs-block-content">
<h2><span style="font-size: 12pt;">◆第2部（後半）｜パネルディスカッション</span></h2>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）ここからは高瀬先生にもご登場いただき、3人でパネルディスカッションを始めていきたいと思います。ここまでお話を聞いてみて、高瀬先生はいかがでしたか。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）非常にわかりやすい説明の部分もありましたが、やはり文面の解釈によって「どう捉えたらいいんだろう」という部分もありました。実際、リスナーの方々からも質問が10件ほど出ているので、まず私の質問にお答えいただいた後、リスナーの皆様の質問にもぜひお答えいただきたいと思います。</span></p>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）パネルディスカッションに入る前に、木南さんから補償金制度についてお話をしていただきました。繰り返しお伝えされていたポイントはこの2点かなと思っております。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">著作物の利用円滑化と著作権者の利益保護とのバランスという観点から、1つ目は「必要と認められる限度かどうか」。本当に授業で必要なのか、必要であることを客観的に説明できるのかということです。2つ目は「著作者の利益を不当に害していないか」。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ここから5つの疑問に関しましては、この2つの視点から質問を考えていきたいと思います。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への回答1】教科書　①「小部分」ってどこまで？</span></h3>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）教科書について3点ほど高瀬先生から質問を頂いておりましたので、一つずつ振り返りながら木南さんに回答いただきます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> まず、教科書の「小部分」というのはどこまでLMSにアップロードしていいのかという点ですが、木南さん、いかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）「小部分」の解釈は、どういうケースでどう利用するのかによる部分が大きいですが、基本的には「その著作物の一部分」とされています。ただ、教科書についてはガイドラインの中でも特別な扱いがとられており、その授業に必要と認められる範囲内という前提にはなりますが、採択される教科書の中の著作物利用に関しては、著作物の全体を利用することもできるでしょうと方向性が示されています。 </span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ここで言う「全体」というのは、教科書のすべてを載せておくことではありません。例えば国語なら、ある作品の該当部分が1単元として出ているのであれば、その小説の部分が一つの著作物です。また別にイラストが出ていれば、そのイラストも一つの著作物とみなしますので、そういう著作物の中で授業に必要と認められるものであれば、全体を使うこともできる、といったことがガイドラインで示されているのです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）今、木南さんがおっしゃっていたガイドラインというのは改正著作権法第35条の運用指針ですね。全部を複製してもその採択された教科書の中の著作権物の利用であればよい、とガイドラインの中でも書かれています。高瀬先生、補足してお伺いしたいことはありますか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）この文面通りに理解すると、採択してお互いに紙ベースで持っている教科書であれば、デジタル化したものを共有する分には、範囲の大小関わらずOK、と理解しました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）一旦上げたものは、使わなくなったら最終的には削除していただく、というのも併せて大事な点ですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）いつまでもずっとそこに載せておくということではなく、授業の中で使い終わったら下げるということを心がけていただく必要があるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （越智）ありがとうございます。非常にクリアになりました。</span></p>
</div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への回答1】教科書　②音声はアップロードしていいの？</span></h3>
</div>
</div>
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<div id="block-b6671b78be5055069482" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）今度は音声の部分についてです。無料のQRコードやデジタル教科書のように既に教科書に音声が載っている場合もありますし、教科書の付属品としてCDを購入しているなど、様々な音声の配布形式があると思いますが、こちらのアップロードにつきましてはいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）先ほど先生からも業者とデジタル教科書の契約をしているというお話がありましたが、基本的にはその契約の内容にもよります。送信まで認められている契約であれば、そういう利用も可能かと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">先ほど見ていただいた「採択された教科書の中の著作物の利用」という条項の2つ目の※印に、採択された教科書の代替として利用されている学習用デジタル教材の契約内の利用についても同様、とあります。生徒が持っている教科書を代替するものであれば、先ほどの例と同じような利用の仕方をしていただけるのではないかと思います。そうではなく、例えば本来は生徒に配られるべきCDを先生が集約しておりそれを使うといった場合は、この制度の原則に立ち戻り、必要な部分を限定的に使っていただく形になるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）お答えいただきありがとうございます。生徒が持っているものであれば基本的には問題ないということは理解しました。非常に複雑ですが、例えばデジタル教科書が使えるけれどCDは持っていない、ただし再生される音源は一緒で、教員がCDを持っている場合に、定期試験でそれを活用するとか、生徒もデジタル教科書で聞ける音声だけれども、加工物としてCDの音声側のものを送信してフィードバックをもらうとか、媒体が違うけれども結局持っているコンテンツは同じという場合はどうでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）ケースバイケースになるかと思いますが、基本的にデジタル教科書の中で音声利用をする補助的なものとしてCDがついているのであれば、先ほどの教科書の例のような活用が認められるのではないかと思われます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">一点気をつけていただきたいのは、この制度とはまた別なのですが、著作権法の中に「同一性保持権」という権利があり、自分の作った著作物を勝手に改変するには権利者の許諾を得る必要があるという制度になっております。例えば英語ですと、センテンスの中で区切って使うという部分ではよいのですが、単語を入れ替えて別のものにしてしまうようなことになると、この同一性保持権侵害にあたる可能性がありますので、加工する際にはそういった点も注意いただければと思います。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-0771a0140fc2636477d5" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-eae1e815f2c0bd89d3d8" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への回答1】教科書　③教員向けに提供されたワークシートは？</span></h3>
