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英語を使って時事問題を学び、SDGsへの意識も高まる!一歩進んだ英語学習ができる、高校生におすすめの1冊

最終更新日:2023年1月23日

おすすめしたプロフェッショナル

藤木麻由 / 北陸学園 北陸高等学校

目次

  • 英語で読んで考える 時事×SDGs Cross Bridge

英語で読んで考える 時事×SDGs Cross Bridge

文英堂

おすすめのポイント

Q. 良かったところ

時事問題について英語で学べた点が一番良かった。JALやヤマハなどのような誰もが知っている民間企業のSDGsへの取組み事例も掲載されているため、身近な企業の今まで知らなかった一面を知るという新たな発見もあった。「英語を使ってさまざまなことを学ぶ」という指導目標の達成にもつながり、とても満足している。

大学入試のことはまだ考えてはいないが職業には興味があるという生徒にとっても、取り組みやすかったのではないかと思う。

また、「読ませる」ことに特化している点も良かった。本テキストには単語の意味や英文の和訳などが載っていないため、自分の力で読み解かなければならない。生徒にとって負担は大きいが、長文読解の問題が増える傾向にある模試や大学入試のための練習としても効果があるだろう。

今回は夏休みの課外授業で集中的に学習したが、実際に使ってみると英語教材としての難易度も比較的高く、通年でじっくり学ぶ教材としても使える充実した内容だと思う。

Q. 困ったところや改善してほしいところ

テキストの後半に、各ユニットでキーワードとなる単語が掲載されているが、英文と同じページ内に記載されている方が学習しやすいと感じた。

QRコードがついているので英文の意味を理解したあとで音読練習もできるが、リスニング問題もあればさらに良いと思う。

Q. 導入の経緯や、本教材採用の意図と狙い

問題/課題:

英語を使って時事問題を学ばせたい、触れさせたいという考えがあった。

現在の高校2年生は、中学校でSDGsについて学んできている。そこで、高校ではさらにその学習を発展させ、SDGsをはじめとする時事問題について英語で学習させたいと考えた。

しかし、高校1年(新カリキュラム)の教科書ではSDGsを取り扱っているが、高校2年の教科書は旧カリキュラムのため掲載されていない。そのため、時事やSDGsについて英語で学べるCrossBridgeを導入した。

 

状況(クラスの人数やレベル):

普通科特別進学コースで、2年生の特進クラス/内進クラスに導入。

特進クラス35名、内進クラス20名。

特別進学コース全体の英語レベルは英検準2~2級程度。

 

他の類似教材ではなくなぜこれか:

英語で時事やSDGsについて学べる点が良かった。

「英語はツールであり、英語を使ってさまざまなことを学ぶ」ことを指導目標としているため、本テキストはその目標に合っていた。

Q. 教材の構成(全体構成、単元ごとページ構成)

英文読解がメイン。テキストのレベル感は高校2年後期程度。

「資源・環境」「共生」「飢餓・食糧問題」などに関連する英文ニュースや民間企業のSDGsへの取組みについての記事が掲載されている。

全部で10テーマあり、1テーマずつユニットに分かれている。各ユニットは見開き3ページ分。

時事英文が書かれている「NEWS」「ACTION」の2つのパートと、テーマに関する日本語の記事が書かれているパートに分かれている。

時事英文のパートでは、見開きの左側のページに英文、右側に設問を掲載。各ユニットの最後には「振り返りシート」としてテーマについての考察をまとめる部分がある。

Q. 実際の使い方 (どこを、どの程度のペースで等)

進め方(年/学期単位、授業単位):

夏休み中の課外授業で使用した。課外授業は、1学期修了後から10日間と8月のお盆明け後8日間の合計18日間。本テキストを使い、毎日1時間の授業を行った。

各ユニットは2つのパートに分かれているので、前半のパートを宿題として予習させ答え合わせを行った後で、後半のパートを授業で学習した。

授業は、まずページの見開き左側に記載されている英文を生徒が各自で読み、右側のページに出題されている設問を解いて答え合わせをするという流れで進む。文法のポイントや単語などは載っていないため、分からない単語があったときは授業時間内に自分で調べさせて内容を理解させていた。

英文の内容に関連する日本語の文章も載っているので、英文を読み解くヒントにさせながら最後まで自分で読ませるようにした。

ユニットの最後にある「振り返りシート」で、そのユニットで学んだことのまとめをグループワークで発表させた。

課外授業の最終日には、テキストの内容に沿ったテーマでグループごとに英語でプレゼンを行った。

 

指導する上での工夫:

英語が苦手な生徒には、ユニットごとに掲載されている日本語の記事を参考にして読んでみよう、というようにアドバイスしながら最後まで自分で読解させた。

英文を読ませる前に、「外国人労働者の問題って何があると思う?」「ジェンダー問題ってどういうこと?」のように、ユニットで扱っているテーマについて、まず日本語で考えさせることもあった。

また、時事問題に関連する動画なども活用した。

Q. 使ってみた結果

生徒からは英語のレベルが難しいという声もあった。しかし、毎回の授業で繰り返し英文読解のトレーニングができたので、「模試が簡単に感じた」「教科書の英文が苦労せずに読めるようになった」など、自分の英語力が上がったことを実感できた生徒もいたようだ。

Q. 利用が向いていると思われる学校・クラス・生徒

国公立・難関私立大学を目指すレベルの学校やクラス。

Q. 個人的にあまり合わないと思う学校・クラス・生徒

就職や専門学校を目指す生徒には必要ないかもしれない。

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藤木麻由
北陸学園 北陸高等学校

プロフィール

教員歴6年。水泳部副顧問をしています。趣味は音楽で、元々フェスやライブに行くのが好きです。好きなアーティストは「The1975」。

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