Progress in English 21【REVISED版】BOOK1~5
最終更新日:2022年2月24日
- おすすめしたプロフェッショナル
-
匿名先生
Progress in English 21【REVISED版】BOOK1~5
株式会社エデック
- おすすめのポイント
-
Q.良かったところ
英語を「話すこと・使うこと」を前提としたテキストなので、海外研修などでも使える実用的な英語が育つ。
テキストだけでなく、ワークブック、Repeater(音声コンテンツ)、自習帳など、多様な場面で学びに使えるコンテンツがそろっており、学習方法に応じて選択できる。
Progressを使って学んだ高度な単語や文法を海外研修のときに活用することができ、現地のネイティブから褒められたという経験も!
Q.困ったところや改善してほしいところ
なし。
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
イエズス会の神父様を中心に作成され、聖心女子学院では各姉妹校が長年にわたり使用してきたため。
Q.実際の使い方
Book4になると、生徒主体で取り組むプロジェクトやアクティビティーのパートなども出てくる。
例)
謝罪や感謝の表現の学びとして、自分が感謝を伝えたい人にThanks Cardを送ったり、謝りたいことがある人に実際に伝えたりするアクティビティー
自分が売り込みたいと思う既存の製品、または空想の製品を1つピックアップし、テレビCMのようにプレゼンテーションを行うコンテスト(コンテストで上位に選ばれたものは、その後、日本語でどうしたら実現できるかをディスカッションしたりもする)
進度としては、今までは、中1がBook1~2、中2がBook2の続きから、中3の半ば~後半からBook3に入る。高1でBook3を終わらせ、高2くらいからBook4、高3までにBook5に入る学年もある。ペースは年度によって異なる。
2021年度からは新学習指導要領のカバー範囲がBook3まで広がるのでペースアップして、1年間1冊を目標に、中3までにBook3を終わらせる予定。
●ワークブック
本校ではワークブックを主に家庭学習用の課題として取り入れており、宿題や長期休暇中の復習などに活用させ、平常点として成績に加味している。
●音声コンテンツ Repeater
Repeaterを使っての発音練習。来年度からオンライン英会話を導入予定だが、現状すでに音声コンテンツを使っての学習も行っている。
●スピーキングトレーニングとして、前日の出来事を1分間にまとめて話す「1分間スピーチ」も授業内で行っており、普段から話すことの練習も行っている。
Q.使ってみた結果
その単元で習った重要構文を使って新しい文章を生徒に作らせる、「生徒たち自身で学ぶコンテンツを作らせていく」という授業スタイルにはProgressは使いやすい。
教科書全体を通してストーリーが続いていくので、生徒が登場人物に親近感をもち、学習内容も頭に入りやすくなり、使いやすい。
例)
Book1は「日本人の男の子がアメリカに行く」というストーリー。同世代なので親しみやすい
Book3は「アメリカ人の家族がイギリスに行く」というストーリー。「アメリカ人の目に映るイギリス」を知ることができる。英語を母国語とする2つの国の歴史や文化なども学べるので、英語を学びながら比較文化や社会の学びにもつながり、英語以外の部分にも興味を持つことができる
Q.利用が向いているクラスや生徒
課題や宿題など、言われたことことをきちんとやってくれる生徒たちであれば向いてる。
「きちんとやろう」という意欲のある生徒にはいいし、コツコツできればそんなに怖い教材ではない。
声に出して読み上げたり、音声を聞いたりすることが多い授業方法には合っている。
- 匿名先生