</div>
</div>
<div id="block-8dd838b5433a6eaffc48" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
<div id="block-0041f4d947d6767ed9d1" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）教科書に関する3つ目の質問ですが、教員向けに教科書会社から配布されている、「自由にコピーしてください」といったワークシートのようななものを複製してLMSにアップロードしてよいか、という点はいかがでしょうか。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （木南さん）そもそもこの教科書会社がどういう利用の仕方を認めているかについての確認が必要だと思います。コピーして送信することについても認めているようであれば、既に権利者の許諾済みということになるかと思います。そうでない場合は、ワークシートというものがドリルのような扱いと考えると、基本的にはドリルやワークブックというのは各生徒1人ずつが持っていないと権利者の利益を不当に害するという考え方から、この制度の対象外と考えられます。もし先生のほうにしかワークシートがなく、それを生徒の方に活用して送るということについては、教科書会社との契約関係ということを別にすれば、制度の対象としてはなかなか認められないかなと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">一方で先ほどのガイドラインでも、ドリルやワークブックであったとしても履修者全員が購入をしていることが確認される場合であれば、問題の解説などに使うという目的で、付加的に複製などを行うことは許容される余地があるという言い方がされています。ドリル・ワークブックなどでも、生徒が全員持っており、先生が課題を出すとき、また解説するときにその問題を示すといった利用の仕方については認められると考えられます。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）検定教科書に付属しているものは、生徒に紙でコピーして配布して構わないという書き方になっているので、LMSにアップしていいかどうかは先に業者にきちんと確認を取らなければいけないのかなと思いました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （木南さん）従来の制度の中では教室でコピーを配布することについても認められていましたが、新しく公衆送信をするという制度を作るときに、コピーして配られるものは生徒に与えるまでで止まるけれども、公衆送信は生徒の手元に行ったものが他に送られる可能性がある、ということを権利者の方々が非常に気にされていたのです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">そのため、先生がおっしゃるように、コピーを配布してもOKというのがそのまま公衆送信OKということにはなりませんので、「こういうことをやっていいのか」と教科書会社に聞かれるのがまずは一番良い方向かと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）先ほどのガイドラインに沿って簡単にまとめると、教科書の中のものであれば基本的には大丈夫。ただし、授業で終わったものは削除しようねということでした。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">2点目の質問に関しても、採択された教科書で付随したCD、もしくはそのデジタル教科書であれば、不当に害していないという点からCDのアップロードをしても問題ない。ただし、木南様がおっしゃっていた通り、教科書に付随しておらず別途生徒が購入しないといけないものに関しては、全員購入している前提であればアップロードしても大丈夫というお話でした。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">教科書会社の教員向けのワークシートに関しては、今回のケースであれば「先生だけ」というところが引っかかると。またその範囲に関しては教科書会社に確認した上で大丈夫であればアップロードして良いという認識でおりますが、大丈夫でしょうか。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）そうですね。概ねその解釈でよろしいかと思います。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-20b57358d891fda8c766" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
<div id="block-9644f43fe3fbfa331e22" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への解答2】問題集・ドリル</span></h3>
</div>
</div>
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<div id="block-cd6582407e1f5ce87b90" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）では2つ目の「問題集・ドリル」に行きたいと思います。前提として、生徒が全員所有している問題集およびドリルは複製してアップロード・ダウンロードしていいのかという点はいかがでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）先ほどご説明した、ドリル・ワークブックは原則で対象外だけれども、全員持っているものについては一部許容されるというお話と一緒かと思います。このガイドラインでも利用の仕方はかなり限定的で、問題の解説を行うなど小部分になるかと思いますが、そういうものであれば認められることになります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）この点で質問を一つさせていただきたいのが、販売者の立場ではこのSARTRASという仕組みをどのように活用していくのか、これに関するQ&amp;Aが今たくさん飛び交っています。例えば中学生で何百円、高校生で何百円×人数分のお支払いをしたときに分配される金額が、ざっと計算すると今まで各業者にお支払いしていた金額よりも遥かに小さい額なので。そうするとSARTRASに業者が請求した場合、直接学校に請求していた金額よりもはるかに少ない金額になってしまうのではないのかというのが心配なのが一点。 </span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">また、来年SARTRASのみに一本化した場合、業者にはオンライン利用料の契約をせずそちらに乗り換えますと言ったときに、後出しじゃんけん的に「もうそうしたのでお支払いしません」というのは業者さん側は拒否することができないといった文言もあり、トラブルにならないかというのが来年度心配なのですが、このあたりはどうなのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）今お話ししたように、この制度でドリルやワークブックが利用できる範囲はかなり限定的かと思います。