Step Up Talking
最終更新日:2022年2月23日
- おすすめしたプロフェッショナル
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匿名先生
Step Up Talking
浜島書店
- おすすめのポイント
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Q.良かったところ
・本文のモデル会話や関連表現は、食事の注文やショッピングなどの実生活で利用できそうな、親しみやすく生徒の興味が湧くようなテーマになっている点
・Speaking教材として、20~25分程度で完結できる点
・会話の内容が、1~3往復のやりとりができる構成になっている点
・アウトプットの良い機会となるとともに既習文法や読解の復習にもなる点
・テーマや会話の内容が身近であり、写真や絵などが多く、親しみやすい掲載方法になっている点
Q.困ったところや改善してほしいところ
「塾」を”juku”としていますが、“cram school”と書き直させて教えています。
Q.導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い
・本校のALTがこの教材を見つけ、良さそうだということで、英語科の全教員で検討して導入したのが始まりです。その後も毎年検討しながら、継続して使用中です。
・Speaking教材として、20~25分程度で完結できる点が魅力的でした。(授業の後半は文法練習と長文読解に充てています)
・基本的に1~3往復のやりとりができる構成になっている点を良いと思いました。
・既習の文法ページから順に扱うため、アウトプットの良い機会となるとともに復習にもなり、理解の定着につなげられる点が良いです。
・テーマや会話の内容が生徒たちにとって身近なものである点。また、写真や絵などが多くあり、親しみやすい掲載方法になっている点も良いです。
Q.実際の使い方
Step Up Talkingは1・2年の演習で使用しています(Speaking教材)。「英語演習」という形で基本的に週1回実施しており、1年間で1冊を終えられるペースで進めています。(1年生、2年生ともに全24チャプター)
Step 1 → ALTの発話を聞いて,どんな場面かを考える
Step 2 → モデル会話を練習する
Step 3 → 関連表現を練習する
Step 4 → 実践練習する。インタビュー形式でできるだけ多くの友達と会話をする
Step 5 → 友達との会話の結果を英語で書き、発表する
という段階にしたがって、授業内でペアを組ませて、スピーキング練習を中心に行っています。Step5までの段階を授業内の約25分程度で完了させています。
本文内の既習文法の練習および長文読解は、他の教材である「基礎の強化」(新学社)を利用しています。
Q.使ってみた結果
・Step Up Talkingは既習の文法を用いたやりとり練習(Speaking)ができ、近年継続して使用しています。
・Step Up Talkingの学習中、理解しやすい内容であることもあり、生徒たちは皆、楽しそうに取り組んでいます。
・スピーキングに役立っているという実感、もしくはスピーキング能力の向上の実感は、1年間の学習を通じてあります。
・ライティングが苦手な生徒であっても、リーディングアラウドやスピーキングが上手にできる場合も多いので、生徒の英語学習へのモチベーション向上や自信につながるといいなと考えています。
Q.利用が向いているクラスや生徒
普通クラスに向いていると感じます。
- 匿名先生