ドリルの問題が載っている部分、1ページ全体をLMSなどで送ると、この制度からはみ出してしまうところが出てくるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">なのでもしSARTRASの制度を超えるような利用も考えるということであれば、例えば業者との契約では全体を送っても構わないというものなのであれば、そこは利用の仕方によってお支払いの内容も変わってくると思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）ということは、小部分の利用はSARTRASがカバーするけれども、全体丸ごとをオンラインで使いたい場合には引き続き業者ともそのような契約を取り交わしていく必要があるということですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）そうだと思います。</span></p>
</div>
</div>
<div id="block-b8d0e56da543f3010cff" class="sqs-block spacer-block sqs-block-spacer sized vsize-1" data-block-type="21">
<div class="sqs-block-content"> </div>
</div>
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<div class="sqs-block-content">
<hr />
</div>
</div>
<div id="block-4bfaceff801df5544d54" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への回答3・4】洋楽・音楽／映画・動画</span></h3>
</div>
</div>
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<div id="block-20871f6274b270f0618d" class="sqs-block html-block sqs-block-html" data-block-type="2">
<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）今度は、洋楽・音楽はどこまでアップロードできるのかという点ですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）教科書会社や出版会社が作ったものではなく、いわゆるネットを介して、具体的に言えばYouTubeやApple Musicで教科として特定の楽曲を買った、あるいはサブスクリプションに登録してこの曲を使えるようにしている。それを授業内の利用として、例えば教科書の中の一部分に出てくる曲を実際に紹介したい・聞かせたい・ディクテーションしたい、あるいはアテレコ、カラオケをさせたい場合、こういったものを配信して送り返してもらうということをしてもいいのかという質問です。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）原則は、その授業の中で必要と認められるというところと、権利者の利益を不当に害さないという観点になります。それを誰がどうやって判断するのかというのは実際かなり難しいかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">このガイドラインの中でも、授業のために必要かどうかについては、第一義的には授業担当者が判断をするものだけれども、紛争が生じた場合には授業担当者がその説明責任を負うなど、かなり厳しいことが書かれています。ただ教科書はそもそも授業の中で利用することが前提となっている著作物なので、先ほどのような全体的な利用もあるかと思いますが、それ以外のものを使う場合、特にこの音楽や、次に出てくる映像というものは、本当に授業の中で必要なものなのかということについて、先生方が客観的に説明できるようなことが必要かと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">そういうことができる状態であれば、この制度は使用できる著作物を区別していませんので、音楽であろうと映像であろうと必要な部分について先生と生徒がインターネットを介してやりとりをすることも認められております。大前提の部分で本当に必要なやり方なのかということについて、先生方で適切にご判断いただくことになります。</span></p>
</div>
</div>
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</div>
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</div>
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<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）かなり主観的な部分もあるので、客観的な説明はやや難しそうですね。例えば、動画は感情や記憶に強く紐づけされるので、学術的にも効果があると思います。そういう観点から見ると、それは客観的な説明・判断であると言えるのでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）なかなかそのあたりは難しいですね。ただ、生徒の学力を上げるという観点で、この手法が効果的だという視点は必要だと思います。動画のアテレコの話は、映像と音声があるので、映像の部分を見せる必要があるのか、音声だけで足りるのかという観点から、この授業で必要かどうかの判断があるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">映像を見せないと成り立たないということであれば、動画というものが利用されると思いますし、一方で音声だけで足りるのに映像を使うということについては、なかなか客観的な説明が難しい場合もあると思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）必要か必要じゃないかという点は、非常に教員側の主観で判断がわかれるところが大きいでしょうね。ある意味論破できてしまえばいいということにもなってしまいますし、逆に利益を不当に害していると言われてしまえば、それはそれで先生が困ったことになる、非常にグレーゾーンな部分だという印象を受けました。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）基本的にアップロードしてはいけないという前提ではないのですね。この2つの原則をクリアしていればということだと認識しているのですが、高瀬先生もおっしゃったように客観的な説明ができるかどうかが大事になってくると。ただ、アップロードするときに、1曲丸々、映画1本丸々というのはあまりなく、制度に則って小部分、必要な部分だけという考えは大事になりますね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）そうですね。そこは判断する際に気をつけていただく点になると思います。</span></p>
</div>
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<hr />
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<h3><span style="font-size: 12pt;">【疑問への回答5】生徒の成果物　</span></h3>
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<div class="sqs-block-content">
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）最後の質問は生徒の成果物という点ですね。プレゼンテーションなどに使ったいわゆるディズニーとかジャニーズなどの画像をLMSにアップロードしても良いのかどうか、送受信していいのかをお伺いできたらと思っております。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）この点も、他と同じように授業に必要かというところと、利益を害さないかということが重要です。条件が満たされているのであれば、全体は難しいけれども小部分というような利用の仕方になるかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">この事例で見たときに、本当にそのものが必要なのかという観点で、ジャニーズやディズニーが果たしてそれに当たるのかというところの判断は、一つあるかと思います。研究する成果物としてディズニーのイラストを出さなければならないというようなケースであれば該当することもあるかと思いますが、資料を華やかに見せるためだけに使うとなると、制度の対象からは外れてしまうと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">実際この制度は、先生と生徒が利用できる制度にはなっているのですが、生徒の利用の仕方についても、先ほどと同じように先生に説明責任が求められることになります。この制度を使うときにはぜひその生徒にも、「注意が必要だよ」と先生から教えていただければと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">ちなみにSARTRASがFAQをホームページに載せているのですが、その中の一つに「子供に関心を持ってもらうためアニメ映画やマンガのキャラクターの画像を画面に貼り付けたいと思います。この場合、権利者の許諾が必要ですか」というものが載せられています。この回答ではアニメ映画やマンガ、テレビアニメのキャラクターの利用については、授業の目的に照らして「必要と認められる限度」にあたらない、と考えるのが権利者側では一般的であるということで、トラブル防止の観点からも個別に権利者に許諾の要否についてご確認ください、という回答になっています。ですからこの辺は注意が必要かと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）難しい質問にお答えいただいて恐縮です。最後に一つ質問させていただきたいのは、小部分の解釈が非常に難しいと感じていまして。例えば、教科書見開き1ページの右下の半分だけというようなものが小部分という解釈になるのか、あるいは教科書1冊丸々の半分、40ページあったら20ページが半分以下で小部分という解釈になるのか。また楽曲の場合は、1曲の中の数十秒みたいな部分が小部分になるのか、それがアルバムという単位になったときに、半分以下であれば小部分になるのか。もちろん必要と認められる部分を使うということは前提ですが、過大解釈をすればするほど、小部分の解釈も小が中になって、大になって、人の感覚によってだいぶさじ加減が変わってくるので、どういうふうに捉えたらいいのかというのが、最後にお聞きしてみたかったことです。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）教科書のところでも申し上げましたが、先生のおっしゃる例で言うと、教科書の1冊そのものを著作物の一つと捉えるのではなくて、見開きページの中で、例えば小説のある一部分が載っているとすると、その部分だけで一つの著作物と捉えます。楽曲についても、アルバムという単位ではなくて、その曲を一つの著作物と捉えますので、例えば1曲の中の数十秒が、小部分に該当するかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（高瀬先生）なるほど。やはり1曲の中の、1ページの一作品の中の、というのが一つの単位なのですね。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）厳密に言うと、1ページの中に小説の一部分とイラストがあれば、それは別個の著作物だと判断をします。ただ、運用上はスキャンすると難しいところがあるので、許容範囲はあると思いますが、著作物の考え方としてはそういうことになります。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（越智）生徒の成果物として、いわゆるアニメや漫画、TVアニメのキャラクターなどは、トラブル防止の観点からも基本的には権利者の許諾を得ながら使用するのが良いということでしたが、いわゆる画像提供専用サイトなどがありますよね。実際私が今使っているミッキーもそういうサイトから買って使っているのですが、もし利用したい場合はそういうところから利用すると良いんじゃないかという視点は合っておりますでしょうか？</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;">（木南さん）そうですね。「Web上でこういう利用ができます」と認められているものであれば、サイトの運営者が既に権利者の方に許諾を取っているという解釈ですので、そこの利用規約の範囲の中でやっていただくことは構わないかと思います。</span></p>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"> （越智）ありがとうございます。</span></p>
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<p class=""><span style="font-size: 12pt;">特集記事を読む</span></p>
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<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1849/" target="" rel="noopener">【第1弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
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<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1867/" target="" rel="noopener">【第2弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
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<li>
<p class=""><span style="font-size: 12pt;"><a href="https://kknavi.jp/feature/1883/" target="" rel="noopener">【第3弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a></span></p>
</li>
</ul>
</div>
</div><p>The post <a href="https://kknavi.jp/dx/1883/">【第3弾】「映画・洋楽×ICT」この授業って大丈夫?!〜授業目的公衆送信補償金制度から考える〜</a> first appeared on <a href="https://kknavi.jp">国際教育ナビ</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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